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「好きなことで、生きていく」

YouTubeで繰り返し謳われていた、誰にとっても魅力的なフレーズです。

最近、プライベートで伊豆大島に何人かで一緒に行ったのですが、その中に「好きなことで、生きていく」を実践している昆虫食YouTuberさんしちさんに出会いました。

いきなり強烈な絵面失礼します

彼女は、YouTube上にセミやタランチュラ、カブトムシまで様々な昆虫を調理して食べるという動画を上げながら、エンジニアとしての本業で生活しています。

そこで今回は、昆虫食の魅力にとりつかれたさんしちさんの

  • 大学院3ヶ月前の内定取り消しになった話
  • 3社転職しフリーランスになるまで
  • 昆虫食YouTuberになるきっかけ
  • 知られざる昆虫食の大きな魅力

を中心にインタビューしてきました。 どれも変わったエピソード盛りだくさんなので、ぜひ最後までご覧になって彼女の面白い人生に存分に触れてみてください。

※途中で虫の幼虫の写真が出てきます。虫が苦手な方はご注意ください。

エンジニア兼昆虫食YouTuberさんしち

 

大学院卒業前に内定を取り消し。3ヶ月の無職期間を経て、エンジニアとして会社に就職。結果3年間で合計3つの会社で勤務。その後フリーランスへ。

「セミ おいしい」という検索ワードをキッカケに昆虫食の魅力に取り憑かれ、昆虫食YouTuberとして活動。

ミルワームを調理しブラウニーにしてみたり、巨大なヘラクレスオオカブトを食べるなど昆虫食の魅力を存分に発信。

現在、フリーランスとしての働き方に区切りをつけ2019年1月よりエンジニアとして会社員に戻る。直近の目標は「昆虫食で起業すること」

美術ではなくエンジニアの道へ。しかし就職3ヶ月前に内定を取り消される理不尽な目に…?

 

——大学院卒業後、就職して働くまでの経緯を教えてください

さんしち:大学では建築学科に通っていましたが、美術館に行くのが好きだったので、大学院はアートマネジメントを勉強できる学部に進みました。建築のようなハード面のものづくりよりも、コミュニティやサービスなどのソフト面のものづくりに興味を持ったのも理由の一つです。

大学院の周りの人は、学芸員や美術の先生になる人が多かったのですが、自分は至って普通の大学院生だったと思います。

 

——そんな中、学芸員や先生にはならずにエンジニアになる道を選んだんですね。

さんしち:大学院を通して、芸術に関する分野で起業したいと考えはじめました。なので、周囲の人のように、学芸員や先生になることには魅力を感じませんでした。

起業をするとしても、今の自分にはスキルも社会人経験もない。そう考えるとエンジニアは、給料も高いしスキルが身についたら自由に働けそうなイメージもあって、自分にとってはすごく魅力的でしたね。余った時間で、自分のしたい起業も可能かもしれないとも当時は考えていました。

 

——大学卒業後すぐには就職せず3ヶ月の無職の期間があると聞いたのですが、理由は何ですか?会社に縛られるのが嫌とか?

さんしち:違います(笑)卒業後インターネット系のITベンチャーに就職予定だったのですが、向こうの都合で卒業3ヶ月前に内定を取り消されました。大学院のある茨城から東京に引っ越しもしたのにですよ?ひどくないですか?

怒りをあらわにするさんしちさん

 

——おお、それは理不尽ですね..ひどすぎる

さんしち:当時は心の中で「死んだ」と思ってましたね。でも無職の3ヶ月があったからこそ、今でもバイトをすれば「なんとか生きていける」と思うことができています。いい経験であったことは間違いないです!

でもその後に就職した仕事がかなり辛くて、1年経たないうちに辞めてしまいました。落ち着いてスキルアップできそうな会社に転職したものの、副業が禁止だったりと制約が多く、ここも1年も経たず退社。その2社の経験を活かして、ホワイトで副業OKの会社に転職したのですが、結局半年くらいで辞めてしまいました。

3社目を退職後フリーランスとして活動してたのですが、2019年1月からエンジニアとして再就職することにしました。またサラリーマンに戻ります!

たまたま出てきた「セミ おいしい」という検索ワードが人生を大きく変える

 

——今に至るさんしちさんの経歴と分かったのですが、昆虫食YouTuberとして活動するキッカケは何だったんですか?ここまで虫の「む」の字も出てきてないですよ!

