名作と呼ばれる作品は、書き出しが素晴らしい

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あさ、眼をさますときの気持ちは、面白い。

太宰治 「女生徒」

名作と呼ばれる作品の共通点は書き出しが素晴らしい。

太宰のこの言葉と出会ってから、毎朝の目覚めが楽しくなりました。寝ぼけながらいつも「なるほどね〜」とか言いながら寝起きの自分の気持ち確かめてみる。

だけど、今日は低気圧で頭が痛い。前日に夜更かししたからか、足に力が入りません。

さて、今日はどんな1日にしましょうか。プロ無職だから、決められたレールをただ走るのではなく、自分でそのレールを作っていけるのだから。

雨が上がったので外に出かけることにしました。

自転車でいつもの道を走っていく。すると、見慣れない服屋さんを見つけました。外から覗いてもそのお店はオシャレということが分かります。店員さんがイカつそうだから一瞬躊躇したけど、今日はまだなにもしてないし、素敵な1日にするために入ってみることに。

店員さんは見かけとは裏腹に、とても優しい声を持つ人でした。パリとベルギーから買い付けをしていて、洋服だけでなく、向こうのアーティストの作品も置いてありました。つまり、俺好みだ。

小一時間ほど喋ったと思います。パリと金沢が似てるとか、アンディ・ウォーホルがかけてたメガネを鯖江の職人さんに再現してもらったとか。置いてたアーティストがとても興味深かったので、そのアーティストのインスタアカウントを教えてもらい、フォローしてお店を後にしました。

次にいつも行ってる画材屋に向かうも、お店は閉まってました。木曜日が定休日だとは。

逆に、休業再開した定食屋さんで豚バラ定食を食べることに。だけど、はじめて食べたときほどの感動はありませんでした。絵の具が欲しかったので東急ハンズも寄ったけれど、画材が置いてなかった。下の本屋も、入ってものの5分で閉まってしまいました。

なーんだ。でもこの感じ、全然嫌じゃありません。いつもの場所に行って、目を瞑る。めちゃくちゃ蚊に刺される。

6月の湿り気と、しぶとく日が残る19時の時間帯がこんなに素晴らしいなんて、28年生きててはじめて知りました。

去年の今頃はパリにいて、あそこは22時まで明るいからよく分かりませんでした。

スマホを覗く。すると、先ほどフォローしたパリのアーティストからフォローが返ってきてました。「今日はどんな1日にしようか」とはじまった1日が、パリと金沢が繋がって終着。SNSのある時代。すごいところに自分は生きてると実感します。

とても良い気分だったのでセブンで大好きなお菓子を買う。家路に着くと、いつもはトイレに置いてる詩集を持ってきて声を出して読んでみる。すると、金子みすゞの「おかし」という詩がマッチしました。

いたずらに一つかくした
弟のおかし。
たべるもんかと思ってて、
たべてしまった、
一つのおかし。
かあさんが二つッていったら、
どうしよう。

おいてみて
とってみてまたおいてみて、
それでも弟が来ないから、
たべてしまった、
二つめのおかし。

にがいおかし、
かなしいおかし。

詩は音読すると、印象が変わります。

ああ、なんか書きたいな〜ってパソコン立ち上げる。買ってきたお菓子を頬張りながら、こちらの記事を読む時間は格別だった。

小学1年生ぶりに、父の前で真っ裸になった話

 

また、こちらの記事の書き出しも大変素晴らしいところにある。

夫のことが好きだ。困ってる人に貸したい。

夫のこと好きな理由。

美しい文章に出会えたとき、とても幸せな気持ちになります。

同い歳のいとこから電話があって、明日仕事終わり焼肉を食べに行くことになりました。

なんかこの感じ、すごくいい気がする。

内容がない日記。

でも、本当に書きたいし読んで欲しい文章はこういうのなんだよなぁって、明日朝起きたときどんな気持ちなのか知りたいから早く寝よ。

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