良い出会いに乾杯!パリに来てインプット祭り

俺はいま、これとビールをあわせて24ユーロ(約3000円)もしていることに少しの憤りを感じながらこのブログを書いてます。

昨日は色々盛りだくさんだったのでコンタクト入れっぱで22時には寝てしまいましたが、時差ぼけで5時に起きたパリ4日目。

ほんとは昨日の夜からやろうと思っていた絵の制作に取り掛かります。

画材屋でテキトーなキャンバスと、インスピレーションを得て買ったシルバーの油絵の具。とにかくぶち込んでやりました。我ながら良い色が出て満足。完成お楽しみに。

その後は蚤の市に。海外どこの国でも毎週日曜に大体やっていて、それに行くのが旅のお決まりになってます。市民が買い物しに行くところだから、リアルがあります。

さすがパリといった感じで、アンティークの家具、骨董品、食器、絵が並ぶ。逆に洋服は少なくて驚いた。ここではガラクタさえも芸術品に見えます。

めっちゃいい〜!って思った絵が2つあったけど、どっちもよく見たら小さい穴があってやめた、、、とりあえずアートの参考になりそうな古書を4冊、20ユーロで購入。

毎月第1日曜日は美術館がタダになるという情報をエアビーホストから聞いたのでルーブルへ。ただ、激混み。

なので近くにあるオランジュリー美術館へ。徳島の大塚国際美術館で観ようと思ってたモネの「睡蓮」があるとのことで拝見。素晴らしすぎました。明らかに日本の思想からインスピレーション受けてるっぽいので、それを知れただけでも収穫。自分も、自分の絵に瞑想性を閉じ込めたい。

やることなくなったのでシェアバイク借りてエッフェル塔の辺りをブラブラしてたら外見イケてる建物を発見。やっぱり!よく見たら美術館でした。

ケ・ブランリ美術館というパリで最も最近できた美術館なのですが、できた背景や構想が中指立ててますって感じで超良いです。

これはマジでそう…序列を作ったのが近代と西洋の特徴でしょう。美術館の機能は良い側面だけでは決してないのです。

そんで最後に、美術館の中にあるサロン(図書館みたいなとこ)に入って膨大な書物の中からたまたま手に取った写真集に心打たれた…左の写真集です。

恥ずかしながら存じ上げなかったのだが、スティーヴ・マッカリー、世界で最も優れてる写真家のひとりだそうです。チベットやアフガニスタン、インドといった国のさまざまな人の表情写真が出てくるのだが、この写真はマジでビビっときた。ビビビビビ!!!!って感じ。え、これ本物?フィクションではなく現実で?みたいなものばかり。

パリ4日目も相変わらずインプット祭りでした。いや〜良い出会いだったしかし。

そう思えば、このご飯に24ユーロなんて安い。しかもこのブログも書いたんだから。というわけで、素敵な出会いに乾杯や。ビールが美味い!世界は広い!