2016年〜2018年
2019年〜2020年
20221年〜2023年
「プロ無職とは何か?」と問われたら、いまの価値観としては「曖昧にする」ということなのかなぁ。固着することから離れ、何かと何かの”あいだ”を生きる状態にする。例えばプロ無職なんて「エンジニア」とか「デザイナー」とか既にある肩書きと違ってめっちゃくちゃ胡散臭いじゃないですか。
でも、そうやって曖昧にすることで無限の可能性が開ける。つまり、偶然や予想外に遭遇しやすくなる。そして心動いたものには瞬時に飛びついて、自らを変容させていく。無職とは無色透明、つまり、何者でも何者にでもなれる無限の可能性を秘めています。「無」って面白くないですか?笑
逆にデザイナーを名乗ってるとデザインの仕事はめっちゃくるでしょうが、それ以外のあり得た出会いは切断されてしまうかもしれません。(例えでデザイナーを出して申し訳ないです。恨んでるとかではない)
自分の立場や肩書きを固定化することは安定と引き換えに、何かを取りこぼしていることとも言えます。
「スマホ1台旅」なんかは、固着した場所から瞬時に飛びだそうぜ!という提案です。
自分がやってることって本当にそういうことなんですよね。プロ無職を名乗っていたら、まさか自分が現代美術をはじめるとか。次はフランスに向かおうとするとか。
こういう生き方を絶対にしろ!という訳ではなくて、長い人生の中にこうした「無職(無色)」の期間を挟み込むという提案です。それは「本当に仕事を辞めて無職になること」だけに留まりません。
生活の中の思考や実践の中で作り出すことが可能です。