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こんにちは!るってぃです!

昨日、「今日から人生を変える本の読み方と伝え方」というイベントを開催しました。珍しく僕主催です。

100名以上参加者が集まりまして、自分で言うのもなんですが「登壇ゲスト・参加者・スペース提供者」の満足度が高い三方良しなイベントになったと思います(ぜひTwitterで #人生本 のハッシュタグで追ってみてください)

ただ、ファシリテーターに専念して自分が伝えたいことを全く伝えられなかったので、この記事に僕の本に対する想いをまとめたいと思います。

ぜひ、かつての僕のように「本嫌いな人」に読んで欲しい記事です。

25歳フリーランス1年目、僕と「本」の出会いは電子書籍からでした

僕は2016年の12月まで、いわゆる「本」というものを読んだことがありませんでした。

昔から活字が苦手で、読むのはマンガばかり…。小学生の時はドッヂボールばかりで、図書室に通った記憶がほぼありません。大人たちからは

 

「本を読まないと賢くならないぞ」

「成功してる人はみんな本を読んでる」

「本を読めば年収が上がる」

そんなことを言われ続け、「何が読書だ。俺は本読まない分行動で補ってるからな!」という反骨心なのか、コンプレックスなのか分からない感情を昔から抱えていたような気がします。

まあ行動力だけが取り柄なので本からの知識ではなく、クラウドファンディングでお金を集め、世界中の人と会って「対話」から情報を得てました。その方が情報の鮮度も濃さも高いだろうと思ってましたからね。

 

それでも振り返ってみると、ガラケー時代からにちゃんねるやテキストサイトは読んでいたし、今のSNSに移行してからもWebコンテンツに関してはかなりの量読み込んでいたんですよね。

「ネット上の字は読めるのに、紙の本は読めないのはなんでだろう?」

「なら電子書籍ならワンチャン読めるんじゃね?」

フリーランスとして独立した2016年、ふとそんなことを思い、Kindleを購入しました。

それで試しに電子書籍読んでみたら、読めたんですよね。

「いやいや何普通のこと言ってたんだよ」と思ってるかもしれませんが、25年間本読めなかった人間からするとこれ、まあまあな衝撃ですよ。こんな手があったのかと。

というか時代の進化すげぇ。本はかさばるけど、電子書籍ならクラウド上に保存して世界中に持ち歩けるし、ガンガンマーカー引けるわ、キーワード検索できるわ、スクショ撮ってSNS上にアップできるわ、と。

つい最近まで家賃0円の2畳半の部屋で生活していたのもあって、本を置くスペースがなかったので気になった本は全て電子書籍でノールック購入(1ミリでもいいなと思ったら迷わずポチる)

そして、ガンガンアウトプット回していくというスタイルで(電子書籍ではあるけど)読書生活がスタートしました。

本に対して苦手意識を持ってる人は、ぜひ電子書籍からスタートするのをオススメします。

僕が思う本の魅力「たった1000円で、自宅にいながら、時代を超えて著者と対話できる」

これまで直接人から聞いた話や、フォローしてる人の発信またはWebコンテンツから情報収集していた僕が電子書籍を読み始めて気づいた「本の魅力」があります。

まあよく言われてることですが、「たった1000円で、自宅にいながら、時代を超えて著者と対話できる」ことです。

  • 本はコスパが高い(多くの本は1000円程度)
  • どこでも読める(家から一歩も出なくてもOK)
  • 1000年以上の時を超えて著者と対話できる

株式会社Waseiの鳥井さん「Webコンテンツは横でリンクする、本は縦の系譜で繋がる」とおっしゃってたのがとても分かりやすくて、こういうブログ記事は3年も前に書かれた情報だと「古い」と認識されがちなんですよ。

だから僕らみたいな情報発信者にとっても、2014年とかに書かれた記事とかってて引用しにくいんですよね。読者に曖昧な情報を伝えたくないし、昔の日付が入った記事って使いにくい風潮があります。ドメイン切れて記事自体がなくなることもありますし。

それが本だと自体の流れ(文脈や歴史)に沿って書かれているし、それが1000年以上前に書かれた本だろうが、情報を取りやすいんですよね(Webコンテンツはひとつひとつが独立してるため前後の情報を理解しにくい。その代わり横の情報展開は分かりやすい)

 

ちなみに「会話」と「対話」の違いは分かりますか?

