こんにちは、るってぃ(@rutty07z)です。
Web界隈ではオンラインサロン立ち上げブームが来てます。
サロンに関わらず、スポーツクラブや、朝活・読書会、地域コミュニティなど、何かしらのコミュニティを主催し運営されてる方は多いと思います。僕も今年の4月から「ヤるサロン」を始めました。
しかし、コミュニティ運営は難しいものです。モノはお金でコントロールできるけど、ヒトはそうはいかない。
というわけで、CMCHUBさん主催の「長く続くコミュニティのヒケツとは?/Community Manager night!」に参加してきました。
コミュニティを運営してるプロたちから長く続ける秘訣を聞いてきたのでアウトプットします。
イベント登壇者
- モデレーター 日比谷尚武さん(Sansan)
- モリジュンヤさん(inquire Inc. CEO、 sentence オーガナイザー、NPO法人soar副代表)
- 保崎 幸一さん(こすぎナイトキャンパス)
- 武者慶佑さん(日本グミ協会)
といった、コミュニティ運営の玄人たちです。
では、個人的に勉強になった秘訣を書いてきます。
コミュニティを長く続ける秘訣とは?
コミュニティの会費(金額設定)をしっかりする
コミュニティを運営してると問題になってくるのが、「メンバーの継続性」。
古参メンバーが参加してるメリットが徐々になくなってきます。
そこでモリジュンヤさんはサロンの会費を継続しやすい金額に変更したそうです。
値段を変更し、継続して入りやすいようにした。
会費4000→2000円
イベント無料→イベント割引
結果としてターゲットにも変化
ライターになりたい人→ライティングを学びたい人、ライティングを学ぶ必要になった人(広報、ブロガーからスキル磨きたい人)#CMCHUB pic.twitter.com/7MZUm4hXD9
— るってぃ@アウトプット用 (@airlog2015) 2017年5月23日
他コミュニティと連携し、地域の資源を活用
地域系のコミュニティを運営する際は、その地域の資源を活用することが重要ですね。難しそうですが。
ファウンダーとしてコミュニティを形成し、人と人を繋ぐ、、
他コミュニティと連携し、地域の資源も活用
結果として武蔵小杉外へ活動を広げる#CMCHUB pic.twitter.com/qQsFASb4Ln
— るってぃ@アウトプット用 (@airlog2015) 2017年5月23日
そして保崎さんのコミュニティを長く続けるヒケツがとても良いです。好きに勝るモノなしですね。
いや〜めっちゃ勉強になった!
コミュニティを長く続けるヒケツ👉「好きなことを好きであり続ける」#CMCHUB pic.twitter.com/7LtOZG0S8u
— るってぃ@アウトプット用 (@airlog2015) 2017年5月23日
人を信じてはいけない
日本グミ協会の武者さんのコミュニティを長く続けるヒケツがとても面白かったです。しかし理にかなってる。
コミュニティを長く続けヒケツ
①人を信じない
日本グミ協会入りたい!
手伝います
↓
無視www
人を入れたいときはモノで釣る、お金を払う、熊で釣る
自分1人でやり続ける!不思議とできる#CMCHUB pic.twitter.com/w0mzbVxVaW
— るってぃ@アウトプット用 (@airlog2015) 2017年5月23日
承認欲求を満たしてあげる
②人の承認欲求を満たす
2015年2月からツイートを全レスする
投稿件数は増えるけど、みんな嬉しい→承認欲求を満たされる
エゴサーチもよくする。
そして、返信は感謝が多い(ありがとう)
人がされたら嬉しいことをする
→喜ばれる→また反応してくれる#CMCHUB pic.twitter.com/sVmy4GlQpd
— るってぃ@アウトプット用 (@airlog2015) 2017年5月23日
僕自身、エゴサーチもよくするし、引用リツイートもらうし、LINE@で読者さんからコメントをもらいますが、けっこう適当にしてたなぁと…。反省。
確かに返信もらって嬉しくないわけないですもんね。
「承認欲求を満たす→喜ばれる→また反応してくれる」
今後のSNSの使い方を変えていこうと思いました。
さらにロゴを作り、協会をブランド化。
それを着る、SNSに投稿することで、またコミュニティ参加者の承認欲求を満たすそうです。
人の承認欲求を満たすために…
ブランド化して承認する
プレゼントキャンペーンなど。
知りあいのインフルエンサーに作ってもらう
ロゴを着たい、グミをさりげなく着たいという欲求を満たしてあげる
声優の知り合いにグミを配りまくる→SNSにあげてくれる、自己紹介に書いてくれる pic.twitter.com/kovazRh15F
— るってぃ@アウトプット用 (@airlog2015) 2017年5月23日
赤字運営する
③赤字運営する
毎日グミを買う
自主イベントを行う
SEO対策や広告
グミによるコミュニケーションの最大化→結果として人が早く集まる→コミュニティ運営してるように見える#CMCHUB pic.twitter.com/A8mU59YCVm
— るってぃ@アウトプット用 (@airlog2015) 2017年5月23日
「赤字運営することが大事」っていうよりかは、「好きなことを全力で取り組む姿勢」が大切だなぁと思いました。
こんだけグミに対して本気で取り組んでたら、その真剣さが周りに伝わって、人が集まってくるのは当然だと思いました。
クラウドファンディングで必要な人材をコミュニティ内から募る
これはSansanの日比谷さんがおっしゃってたのですが、レコードバーを渋谷に作るクラウドファンディングをした時、プロジェクトに必要な人材をコミュニティのメンバー内から募ったそうです。
クラウドファンディングをコミュニティメンバーとやる
超いい、理想。#CMCHUB pic.twitter.com/sj4PwaxB3U
— るってぃ@アウトプット用 (@airlog2015) 2017年5月23日
僕も、自分が運営してるコミュニティのメンバーに相談し、一緒にプロジェクトを立ち上げるのが理想なので、非常に共感しました。
コミュニティ内のトラブル対処のコツ
コミュニティを運営してるとトラブルは避けられないもの。
コミュニティ内のトラブルを事前に防ぐために意識して取り組んでることとは?