さんしち:はじめて、昆虫食に興味を持ったのは、実は大学院時代なんですよね。

私の通っていたキャンパスが自然豊かで森があるんです。だから、夏にセミの羽化が観れたりするんです。セミの羽化を生で観たことがなかった私は、友達と一緒に観に行くことにしました。

 

——ここまで、おかしいところは何もないですね。

さんしち:それでせっかく観に行くならと思って、「セミ 羽化」で調べたら、検索の下に「セミ おいしい」と出てきたんです。

 

——(おやおや。様子がおかしくなってきたぞ…)

さんしち:興味本位で調べてみたところ、セミは川エビの味がするらしいと分かり、興味を持ちました。しかも夏にセミは大量発生してるし「どれだけ食べても食費タダじゃん」とも思いましたね。「一緒に食べてみようよ!」と友達や彼氏に言いましたが、ドン引きされましたね(笑)

 

——「どれだけ食べても食費タダじゃん」じゃないですよ!僕が彼氏の立場でもドン引きしちゃいますね…笑

さんしち:自分でも変だという自覚はあったので、その後は何事もなかったかのように収まり、時は流れました。

けど、友人のシェアハウスの飲み会でセミが出てきたんです。口に入れるまでは「変な汁が出てきたらどうしよう」とか思ってたんですけど、食べたらおいしくて…!セミの幼虫もプリプリで。それ以降、虫を食べるイベントに参加するようになりました。

セミ漬けのお酒を持ってきてテンションがあがってるさんしちさん

 

——え!幼虫も食べたんですか。すごい勇気…!

さんしち:おいしいんですよ。そのイベントから3ヶ月後はゴキブリを食べましたし、クリスマスイブにも昆虫食イベントに参加しました!余った虫を持って帰ってもいいらしく、自分が住んでいたシェアハウスで昆虫を食べるイベントを自分で開催するようになりました。

 

——クリスマスイベントにも虫を食べるとは、完全にハマってますね。

さんしち:Twitterでも虫食べてる人として情報発信しはじめたり、自分でイベントを主催しているうちに「虫の人って面白いかも?」と思うようになりました。

次第に、「昆虫食で起業しよう」と思うようになって。だったらYouTuberとして有名になるのが一番早いという考えにたどり着き、フリーランスになった2018年4月ごろからYouTubeを始めました。

「虫を食べることは1つの試練をくぐり抜けたことと同義」という哲学

——まだ昆虫を食べたことない人が大半だと思うんですが、昆虫食の魅力って何ですか?

さんしち:単純に虫っておいしいんです。しかも好奇心が満たされる。

 

——確かに僕も食べたことがありますが、好奇心はすごく満たされました。

さんしち:昆虫自体の見た目は気持ち悪いし、食べるのに勇気がいるけど食べ終わったら1つの壁を乗り越えてるじゃないですか。つまり虫を食べることが1つの試練になってるんだと思います。

 

——まさか昆虫食で深い哲学を語られるとは思ってなかったですが、言われてみればそうですね。

さんしち:「食べたことあって虫いらないです」と「食べたことなくて虫いらないです」は全然違うんですよ。やったことないのに批判とか否定するのはもったいない気がするんです。

とはいえ、昆虫食はなかなか挑戦するハードルが高い人と思うので、起業して会社として社会にインパクトを与えられるようにするのが直近の目標です。多くの人に昆虫食を広めて、試練を乗り越えた人がたくさんいたらといいな思います。

真っ当に生きてても理不尽な目にあうこともある。だったら好き勝手生きたい。

なぜか部屋にある虫あみを持ってきて撮影をしました…

——最後に、この記事を読んでる働き方や生き方に迷ってる人に向けて一言お願いします。

さんしち:今は本業のエンジニアと趣味の昆虫食YouTuberとして活動していますが、元々は中途半端に働いている人間でした。それが転職3社目の会社で働いていたころ、通勤中に起こしてしまった事故によって人生観が変わったんです。

自転車に乗っている途中、前から飛び出して来た人を避けようとしたら転んで、他の人を巻き込んでしまいました。

飛び出して来た人には何の責任もなく、避けようとした私に全責任があるという結果になり、40万円ほど請求されたんですね。

その時に「真っ当に生きてても理不尽な目にあうこともあるんだな」と強く思いました。今まで、ビビって何もできてない自分が嫌になりました。

だからいま働き方や生き方に悩んでる人は、中途半端に働いたり生きるのではなく、ビビらずに好き勝手に生きて欲しいです。

もしその一歩を踏み出したいなら、ぜひ昆虫を食べる挑戦をして、勇気を踏み出してみてください。食べる勇気がない方は、まず私のYouTubeを見てもらえたら嬉しいです!

さんしちさんの魅力は「逆境を乗り越えるたび強くなる」こと

僕がさんしちさんと話していて印象的だったのが、逆境を経験した時の強さです。

内定を卒業3ヶ月前に取り消された時も、事故を起こしてしまった時もそこで腐るのではなく、得た教訓を前向きに人生に生かしている姿に刺激をもらいました。

昆虫食YouTuberと聞くと気持ち悪く思う人もいるかもしれません。でもさんしちさんは、真剣に昆虫食の可能性を信じ、魅力を感じています。

まだ虫を食べたことのない人はだまされたと思って一度挑戦してみてください。その時の勇気があなたの人生にいい影響を与えてくれるかもしれません。

さんしちさんのTwitterアカウント

さんしちさんのYouTubeアカウント

Photo by 中村創

この記事をかいた人

るってぃ

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