会話は価値観が共通している者同士が話すこと、対話は価値観や目的意識が異なる者同士が価値観を擦り合わせるために話すことです。

特に昔の本や、著者が自分と違う業界の人であればあるほど、価値観や時代背景、日本人以外であれば文化も全くことなります。そんな人たちとたった1000円で、自宅にいながら対話できる。こんな贅沢はありません。本はその著者の考えや人生が詰まったものの一部ですからね。

これも鳥井さんが言ってたことですが「本には答えが書いてあるわけではなく、著者からの問いが書いてある」と。つまり本を読むことで「自分ならこの場面でどうするだろう?」と考えながら読むのが読書であって、それが著者との対話(価値観の擦り合わせ)なわけです。

本を読む目的意識を誤っていた自分に聞かせたい…この本の絶大なる魅力に気づくのに25年もかかってしまいました。

特に紙の本はコミュニケーションツールになり得る

最初は電子書籍から本の面白さに気づきましたが、最近は電子書籍で面白かった本は紙でも買うようにしてます。なぜなら紙の本にも絶大なる魅力があることに気づいたからです。

  1. テキストだから読む人の視点によって同じ本でも面白さや見方が変わる
  2. 本の中身だけでなく成功者の読み方や視点を手に入れることができる
  3. 本を媒介として人とコミュニケーションを取れたり、コミュニティを形成できる

作業の息抜きやトイレの時間に手をとってほんの数ページ読んでみたり。学びがあればしるしを入れたり、気になったことは作業を中断してでもググってみたり。電子書籍と紙の本を使い分けて、知識を吸収していくのが面白くてたまらないのです。

先月から借りたアトリエには、今の僕を形つくる上でなくてなはならない本をギャラリー的に置いてこうと思っていて、しかもそれらの本には僕のしるしがびっしり入ってます。だから本の中の情報だけではなく、僕の”考え方”や”視点”も分かるわけです(この辺りはキングコング西野さんの「しるし書店」の考え方がベースになってます)

最近読んでた本。ガンガンメモとか線入れてる

そのしるしが入った本を貸してもいいし、そのまま販売しても面白いと思うし、もちろん僕だけでなく他の人のオススメ本を飾るもの楽しいんだろうなぁ。

この「本の中の情報」ではなく「本を読む人の視点を売る」という発想に関しては以前からぼくも「成功者のフィルター(視点)を手に入れろ」と言っていて、とても大切なことだと思います。

 

さらに紙の本に魅力を感じたキッカケは、家にあった紙本を貸して、返してもらう時に女の子とちょめちょめしたことです(急にゲス)

そう、紙の本はオフラインで人と会う接触回数を増やすんです。これ、電子書籍だとまだ他の人に譲渡する機能がないし、WebコンテンツならメールでURL送って終わりですからね。

紙の本は手渡しだからこそ、手間はあるけどそこにコミュニケーションを取るキッカケが生まれるんですよね。

僕が本屋に興味を持ったキッカケ

そして、リアルの書店に興味を持った理由は、今年の6月に訪れた山形市にある「郁文堂」がキッカケです。

 

司馬遼太郎などの文豪がサロンとして足を運んでいた書店だったのですが、時代の変化と共に書店のニーズが減る中で、シャッターが閉まりかけていた郁文堂を山形の建築学科の学生が「リノベしたい」と懇願。

店主のおばあちゃんははじめ怪訝な顔をしたけれど、毎週お店の掃除を手伝いにくる学生らに心打たれ、リノベーションを承諾。

結果として、書店としての形を残しつつも、山形の人が集まるコミュニティスペースに変身したというストーリー。歴史を継承しながらも、店主と地元の学生が協業したケースです。店主のおばあちゅんがまた可愛いんです。

 

