「インベスターZ」や「ドラゴン桜」などを描いた漫画家の三田紀房さんは漫画を書いた経験がありませんでしたが「儲かりそう」という理由だけで漫画コンテストに作品を送り入賞。そして連載をスタートさせました。
著書で漫画家になるために「練習は全く必要ない」と語っています。
仕事を先に受注してから自分のレベルを追いつかせる
完全に自論なんですが「○○目指してます」という発言そのものが目指すものを遠ざけてるような気がします。
その言葉を封印して、先に目指してる職業を名乗ってしまおうという提案です。順序はこんな感じ。
- なりたい職業を自信満々に名乗る
- 名乗ることで仕事の依頼が来る
- 受けた仕事は責任持って遂行しなければいけないので努力する(自分の実力を追いつかせる)
- スキル身につく
SHOWROOM前田さんが「英語を話せないのに英会話教室の講師のバイトを先にはじめた」という話が近いかもしれません。
前田氏は当時「大学の学費でいっぱいいっぱいで」「どうしようかなってときに『逆に先生になっちゃえばいいんじゃないの』って思った」と話し、独学で勉強を開始。休憩時間には、外国人講師たちに積極的に話しかけ、生きた英語を習得していったといいます。
名は体をあらわす
なんて諺がありますが、言葉の力は本当に面白いもの。先に名乗ることで自分を洗脳させて、その通り振る舞う。
デザイナーになりたければ「職業デザイナー」とまず名乗る。そうすることでデザイナー脳になる。デザインに関する情報が集まる。仕事が来る。それから自分の実力を必死で追いつかせるという逆算思考です。
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「嘘」を「まこと」にできる人カッコいいですよね。未来につく「嘘」はおもしろいんです。