結婚しても海外で「本当にやりたいこと」に挑戦する画家に取材した

みなさん突然ですが、「結婚」に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか??wedding_syukufukuめちゃくちゃ幸せそうですよね〜。羨ましい。羨ましすぎる。

しかしその反面、ネガティブな意見も聞きます。

「結婚したら自分の好きなことができない。だから独身のうちに好きなことやりな」と。

自分だけでなく、パートナーや子供も支えていかないといけないですからね。

しかしそんな中、「結婚しても好きなことで生きていける」ことを証明するために仕事を辞め、自分の好きなことで海外に挑戦するミレニアル世代がいます。

今日はそんなチャレンジャーなミレニアル世代を紹介しましょう。アーティストODAさんです!

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アーティストODA

結婚しても最幸の生活を実現するために、夫婦で会社を辞め、画家としてオーストラリアで活動。全員がやりたいことができる世界を目指してブログで発信中!夢は「和の國の開國」と「世界全員アーティスト化」

大学→就職という「普通のレール」に乗れてしまった

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rutty「*どうもお久しぶりです〜!ODAさんってこれまでどんな経歴を送ってたんですか?」

oda「親が広告代理店を辞めて画家をしてたり、周りが芸術家だらけで、だから物心ついた時から絵を書くことに興味があったんだ」

rutty「でも最近まで会社に勤めてらっしゃたんですよね?」

oda「そうそう。勉強が好きだったから高校→大学→就職みたいな言わゆる“レール”に乗れちゃったんだよね。化学製品は薬品だけでなくスマホケースや宇宙船に使われたりなんでもなることに興味を持って、化学メーカーに就職したんだ。でも希望は営業職だったのに、経営企画・分析に回されて、やっぱり面白くなくて…」

「え、経営企画・分析とか面白そうなのに!」

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oda「いや〜大企業の経営企画は新しいことを生む感覚がなかったんだよ〜!”従来通りの型にはまってる”みたいな」

がむしゃらに「自分が何をしたいのか」模索し始めた

rutty「やっぱりそんなもんなんですかね。それから『画家』を目指すことになったんですか?」

「入社2年目に自分が何をしたいのか模索し始めて、劇団ひまわりに入ったり、FXを始めたりしてみたんだ」

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rutty「劇団ひまわり!?役者もやってたんですね!」

oda「楽しかったよ〜そしたらたまたま映画の撮影でバンクーバーに数ヶ月行けるチャンスがあったんだ。アジア顔で演技できるやつを探してるとのことで。けど当時は仕事辞めて海外行く勇気がなかったんだ…

rutty「やっぱり安定した環境を離れて海外でチャレンジするって中々勇気のいることですよね」

「それで就職2年目の終わりに『絵を書くこと』や『表現すること』の楽しさに徐々に気づき、ロンドンの芸術大学に1週間授業を受けに行ってみたら『割といけるな』と思った」

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rutty「そこがターニングポイント的な」

oda「入社3年目くらいから『絵を描く』欲求が抑えきれなくなり、絵のワークショップや絵の販売など、今の活動を始めた感じだね」

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そして25歳で結婚&退社 年収1000万を捨てる

oda「そして今年の6月に結婚したんだ(25歳)」

rutty「あ、今年なんですね!」

oda「そして先週、3年半務めた会社を退社。結婚の報告をした半年後に退社の報告で、人事めちゃくちゃびっくりしてた」

rutty「でしょうね」

oda「奥さんも退職しオーストラリアに付いて来てくれるんだ。奥さん薬剤師で年収も高かったから2人合わせて年収1000万円世帯だけど、それも捨てて

rutty「端から見たら完全に頭おかしい人ですよね。どんな反応でした???」

oda「『退職して画家として絵を描きに行きます』と伝えたら『??????』って反応だった」

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rutty「経営分析とかしてた人がいきなり画家ですもんね」

oda「でも最終的に会社の人が画家としての活動に賛同してくれたんだ。上の人が『自分の好きなことをやるべきだよ』と言ってくれたのは本当に嬉しかったね!同期も『やっぱりやりたいことしないとなー』と言ってた」

rutty「円満退社だー。あんまり聞かない印象でした。」

oda「でも『画家って食ってけんの?』という目はあったよ(笑)。それでも全部捨てて、オーストラリアで『本当に自分のやりたいことをやる』と決めた。これから『結婚してても、仕事を辞めてもやりたいことはできるんだぞ』ってことを証明しに行くよ!」

「もうかっこよすぎでしょ!!」

ネットを駆使すればやりたいことができる、海外でも挑戦できる

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rutty「今の時代インターネットの力をうまく組み合わせれば、海外でも戦えると思うんですよね。旅の資金調達のためにクラウドファンディングにも挑戦中なんですよね???」

oda「クラウドファンディングも(取材日の)昨日、目標金額を達成したんだ!しかも退社した職場の人が支援してくれて」

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「素晴らしい!!もう本当に『やりたいことしたい!けどお金がない…』は言い訳にならない時代に来てるんですよね。ネットを使って資金も集められるし、協力者を集められるようになってるんですよね。

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oda「本当にるってぃくんの活動はいつも参考にさせてもらってるよ。海外の画家さんでも、ネットを駆使して成功してる先駆者もいるんだ」

「デジタル・ネイティブの僕ら(ミレニアル)世代だからこそですね」

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アーティストとしてこれからの目標

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oda「奥さんと2年前に付き合った日に『いきなり仕事辞めて海外に行くことあるかも』って宣言してたんだよね。そしたらその日からお金を貯め出して、それを見て『あ、この子と結婚しよう』と思った。奥さんは画家じゃないのに、仕事を辞めてオーストラリアについて来てくれるし。」

rutty「いや本当に奥さんすごい」

oda「クラウドファンディングで資金を集めてるし、奥さんも付いて来てくれるからもうやるしかない。本当に人のためなら頑張れるよ」

rutty「これからの目標は???」

oda「まずは向こうで頑張って『結婚してても、仕事を辞めても自分の好きな事で生きていける』ことを証明する

rutty「やっぱり結婚しちゃうと『もう自分の好きなことはできない!』と思う人がいる(自分もそう)ので、ぜひ証明して欲しいですね!」

oda「後は海外で挑戦することのハードルを下げたい。るってぃくんはスースー海外行くじゃん。でもやっぱり普通の人からすると海外で何かに挑戦するって相当ハードル高いことなんだよね」

rutty「そうなんですよね〜、もう自分だと『なんでみんな海外怖がっていけないのか』分からなくなってくるんですよね」

oda「だからブログで英語の上達ノウハウを発信したり、Airbnbとも組み合わせてハードルを下げれるようなことをしていきたい」

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rutty「それで海外に興味を持って『世界で挑戦する同世代』が増えたら本当に面白いですよね!」

結婚しても自分のやりたいことをする、ODAさんの挑戦が始まる!

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さて、今回は「結婚しても最幸の生活を実現するため」に画家として海外で活動することになったODAさんを紹介しました。

奥さんと一緒に安定した会社を辞め、クラウドファンディングで渡航費を調達し、オーストラリアで挑戦する姿は本当にかっこいいですよね。

これぞ、ミレニアル世代的な生き方!

ODAさんのブログはこちら→パンダは地球を救う

クラウドファンディングページはこちらです→会社を退職してオーストラリアでライブペイント・ワークショップに挑戦したい!

追記:この取材から2年後に、YouTubeチャンネルでも織田ちゃんと対談してます!

>これまでのインタビュー記事はこちら