僕はこの「郁文堂」のストーリーと、店主・学生・お客さんの織りなすコミュニティの形に完全に心打たれました。直後にこんなツイートするくらいですからね。

日本全国に面白い本屋は実はたくさん存在する

北海道砂川市にある「いわた書店」も面白いんです。いわた書店の店主は超がつくほどの本オタクであり、

  • 最近読んだ本
  • 職業
  • ○、×、△で評価するアンケート

を記入すれば、店主がその人にあった1万円分のおすすめの本を送ってくれるサービスを提供してます(価格も1万円)

しかも、いわた書店ではこの記入シートを「カルテ」と呼んでます。つまり、お客さんが自分の読書歴を振り返ることで今潜在的に抱えている悩みをあぶり出すことができ、店主はその悩みを解決するような本を依頼者に送るというカラクリ。

学校でのいじめに悩む子供に選書した本を送ったこともあると言います。つまり、本を「コミュニケーションツール」として活用している良い例ですよね。

本って一冊たったの1000円とかだけど、人によっては勇気や大きな可能性、そして人との繋がりを与える素晴らしいものなんだなと考えさせられます。店主がインタビューでこう語ってる姿に、人柄を感じますね。

好みが明確な人はわかりやすいが、『鬼平犯科帳』と中村うさぎのエッセイどちらにも「◎」をつけてくるような“オールラウンダー”相手の選書こそ、店主の腕の見せどころ。

「そういう人には明治時代に日本を旅したイザベラ・バードの『日本奥地紀行』。こうくるか、という変化球を投げて読書の幅を広げてほしいんです」

出典:北海道書店ナビ  第207回 いわた書店

 

品川区五反田にあるのが選書する書店「フォルケ」

こちらは先ほど紹介した「いわた書店」の選書サービスと、ドイツの「本をプレゼントする文化」にインスパイアされた完全予約制ブックサロンです。

店長の堀越さんは本業は経営コンサルタント。高校を半年で中退後、2年間引きこもっていた過去を持っており、その時に自宅にあった世界文学と日本文学全集を読み漁り、生きる勇気を古典文学からもらったことが引きこもりから脱出するきっかけになった、というストーリーを持ちます。

選書する堀越さんの強みは、引きこもり時代に読み込み、自分を救ってくれた古典への造詣(ぞうけい)の深さと、15年以上も年間300冊以上の書籍を読み続けてきた膨大な読書量。そこに、経営コンサルタントで鍛え上げた、相手の気持ちを引き出しつつ、自信を持ってプレゼンテーションするスキルが加わる。

参考:<97>読むべき本を経営コンサルタントが選書 「フォルケ」

 

フォルケでは週に1~2回読書会や朗読会、セミナーなどのイベント・懇親会を開催しており、書店というよりはコミュニティに基軸を置いてます。

出版不況の中、こういったコミュニケーションツールとして本を用いてコミュニティとしての機能を担う本屋さんが増えていくと思います。

本と本屋が今とても熱い…!

出版不況と言われる中で、別の価値を持ったユニークな書店(と見せかけたコミュニティやサービス)が生まれつつあって、それも東京だけではなく、地方からも!

偉人たちの知識や庶民の生活を保存し後世に伝えるツールとしての本は昔、富裕層しか読めない特別なものだったと言いますが、印刷技術の発達により爆発的に普及。現代ではむしろ、本の方がありふれている時代です。

つまり、出版社が販売する本の供給スピードに対して、我々読者の読書量が追いついていないんです。Webコンテンツが充実しているいま、なおさらその傾向にあると思います。

「本が売れない、人は本を読まなくなった、書店もどんどん潰れていく」と言いますが、むしろその隙間に、提供できる価値や何か別の新しいものが生まれるチャンスがあると僕は感じます。

 

 

その隙間に埋もれてる本の持つ可能性を探求してしたいと思いました。世界中の面白い本屋も回りたい。

そして、かつての自分のような本嫌いだった人たちに本の奥深さを知って欲しいですね。今は紙の本、電子書籍、そして耳から聴くオーディオブックも生まれ、本の楽しみ方は多様化してます。

その魅力を伝えていきたいな。

Photo by Takumi YANO

この記事をかいた人

るってぃ

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