2月入りましたね。今月一発目のブログはタイトルそのままの通りです。誰が興味あるんだよこの話。
ダメだいまやりたい仕事全くない。
したいのは勉強!さらに言うならばお金もらいながら研究!それを論文発表。フィードバック。改善。
3月から金沢帰ろう。ダメだ
— Rui Yamaguchi/プロ無職るってぃ (@rutty07z) February 1, 2020
ヤバい、むっちゃ病んでるツイートみたいになってますが全然そんな感じじゃないです。むしろ前向きな理由です。ちなみに僕の地元は石川県の金沢市です。
地元に帰る理由:やりたいことがハッキリしたからちょっと集中したい
東京に出てきて丸5年。プロ無職として活動はじめて4年半。色々やった結果、今本当にやりたいことはずばり「勉強」ただひとつです。一言に勉強と言ってもおおまかにこんな感じ。
- 美術活動
- リベラルアーツ
- 英語
そしてこれらの勉強に集中する環境はちょっと東京では無理だな、と感じたので一旦地元に戻ります!
都会がノイズに感じるように…
歳を取ったからかアートはじめたからか知らんけど、ちょっと東京の雑音の多さがしんどくなってきました…。
年々雑音にすごく敏感になってきて耳栓が手放せない生活になってるんだけど、音が入らないことがどれだけ快適なことか。耳栓にさらにノイズキャンセリングヘッドホンをつけるとほぼ無音でノーストレス。いっそ耳を切り落としたらどれほど幸せか、とも思ったけど、こう考えてることが怖いなとも思った
— Rui Yamaguchi/プロ無職るってぃ (@rutty07z) June 29, 2019
人と一緒に暮らすのも今は厳しい感じです。どっぷり勉強に集中する時間作るために距離とって誘惑も断ち切ろうと思ってます。
あと個人的な話ですが、姉の結婚などで自分の実家が空き家になりました。そんで親と「アトリエにしようぜ」という話で盛り上がったので、もうこれは実家帰って集中するしかねーと。
犀川という僕が日本で一番愛してる川のほとりに家があって、とても静かで良いところなんです。誘惑もめちゃくちゃ減ると思います。
と言っても4月まで東京で予定入ってるので月1必ず行くし、これまでの移動しまくってた生活とあまり変わらないのでは、とも思ってます。それでもメインの拠点を移すことで、メンタル・生活習慣からして「勉強モード」に切り替えれれば、という企みです。
一旦期間は3ヶ月程度で考えてます。ハマれば延長するし、違うな思ったらまた拠点移します。その後、海外かどこか大学に行くことも視野に入れてます。
とは言え勇気のいる決断でもあった
東京もなんだかんだめっちゃ好きです。会いたい人にすぐ会えるし、心から尊敬できる友達もめちゃくちゃ増えました。あと普通に遊ぶの超楽しい。そんなクレイジーで大好きな東京から距離取るのはね〜〜〜、辛い。
あと謎なプライドなんですけど「地元に帰るのなんかダサい」みたいなのずっとありました。いつも帰るたびに「俺、世界行くから」なんて地元の友達に言ってんのに。そんなこともあって決断鈍りました。
ま、ちゃんと目論見あって帰るからな(強がり)
以下、勉強以外の理由で今回このタイミングで地元に戻る理由も書きます。
金沢という街になぜ生まれたのか?自分のルーツを探るため
人が生きる理由のひとつが「自分を知るため」だと僕は思ってるのですが、自分のルーツを辿ることは創作活動をする上でとーーーーっても大切なことです。
だって自分の祖先のことほとんどの人分からないでしょ?俺も知らない。知りたい。加えて、自分が生まれ育った街で無意識に見たものや感じたことは、絶対自分の思考に影響を与えてるんです。
金沢という街に、そしてあの両親の元になぜ自分が生まれたのか。昔は特別好きでもなかった金沢が、2017年ごろから気になり始め、今は郷土愛的なものを感じてます。
今年の3月で地元を離れて丸10年になるんですが、10年ぶりに地元で長期滞在することで、しっかり自分のルーツを深掘り、言語化することでもっともっと「自分」という存在を知るのだ!(ドン)
まあちょうどいいタイミングやなと。帰るたびに文化が咲き乱れてる金沢の奥深さに感動しています。自分がアートに行ったのも、リベラルアーツに興味持ってるのも、プロ無職を名乗ってるのも、全部この街が原点にあるんでしょうね。
いま最も関心がある仏教学者・鈴木大拙、他にも哲学者・西田幾多郎、金沢の三文豪など、地元に戻ることで金沢出生の偉人たちの研究も捗ると思います。
10年離れていま感じる地元への愛、この街で感じた辛かったこと、楽しかったこと、哀愁、そういった言語化できない感情を拾っていきたいですね。
いや〜どうなるんだろう!分からないことだらけ!!!みんな金沢に遊びにきてください。家泊まれるんで。