食に無頓着だったワイが少し意識変えたら極楽浄土が待ってた話

昔お付き合いていた方と北海道旅行したときに「ご飯、コンビニで良くない?」と言ったらキレられたことがあるくらい食に興味なかったワイです。

お金かかるし食った後眠くなるし、もはや食うことに煩わしさすら感じてました。

学生でお金がなかったからというのもあるけど、食べるためにわざわざ遠出する人の気持ちが1ミリも分かりませんでした。

食に興味ない言うてた自分が「食にしか」興味ないことに気づく

そんな自分ですが転機となったのは去年はじめて断食やったとき。

3日間、塩と水だけで生活するのですが、「食に興味がない」とかほざいてた自分がいかに食にしか興味がないかを身を以て感じました。

マジで飯のことしか考えられない。そしてご飯食べられないだけで超暇。人生が乾燥する。

つまり食は「日常に潜む最高のエンターテイメント」という考え方になったとさ。

あと、「そのおこだわり、俺にくれよ!」や「ハンチョウ」といった1人飲みを楽しむ漫画に出会ったことも大きいと思います。

料理系アカウントをツイッター検索すると大体アタリ!

いきなり「1食も無駄にするな!」なんて言いませんが、3日に1回は少し良いとこ行ってみたり、せめてチェーン店の回数を減らしてみるとか。(チェーン店が決して悪いというわけではない)

自分はよく旅先の見知らぬ土地でもこの方法で検索すれば大体当たりです。

この検索方法は本当にオススメ!案外みんなツイッターのfrom検索とか知らないのでこの記事読んでほしい。僕が記事に登場します。

Twitterの使える「検索コマンド」を厳選紹介! ユーザーや期間を指定して検索する方法を人気ツイッタラーが解説

Googleだと誰が書いたか分からないキュレーションメディアの情報で信用できないし(最近は多少マシになってきたと思うが)、インスタだと特定のキーワードで検索しにくいんですよね…。

なぜ美味しいのか踏み込んで考えてみる

また、今まで意識したことなかったが「美味しい理由を考察→言語化→検証」しはじめたら料理が一層楽しくなりました。

これ、美術はじめてからやり出したことなんですが、「なぜこの絵で感動したのか」をしっかり言語化して考えるクセをつけてます。それを食にも転用するという。

「美味しい〜」から一歩踏み込んで、「なぜ美味しいと感じるのか?生産地はどこ?空間や食器がそうさせる?シェフは何にこだわってるのか?」を考えてみる。

答えは直接シェフに聞いてみてもいいでしょうし、有名店であればググればだいたいインタビュー記事やブログがあるから答え合わせのように見るのも楽しい。

代々木上原のsio

「ラーメン発見伝」という漫画で「奴らはラーメンを食ってるんじゃない。情報を食ってるんだ!」という言葉がありますが、人の味覚って実はあまり頼りにならず、圧倒的に視覚と聴覚から情報を取ってます。

芸能人格付けチェックでも高級ワインと安ワインを間違える姿はおなじみですしね。

テーブルに料理が出されるまでのストーリーやシェフの哲学、食の知識を知れば料理が一層美味しく感じるという。

視覚美術ではなく概念にこそ価値があると提示したのがマルセル・デュシャンみたい。

そして「1日3食勉強できる機会を与えられている」と考えると、これほど楽しいものはないです。

上手い飯は極楽浄土

「1食2万する良いとこ行け!」という話ではなく、せっかく毎日2〜3食口にする”チャンス”があるのからそこ少しこだわれば成長できるし人生楽しくなるんじゃね?!という考察。

毎度意識高くしてたらしんどいし、テキトーに。でも本当に美味しかったところはめっちゃ分析して言語化したりお店の人とコミュニケーション取ってみるとかね!

食からコミュニケーションを考えてみる

というわけで、最近食にハマってるという話でした。

思えば自分コミュニケーション大好き野郎なのにそこ拘ってないの、おかしいなと。

美味しい店知ってたら話のフックに使えるわ、デートや会食誘いやすくなるわ、絶対に損は絶対なくて。気づくの遅すぎたわこれ。

次はたぶん自分で作り出すな。笑

追記:作り出しました

元板前から1ヶ月料理を本気で教えてもらった