-川崎にとんでもなくお洒落なホステルがあるらしい-
そんな噂を聞いたのは、いつかは思い出せないが、とにかくめちゃくちゃお洒落なホステルが存在するらしい。
その名をON THE MARKS(オン ザ マークス)という。
- マーク・ザッカーバーグ
- マーク・ジェイコブス
- マーク・ハミル
- マーク・クルーン
「マーク」と名乗らせりゃ気品と力強さを感じさせる著名人が多数存在する。
そんな「マーク」に複数形を表す「S」を足した「マークス」を名乗らせたもんなら、これらの著名人全部含めたとにかくイケているホステルということは簡単に理解していただけるだろう。
ON THE MARKSというホステルは名前の時点で「イケている」のだ。
そんなイケてるしヤバいON THE MARKSは川崎に存在する
イケてるしヤバいON THE MARKSの「所在地」がさらにこのホステルが「イケてる」所以を決定づける。
そう「川崎」に存在するのである。
誰がこの一手を想像できただろうか?
「ヒカルの碁」20巻で社清春が初手天元を指した時と同じくらいの衝撃を受けている。
常人の考えでいけば「代官山」、よくて「中目黒」である。いや、どれだけ不意を突きたくても「清澄白河」だろう。
この「川崎」という予想がけない一手は完全に私をワクワクさせた。
私の川崎に対するイメージは「工場・風俗・ギャンブル」でしかないからだ。
そんな街「川崎」と、イケてるしヤバい「ON THE MARKS」が合わされば、どのようなホステルが生まれるのか、全く想像することができない。
鬼が出るか、蛇が出るか。
実際にON THE MARKSに宿泊してみた
今回はブロガーとの交流も兼ねてON THE MARKSに宿泊付きで訪問した。
先に宿泊した感想を述べると、めちゃくちゃに楽しすぎた。
この言葉の裏を返すと「楽しすぎた故に写真を撮り忘れた」である。
インターネットを駆使して情報発信をし、生計を立てるプロの私が「写真を1枚も撮ってない」のである。
ON THE MARKSのレビュー記事を書くために宿泊した情報発信のプロが写真を撮るのを忘れてしまうほどめちゃくちゃに楽しかったのだ。
これ以上のレビューはあるだろうか。否、ない。
それが理由で写真を1枚も使わない(使えない)レビュー記事を書くハメになっている。
文章のプロとして写真は不要である。
刮目せよ、文章のみで支配されたレビュー記事を。
ON THE MARKSの内装は信じられないほどイケている
まず読者に問いたいのは「ホステル」に対するイメージである。
ホステルの歴史は長く、世界を旅したバックパッカー達は誰もがお世話になったであろう。
私も世界各地のホステルでビアポンを通じた死闘を繰り広げてきたが、ホステルのかつてのイメージは安い、故の、カットされたお洒落さである。
しかしON THE MARKSは、従来のホステルの宿泊料金の安さは残しつつも、内装にこだわりとオシャレさを追求している。
写真がないので読者がイメージしやすいように伝えると、アメリカはオレゴン州に存在する「全米1住みたい街」ポートランドのようだ。
洗練された気品が漂うが、着飾りすぎず妙に落ち着く。自然とITが融合したポートランドの雰囲気が漂うのだ。
しかし、ゲストからの宿泊金額は1泊2500円〜となっている。
もちろんドミトリーだけではなく、プライベートルームも用意されている。
写真が全くないので、しっかり頭の中でお部屋の様子を想像してほしい。
1階のBARで極上の料理とお酒を楽しめる
ON THE MARKSの1階にはBARも併設されている。
パーティーで提供された料理とクラフトビールの美味なこと、この上なしだった。
写真がない上に割とお腹いっぱいな状態でイベントに駆けつけてしまったので、ほとんど手をつけれなかったが、参加者のお肉を食べた時の天に昇るかのような幸せな顔を見ただけで、こちらも胸いっぱい幸せになった。
そんなみんなの幸せそうな顔も、写真はない。
そして、コースの最後に出てきたカレー。
写真は言うまでもなくないが、あの独特の味は忘れない。今まで食べたことのないタイプのカレーで衝撃な美味さだった。
店員さんに「このカレーはどうやって作られているのだ?」と聞いてみると、大きな声で「分かりません」と返ってきた。
ON THE MARKSは情報漏洩防止にも徹底したイケてるホステルなのだ。
WIFI・電源・アメニティ完備で大充実
「天は二物を与えず」という言葉が世の中には存在するが、与えてしまったのがこのON THE MARKSだ。天の最大の誤算。
1階のBARが併設したゲストスペ−ス、リーズナブルな宿泊スペースに加え
- WIFI
- 電源
- シャワールーム
- シャンプー、リンス、ボディーソープ
- 歯ブラシ
- タオル
と、アメニティも全て備わっている。これら全ての備えが宿泊者のグルーヴを一気に高める。
写真はもちろんない。
ON THE MARKS以外のホステルに泊まるという選択肢がない
私はBunk Bedに宿泊したのだが、それは極上の時間だった。
実際にはベロベロに酔っ払って死んだかのように眠ったのだが、寝心地も抜群に素晴らしい。
これほどの素晴らしい要素が詰まったON THE MARKS以外の、どこのホステルに泊まるというのだろうか。
私たちは、本当に素敵な時間を味わうことができた。
写真がないので今涙を流しながらレビュー記事を書いてるが私はプロである。充分にON THE MARKSの魅力が伝わったのではないだろうか。
是非1度宿泊して、自分の目でON THE MARKSを見てほしい。
写真付きのちゃんとしたレビュー記事はこちらから。
カプセルホテルに行くなら、ホステルへ!ON THE MARKS川崎が超おすすめ
川崎にあるコスパ最強のホステルON THE MARKSが普通のゲストハウスと違う【3つのポイント】
追記
実はこちらのPR記事は、執筆者に順位をつける審査付きだったのだが、ON THE MARKSスタッフによる公平なる審査の結果大賞を受賞した。しかも2位に2倍の差をつけて。
スタッフによる総評がこちら。
写真が一枚もないからこそ、行ってみたくなる、気になる。お店の紹介なのに写真がない。それを際立たせる文章力とユーモア。センスが最高です。文章もとても読みやすい。また、楽しすぎて写真を撮り忘れたのも、楽しさが伝わってきました。
このスタッフ頭のイカれ具合こそ、ON THE MARKSがイケている最大の要因なのだ。
追記の追記
ON THE MARKSは惜しまれつつも2020年に閉店した。
そのイケ具合に、時代が追いつかなかった。
最後にアメリカの作家、アール・ナイチンゲールの言葉を紹介しよう
「大衆は常に間違う」