アート作品を買うのって全然平等じゃない件

作品を毎日作る日々ですが、作品を収集するために日々情報戦と戦っているプロ無職です。

アートをたくさん観てるとコレクションしたくなる作品や作家さんが出てきます。

もしその人がまだこれから、という若手作家なら個展に行けば(少なくとも初日に行けば)購入することは可能ですが、売れっ子となると、初日の個展開始時間に行ってもすでに全部の作品が完売してるという絶望の状況に陥ります。

人気の作家はプライマリーでまず買えない

本当に良い作家の作品は、情報が表に出る前にコレクター内で共有されてすべて買い取られてます。

それに展示会の前日に、コレクターや関係者だけを集めたクローズドのパーティーをやってたりします。

これは駆け出しコレクターが最初にぶち当たる壁でしょう。笑

まあアートに限らずどの業界でもある話ですが。本当に良い物件って不動産屋に載る前に契約されてますからね。

人気の作家にはウェイティングリストなるものが用意されています。申し込んだ順に優先的に新作を買える権利みたいな、数ヶ月や数年も「購入待ち」なんて状況もザラにあります。

駆け出しコレクターが人気作家をプライマリー(一次市場)で買うのはとっても難しいのです。

唯一確実に買える方法はオークションなどのセカンダリー(二次市場)で買うことですが、プライマリーの数倍、数十倍のお金が必要になります。

いかに才能ある作家を売れてない時に発掘できるかという審美眼が問われますね。

抽選販売の不透明性について

他にも「抽選販売」の不透明性も気になるところ。

抽選と言ってるのにフタを開けてみれば大体有名コレクターが当選してます。

これは転売屋による転売防止対策なので仕方ないのですが、この辺は近い将来ブロックチェーン技術で解決できるのではないかと思っています。

アート業界における美術作品の転売について思うこと

作家/ギャラリー側は、長くコレクションして応援してくれる人に買って欲しいので、コレクター側が試されてる感がすごいです。

この数ヶ月いろんな抽選申し込んでますが当たったの1回だけ。欲しいと思った作品はとりあえず申し込んでおきましょう。

コレクターとしての実績を積み重ねていくためには

という事情を踏まえた上で、駆け出しコレクターが良い作品(本当に欲しい作品)を買うためには

  • 自分が一体何者で
  • どういう作品が好きで
  • なぜそうした作品をコレクションしていて、
  • どういう目的があるのか

を明確にする必要があると感じました。コレクターとしてのポートフォリオ作りですね。

とは言え僕もコレクションはじめたばかりなので、まずは以下のことを意識して行こうと思います。

1)買いながらアートを学んでいく

もうとにかくいろんな展示やギャラリーに足を運んで、買える範囲で好きな作品を買う。最初はこれしかないと思います

買ってみることで現代アートの知識や流行、ギャラリーごとの特性がだんだんと分かってきますし、とにかく観て学ぶことで審美眼と教養を鍛えます。

それと「アウトプット前提のインプット」というのは本当にインプットの精度を上がるもので、作品を買うことを前提に観賞すると、見える情報が全然違います。(もちろん美術館に行って値段の付いてない作品を観賞するなどバランスが大事)。

あと他のコレクターさんのSNSやブログをチェックしたり、抽選申し込んだりとやれることはやってます。

2)作家やギャラリストとコミュニケーションを取る

通ってるとギャラリストに顔を覚えられたりするんですが、仲良くなると上に書いたような内覧会に招待してもらえたり、展示会の前に値段のついた作品リストをもらえたりするそうです(そして事前に購入や予約ができる)。

でもそれを目的にコミュニケーションを取りにいくのは違いますよね。

結局は人と人、本当にアートが好きな人って話してたら分かるはずです。それをしっかりアピールすることは大事。投機目的の人とかすぐ見破られそう。

3)過程を発信する

これから自分がやろうと思ってることですが、1で学んだことをアウトプットすることでアートの魅力やコレクションの楽しさを周りに伝えて行こうかなと思います。

そうすることが、2や他のコレクターさんとの交流に繋がってさらに入ってくる情報の精度を上げれると思ってます。ここは得意分野!

てかよくよく考えたら当たり前のことだな…。笑

楽しくアートコレクターとしても活動していければなと思います!

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