書評「遅いインターネット」僕たちはもうバズを狙ってはいけない

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昨今のSNSを取り巻く消費スピードの早さは流石にやべーなと感じていたところ、クリティカルに出てきたこちらの「遅いインターネット」という本を読みました。

先日僕が書いた話にも繋がるんですけど、「好きなことで生きていく」という言葉は聞こえは良いけれども、明日のご飯を食べていくためにユーザーに求められるコンテンツを作るという意味では、完全に他者依存であり、そこに自由はありません。

しかもSNSの「いいね」や「リツイート」など、いつの間にか数字を稼ぐたびに脳から溢れ出るドーパミンが僕たらの感覚を麻痺させます。

バズらせることが第一になってしまえば、拡散されて多くの人に広まりはするけど、その分消費されるスピードも早いような、果たしてそれでいいのか…?というお話でございます。

インターネットは自由で多様性がありそうで、実はない

自由で多様性が豊かなように見えるインターネットだけど、実はノウハウがひとつ確立されるとみんな真似して均一化します。

昔「Twitterでフォロワーを増やすためにやったこと」みたいな記事を軽い気持ちで書いて無料公開したんですよ。

そしたらめちゃくちゃバズって、多くの人に読まれたし、感謝もされました。

ただ結果として、Twitterを使って広くアウトプットするためのHow toをトレースしたものの、中身のない言葉やノウハウを発信して「フォロワーを増やすことだけ」に注力する人たちが増えてしまいました。しかもフォロワーさんに対して、粗悪な商品や思想を販売する人たちも出てきたりして。

Twitterだけでなく、「YouTubeのチャンネル登録者を増やす方法」や「インスタグラムのフォロワーを増やす方法」が確立され、結果としてユーザー受けを狙った、似たようなコンテンツが乱立しました。

みんなを幸せにするために無料で広く届けようとすると、均一化して、結果みんな損する…というアレです。

「役に立つ」の世界線で戦うことについて考えなければいけません。

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早すぎるインターネットの消費スピードにどう抗うか

今の若い人は「2時間の映画が観れない」とかよく言いますよね。

その代わりYouTuberの投稿する10分の動画や、今ではTikTokの15秒コンテンツが人気です。

2時間、1時間、10分、15秒…と、コンテンツの消化スピードがどんどん早くなってきてます。

広く浅いコンテンツやそれらを集めたSNSが増えたことで、記憶に残らないのに時間だけが消費される…このような空虚な世界に危機感を抱きます。

それに抗うための「遅いインターネット」という価値観。宇野さんはコンテンツの主戦場を月額864円のメルマガと、それをサポートするオンラインサロンに置くと。

僕たちPLANETSが目指すべきは、インターネットの「隠れ大手」だ。僕らの出す記事は「バズら」なくてもいい。もちろん、ある程度は広く読まれてほしいけれどむしろバズりすぎてはいけない。それはこのイジメでつながる陰湿な世界に「適応」してしまったことの証だからだ。そしてそんな陰湿な、不毛なインターネットにうんざりしている人たちに、しっかり届く良質な記事をつくるべきなのだ。僕らの記事をしっかり評価してくれる、知的に良質で精神的に成熟した読者に届けばいい。

出典:バズりすぎてはいけない

Webメディアやインフルエンサーの広告モデルは今後どう転換していくのでしょうか。

心から好きなもので惹きつけれる人になりたい

ユーザーが求めるものを作り、広く届けるクリエイターも当然素晴らしいです。

どちらが良い悪いの問題ではありません。

僕はインターネット上での情報発信も好きなのですが、自分の心の叫びをただ曝け出す「ポエトリーリーディング」にいま惹かれているのはなぜなのでしょうか。

それはこれまでの自身の活動に対するアンチテーゼ的にも取れるんですが、その辺をしっかり考えていかないと、自身もコンテンツの一部として消化されてしまうのです。

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