先日、オンラインでインタビューを受けました。

その方はこれからフリーのスポーツデザイナーとして心技体(つまり学校の保健体育で教えていたようなこと)の重要性を伝えていくそうで、「るってぃさんなら、どのように心技体について発信していくか」と尋ねられました。

僕の回答としては「ただ心技体を発信するのではなく、その根底にある死生観についても深く発信すること。そこらへんの死生観と健康情報が紐づいてないから、日本では予防医療とか性教育が広まりにいんじゃないかなぁ」 です。

「好きなことで生きていく」とか「人生100年時代」とか、”生き方”のほうばかりフォーカスされてるけど、実は”死に方”や”死に様”を設定することも、生き方と同じくらい大切なんじゃないかな〜と最近考えてます。

僕が健康に気を使うワケ。人は自由に生きるより、自由に死ぬことの方が難しい

定期的に断食やったりと健康に気を遣いつつある僕ですが、死に方とか健康について考える原体験を辿れば、中学1年生の時に母方のおじいちゃんがアルツハイマーになったのがキッカケかもしれません。この時に「あ、死ぬのもその人の自由じゃないんだな」って思いました。

例えば事故とか、突然の心臓発作とかで意識不明なります。本人に意思決定する意識はもうありません。医者は儲かるので延命治療を勧めます。家族も長生きしてほしいと願うし、わずかな奇跡を信じて延命を願います。投薬や手術は当然苦痛を伴います。たとえ苦しくても、本人はそれを断ることができません。なぜなら日本では安楽死はまだ認められてないからです。

そう、もし明日そのような事態になって病院に運ばれたら、死ぬタイミングも自分で決められない地獄陥ります。つまり、完全な植物人間です。

だから、「健康に死ぬために健康に気を遣おう。勉強しよう」という意識に変わってきました。

たまに「俺、あした死んでも良い気持ちで生きてるから」とか健康度外視して全力で生きることをドヤってくる人いるんですけど、今の日本では交通事故や自ら命を絶たない限り、自由に死ねるケースの方が少ないと思うんですよね。

テレビ見ながらポックリ逝ける人の方がレアだと。ちなみに日本人の老衰の割合は6%です。超低い。

だから「安楽死」も自分の中で大きな研究テーマのひとつで、法律で安楽死が認められているオランダに定期的に行ったりしてます。

多角的視点から死生観を考える

冒頭の「るってぃさんなら、どのように心技体について発信していくか」という質問に戻ると、こういった死生観についてあらゆる角度から学び、紐付けながら「心技体を学ぶ意味」を伝えていくことが大切だと思います。

僕の場合、「自由に死にたいから健康について学ぶ」という感じでしょうか。ただ闇雲に「健康は大事だ〜!」と発信してもみんなやりません。意味を見出せないから。

例えば「なぜタイでは身体を売る人や性転換する人が多いのか?→それは仏教の輪廻転生の考えが深く宿ってるから」みたいに、その国の文化・宗教・抱えてる問題などから死生観を考察しつつ、「じゃあなぜ彼らはこのような行動を取るのか?」について考えていくことが重要じゃないかなと思います。

そうやって掘り下げていくことで意識を変えていけば、日本の予防医療が発達していくと思います。超高齢化社会を迎え、歳入48兆円のうち28兆円も医療費として出ていく日本の課題を解決していくには、根底にある“学ぶ意識”を変えなければいけないと思います。

何事も「出口戦略」を決めることが大切。それなら「人生の出口=死に方」を定めることも大切では?

ビジネスでも何でも「出口戦略」を設定することが大切だとよく言われますが、僕たちは自分の人生を経営してるのだから、そこに関しても「出口=死に方」を考えてるも大切だと思います。

もちろんここに重い意味はなくて、ポジティブな意味での「死に方」です。

例えば僕は自分の人生を50年で設定してます。理由としては「人生100年時代」という言葉に甘んじてのらりくらりする自分を奮い立たせるため。戦国時代の人たちの平均寿命と設定すると、27歳の自分はもう折り返してて、死ぬまでにやりたいことを全て実現したいと思うとのんびりしてはいられません。

大抵のことは、始まった瞬間から”終わり”に向かってます。

バンドは結成した瞬間にいつか訪れるであろう解散に向かうし、会社経営もいつか必ず終わりがあります。

“どう生きるか”も大切だけど、それと同じくらい、”どう死ぬか”について考えてみてることも大切ではないでしょうか。

 

この記事をかいた人

るってぃ

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