下手くそのままでいいから、挑戦をやめない

ネット上には日々無数のコンテンツが生まれ消費されていきますが、個人的にとてもグッとくる記事がありました。こちらの記事です。

「名人」より役立つ「下手くその達人」

まず冒頭の

「そんなことやって、人生で何の役に立つの?」

年齢や才能を理由にそのようなことを言う人がいます。

これ、まさしく最近までの僕だったような気がします。笑

24歳から発信活動をはじめ、いつしか目標が「世界に行くこと」になり、周りのすごい人らと比べながらもガムシャラにやってきました。

気づけば、最短で世界に行く目標を達成するために、仕事や生活においても効率化を極め、色々と大切なものを失ってきたなーと感じます。

そんな自分が2019年は「内省の年」と決め、これまでの活動を一旦縮小し、ポエトリーリーディングや絵画といった新しいことをはじめました。

さらに昨日、友達のギター触らしてもらったらめっちゃ楽しくて、つい時間を忘れて没頭してしまいました。

気づいたら今日、ギター買ってましたもんね。

少し前の僕なら、「今さらそんなことはじめて意味あるの?」と言ってたかもしれません。

「世界に行く」という目標から遠ざかりそうなことなんかに時間を割かず、最短で成果出るとこにリソース注げよ、とか言ってそう。

でも今はそんなこと全く思いません。

掲げた目標がブレたことはありませんが、それを遠回りだと思わないし、何より率直に自分の心の声に従っていて身体が喜んでいるのが分かります。笑

というか「いくつになってもやりたいことをやる」を実現できていて嬉しいです。

まさか16歳のときに1週間で挫折したギターをこの歳でまたやると思わなかったし、というか今やってる絵もそうだし、「ポエマー(笑)」とか言ってた自分が海外で詩を朗読するなんて思ってもみませんでした。

なんなら写真とか演技とか、他にもやりたくてしょうがないことが増えてきてます。

やりたいことへの挑戦は絶対にやめてはいけないと思う。

周りとの比較を辞めたら「別に下手くそでいいな」って思えるようになって、むしろ「楽しい」と思えることが増えてきました。

正直今やってること全部下手くそだし、そのうちのいくつかはプロレベルにもならないと思う。

でもそれでいい。それがいい。そう思えるようになってきたんです。

情報発信やってると、ついそれと同じくらい情報を受信して、周りと比べがちになってしまいます。

周りに流されず、いかに自分のペースでやっていくかが重要だと感じました。

別に大会で優勝しなくていい。多くの人に届かなくていい。

好きなことを「お金にならないから」とか「意味がないから」とかそういう理由で辞めないで(挑戦しないで)、「楽しい」をモチベーションにしてもいいのではないでしょうか。

昔からやってたブレイクダンスに関しても、バトルとかは全然出てないけど「ダンサーでいること」に関しては一生辞めるつもりないです。

だって身体さえ動けばダンスはできますからね。絵も、音楽も、詩も。