クラウドファンディング成功の秘訣は、いかに事前に「ストーリー」を作れるか

3度もクラウドファンディングしてると、なんとなくサクセスまでの手順がわかってきます。

クラウドファンディング成功に最も必要なこと、それは「いかにストーリーを作れるか」です。

そのストーリーに共感することで、人はプロジェクトに支援してくれます。

ではまず、クラウドファンディングにおいて一番やってはいけないことから紹介していきましょう。

初心者がやりがちなミス:いきなりプロジェクト始める

何気なくFacebookを眺めていたら元々の友人が

「突然ですがクラウドファンディング始めました!」

「情報解禁!クラウドファンディングスタートです!」

と、いきなりプロジェクトを開始してタイムラインを盛り上げ始めます。


これはクラウドファンディングにおいて絶対にやってはいけないことです。

なぜなら、いきなりプロジェクトを始められたので、そこに至るまでのストーリー性を全く感じることができないからです。

人は共感することで応援したくなる生き物

人はどういうときに他人を応援したくなるか?それは共感したときです。

「クラウドファンディングは準備で決まる」と、これまでしつこくブログで書いてきました。

クラウドファンディングで重要のは、プロジェクト開始までにいかに共感するストーリーを作れるかで決まります。

  • クラウドファンディングをしようと思った経緯
  • プロジェクト公開までの準備
  • 試行錯誤の過程

自己紹介のとき、地元が偶然一緒だったり、送ってきた人生の過程が似てる人と仲良くなりやすい…なんて経験ありませんか。

人は、相手の持ってる背景(ストーリー)に共感することで、距離が近くなり、応援したくなる生き物です。

例えば僕のクラウドファンディングの例で言うと

ちょうど1年前、「7万入った財布を取り戻すためのクラウドファンディング」を実施しました。


ただ「財布落としたから支援してくれ〜」じゃ、絶対に支援は集まりません。

いかに「財布を落とした」ことにストーリーを持たせるかが重要なのです。僕は財布を落とした理由と過程、そして支援金でなにがしたいのかをブログで発信しまくりました。

財政破綻した町「夕張」で、未来の日本の縮図を見た【前編】
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財布落として一文無しになったが札幌のAirbnbホストさんに助けられた
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7万円入った財布を無くしたのでクラウドファンディングで取り戻します!

結果は見事4時間でサクセス!

2回目の「シリコンバレーの最先端の生き方・働き方を勉強したい!」では、なぜシリコンバレーに行こうかと思ったのかまでのストーリーが書かれてます。


Airbnbで潰れかけのパン屋の再生を請け負うことになった
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「世界の素晴らしいホスト6選」に選ばれAirbnbの創業者と対面した
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「世界で戦える人間になりたい」と思い、シリコンバレーに行きたくなった

結果として目標の30万円もクリアし、54万円でサクセスしました!

クラウドファンディング公開前に下書きを公開しよう!


これはクラウドファンディングに限らずですが、これからの時代、モノを売るには「いかにストーリーを作れるか」が重要になってきます。

いきなり「クラウドファンディング始めました!」ではなく、なぜクラウドファンディングを始めようとしてるのか、経緯をブログで発信したり、準備中の様子をバンバン公開しちゃえばいいんですよ。

下書きのプロジェクトを事前に公開するのはオススメです(CAMPFIREならできます)。

そこに対して第3者が「ここはこうしたほうがいいんじゃない?」「いやこのリターン追加どう?」と、口を出してきたら勝ちですよ。口を出してしまった時点で、そのプロジェクトが「他人事」とは思えないはずです。

僕も、公開前のプロジェクトのページをSNSやLINE@で公開してたし、文章の添削とか、欲しいリターンも読者の人からフィードバックもらってました。

クラウドファンディング公開前から1人でも多くの人を巻き込み、ストーリーを作り上げる。共感してくれる人をどんどん増やしていく。

これからクラウドファンディングをしようと思ってる人は「ストーリー作り」を意識してみてください。

クラウドファンディングとは?累計400万円以上集めたプロが徹底解説