鬼滅の刃を観て感じた好き嫌いを超えたもの

「キメハラ」という言葉があるらしい。いま日本中を席巻している「鬼滅の刃」をまだ観てないのと押し付けるアレです。

そういう言葉が出るほどの大ヒット。興行収入1位の「千と千尋の神隠し」を超えるかもしれないと言われている(11/10現在で5位)。むしろコロナ禍を考えると凄いことです。

これだけヒットしていれば「時代を知る」という意味でチェックしたい。が、結論を先に言えば漫画を挫折し、じゃあ火付となったアニメならどうだと観たらただの好き嫌いを超えた「嫌悪」「気持ち悪さ」という感情を抱いてしまいました。

もちろんこれまでも面白いと思えない作品に出会ってけれど「自分には合わないなー」くらいで終わるのに、鬼滅の刃に対しては、なぜ自分が生理的拒絶に近いものを抱いたのか書くことによって整理したいのです。

そういう意味でこれは単なる作品批判でも、期待値上がりすぎたとか、流行ってるものに対して逆張りして俺の感性すごいだろと言いたいわけでは決してありません。それにクリエイターを100%尊敬している

漫画を読んでまず感じたこと

最初は漫画からスタートしました。シーシャ屋で単行本を読みはじめたのですが、何が面白いかさっぱり分からなくて4巻で挫折しました。

王道ジャンプ漫画と聞いていたけど、自分がその対象年齢でないことはハッキリ分かります。

そして、作者の吾峠さんは連載当初は性別不明とのことでしたが、読み進めることで女性が描いてることが空気感でよく分かります。だから高校生から幅広い世代の女性が熱狂したのでしょう。

作中に出てくる笑わせようとするシーンとかが見事に自分には応えました…。山田玲司さんが「少年ジャンプは少女ジャンプになった」と言ってましたが、00年代から徐々に、女性読者が少年誌を支えるようになり(テニプリ、黒子のバスケ、弱虫ペダルはいずれも男性作者)、そして女性作者が女性読者を巻き込む流れになった。

これは全く悪いことではないし、ジェンダー論について話したいわけでもありません。ただ、漫画市場がそういう流れになってることを体感することができました。

※約束のネバーランドの作者も性別非公開になっていた。この辺の話を詳しく知りたい。

約ネバ読んで感じた「圧倒的戦い疲れ」とメッセージ性のうるささ

それでアニメよ

アニメはすごいと散々聞いてきたし、上映中の映画も観たいので全話観ることにしました。でも1話開始10分で吐きそうになった。登場キャラ喋りすぎ。解説しすぎぃぃぃ!!

話を進めていってもそれは止まりません。終いには「負けそう」「がんばれ俺」とかすごい言う。なんでもこのシンプルな言葉が今の社会を生きる人々の心に刺さってるらしいのだが、ブルーハーツなら感動するのに、寒すぎて死んでしまいました。

まあつまりは丁寧すぎるくらい分かりやすい作品なのです。だから全年齢、性別、予備知識なしで楽しめる作品になっているのでしょう。でもそれを言うなら「リメンバー・ミー」とか「モアナ」とかこの辺のディズニー映画は普通に好きなのだけど、鬼滅はなんでこんなに受け付けられないんだろう…。

考えた結果、YouTuberを観てるのと似た感覚だと思いました。

しかしこうしたコンテンツがヒットしているという事実と時代性を受け入れながら、自分は何を表現していくのか改めて考えるいい機会になりました。

本当はもっと書きたいことあるんですがこの辺で。ちなみにアニメ鬼滅の刃のオープニングはめっちゃ好き。超カッコいいと思う。オープニングは毎回ちゃんと観てました。本当に素晴らしいLiSAさんの歌唱力。

ちゃんと全部観た上で作品批判したいので頑張ります…。

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