オーストラリア留学での語学学校から大学までの選び方を移住者が解説します

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百世 安里
百世 安里(ももせ あんり)
フリーでの仕事歴は30年近く。コピーライター、著者、Airbnb、出版セミナー運営、ホストマザーなど。
娘とともにイジメ被害を受けてPTSDに。トラウマ(心の傷)ワークなどで快復。
現在、オーストラリアの専門校でHealth Scienceを学び中。
ほら、体も心も健康でなくちゃね。20歳の娘とシドニー暮らしのシングルマザー。
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オーストラリアに移住した百世です。

前回オーストラリアのワーキングホリデーのお話をしましたので、今回は学生ビザについてお話ししますね。

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オーストラリアでの語学留学・大学進学を考えてる方は、学生ビザ取得から良い学校選びは外せないところなので、ポイントや流れを詳しく解説していきます。

オーストラリアの学生ビザの特徴と取得するメリット・デメリット

まず、オーストラリアでの学生ビザのメリットや特徴は…

  • 学費を払えば、長期滞在できる
  • 年齢制限なし
  • 出席率80%以上、オンライン(通信)学習は25%未満。
  • 2週で40時間まで就労可能

正直なところ、教育産業はオーストラリアにとって収入になる大事な産業なわけです。だから、お金を払えば滞在OKという感じ。

ただし、長期滞在できるビザだけに、就労目的でこのビザを使う人も中には出てきます。学校にほとんど出ないで仕事だけするというのでは、自国民の就労を守る意味でも問題です。そのため、出席率80%や通信講座は25%未満といった規制が設けられているんですね。

とはいえ、まじめな学生さんであっても学費と生活費をまかなうために、週20時間をオーバーして働いている人もいます。お給料が手渡しの職場は、時間数の記録が残らないのでセーフ。しかし、こういう職場はだいたい規定の最低時給$17以下のことが多いのが現実です。

国によっては学生ビザでは働けないことも多く、働きながら通えるということで学生ビザ取得はオーストラリアでは人気です。

 

オーストラリア留学での学校の3つの種類と選ぶ際のポイント

さて、学生ビザ取得の次は「どういう学校を選ぶか」ですが、学校は大きく3タイプに分かれます。

  1. 語学学校
  2. 大学(University)
  3.  専科の大学(Caledge)やTAFE
    ※TAFE(technical and further education)とは、オーストラリアの公的職業訓練校で、多彩なコースがあり、職業に直結する実務力が学べる学校です。

留学でパッと頭に浮かぶは、①の語学学校でしょう。確かに英語力は必要です。でもオーストラリア留学で語学学校は、あんまりおすすめしません。

オーストラリア留学で語学学校をオススメしない理由

理由は、語学の習得ってそれなりに時間がかかりますし、学校で先生の話をただ聞いてるよりも、ミートアップ(イベント等)へ行ったりして現地の人と仲良くなる方がずーっと早く力が伸びるからです。

言葉ってやっぱツールだなぁって思うんです。現地でホームステイするとか友達ができるとか仕事するとか、使うチャンスがないと、英語力ってついていかないですよ。

やっぱり私もHealth Scienceの入学基準IELTS 6.0が足りないため、付属の語学コースに行ったのですが、先生の話を聞いてるだけでは退屈で、正直あまり英語力はつきませんでした。

 

もちろん短期でしたら、語学学校でいいと思うんです。でも、もし1年くらい時間を作れたら、大学や他の学校を考えてみてもいいんじゃないかな。

そして抑えておきたいオーストラリアの学位

ここで、オーストラリアの学位について見ていきましょう。

  • Master(マスター)修士・・・日本の大学院に相当。
  • Bachelor(バチェラー)学士・・・日本の4年制大学に相当。オーストラリアでは、だいたい3年。
  • Advanced Diploma(advanced・ディプロマ)・・・だいたい2〜3年の就学。
  • Diploma(ディプロマ)・・・1〜2年の就学。日本の専門学校や短大に相当。
  • Certificate(サーティフィケート)・・・3ヶ月〜1年の就学。1-4のレベルがある。
大学(University)では、マスターとバチェラーの学位。専科の大学(Caledge)やTAFEなどで、ディプロマやサーティフィケートが取れます。

 

オーストラリアの大学を選択するメリット・デメリット

大学(University)のメリットは、卒業後にビザがもらえること。バチェラーやマスターの卒業ビザは2年で、フルタイムで働くことができますし、ワーホリのように同一雇用主のもとでは6ヶ月以下といった規制もありません。

ここでしっかりした就職先を見つけられれば、スポンサーになってもらってビジネスビザに切り替えたりと、いろんな動きがしやすくなります。デメリットとしては、学費が高いことでしょうか。

3年間のバチェラー卒業まででUTS(シドニー工科大学)やUNSW(ニューサウスウェールズ大学)では、学費総額がだいたい1000万円超!公立なのに日本の大学より高いです。もちろん多少お手頃な500万円程度の大学もありますが、有名大学ほど高い印象でした。

 

それともう1つ。「シドニー大学は最近、現地の学生よりアジア人の方が多い」という噂は聞いていたのですが…シドニー大学のそばの信号待ちをしていたら、キャンパスからぞろぞろと出てきた50-60人の生徒がほとんど中国人だったんです!「ええっ、こんなに?」と。

ざっと見たところ、中国人80%、他のアジア人15%、白人5%という印象でした。みんな中国語で話してるし、一つの国に人種が偏るのって、多様性のオーストラリアらしくなくて残念。

中国では学歴による収入差が2倍以上と激しいそうなので、大事な一人っ子にお金をかけてでも留学させるのかもしれません。ただこれじゃ、留学している感じがしないなぁと。もちろん学部にもよるでしょうし、大学内を歩いたときは白人の人もいたので、たまたまかもしれませんけれど。

専科の大学を選択するメリット・デメリット

次に専科の大学(Caledge)やTAFE。これが案外、あまり知られていなくてもったいない。

特に観光系やビジネス系は人気があります。オーストラリアでそのまま就職することもできますし、母国に帰っても、観光業の知識や経験、そして英語力も自然についてますから、しっかり役立つでしょう。

 

たとえば、オーストラリアでチャイルドケアをするには、オーストラリアの資格が必要で(アメリカの資格は使えない)、短期のTAFEなどで資格が取れます。するとこちらの保育園とかで働けるわけですね。

看護師さんや会計士さん、IT業のように、実践的な職業はその後のビザも取りやすいですし、永住権の職業リスト(随時変動します)にも入ってるので、実はとても有利なんです。

私がいま通学しているのはナチュラルセラピーの大学で、Health ScienceのDiplomaです。

ほぼ現地の生徒が90%以上なので、英語についていくのがたいへんですが、楽しいですよ〜。ただ、ほとんど女子!出会いは・・ちょっと。グスン。

 

オーストラリアで留学して何を学びたいかをしっかり理解しましょう。

結論これなのですが、「オーストラリアに留学して何を学びたいのか、しっかり自分の中で理解しましょう」ということ。それに対して自分がどれだけのリスク(時間やお金)を払えるか天秤をかける必要があるでしょう。

英語なのが、専門性なのか。しっかり見極めて、充実したオーストラリア留学を送ってください!

 

 

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