コミュニティ参加者同士のトラブルは中途半端に対応してはいけない
反面教師じゃないけど、「中途半端に対応してはいけない」ってことがわかりました。
あとマンネリ化を防ぐには新しい企画を打ち出していくしかないですね。最悪テコ入れも。
・参加者同士のトラブルの対応が悪かった
・運営のマンネリ化
・運営負担増加これはコミュニティ運営において必ず起こりうる課題やろうなぁ。
対策
新企画スタート
ワークショップスタート#CMCHUB pic.twitter.com/h99lX8oqwm
— るってぃ@アウトプット用 (@airlog2015) 2017年5月23日
コミュニティとアソシエイトの違い
目的を持って入る人
地域や血縁の関係で仕方なく入ってる人(目的がない)
だからケアする場所が違う
地域系コミュニティ運営のコツ
自分は悪いことしない
メンバー同士のトラブルをうまく対処
挨拶必須。プライベートは触れない#CMCHUB
— るってぃ@アウトプット用 (@airlog2015) 2017年5月23日
コミュニティ内でのトラブル対処コツ
・参加のハードルを上げる
・摩擦が起きそうなときは仲介する
・女の子にワンチャン狙わない(誠実であること、大人であること)#CMCHUB
— るってぃ@アウトプット用 (@airlog2015) 2017年5月23日
オフでも会ってる人と、オンラインだけの人の密度の濃さで違いがでる。
オンラインだけの人との関わり方を考える
運営側に3歩ほど入ってもらう
「企画一緒にやりませんか?」と声かける#CMCHUB
— るってぃ@アウトプット用 (@airlog2015) 2017年5月23日
コミュニティの場を乱す人(招かざる人)が紛れ込んだ場合の対処法
これはコミュニティ運営者の永遠の悩みでしょうね。もちろんイベントも含めて。いるんですよね…面倒臭い人。
コミュニティで場を乱す人がいたら
①容赦せずバッサリ切る
話を割って切る、すぐ次に流す
②相互フォローしない
承認欲求を満たさない
③参加ハードルを上げる
コミュニティに参加するまでのルールを共有する。合わない人は勝手に抜けていく。オフのイベントでは塩対応#CMCHUB
— るってぃ@アウトプット用 (@airlog2015) 2017年5月23日
保崎さんの「容赦せずバッサリ切る」「割って話に入り、すぐ次の話に流す」はかなり玄人テクニックだなと思いました。さすがです。
参加ハードルを上げると、確かに意識の高い理想のメンバーが集まりやすいですね。
僕も「僕が絶対無視するメールでの質問の仕方」という記事をLINE@追加時の自動返信に貼り付けたら、変な人からの質問がこなくなりました。
コミュニティの理想の状態とは?
最後に登壇者が語る、理想のコミュニティの状態とは。
コミュニティの理想の状態
①主催者が口をはさまない
②主催者がいなくてもイベントが行われてる
(「非公式◯◯パーティー」)
③できれば参加者同士で次のステップに進み、その次に繋がれば理想#CMCHUB
— るってぃ@アウトプット用 (@airlog2015) 2017年5月23日
これはみんな同じですね。
コミュニティ主催者って「プロデューサー」で、コミュニティ参加者が「主役」だと僕は考えます。
主催してる「ヤるサロン」では「独立に必要なWebスキルを身につけてもらう」という目標を持って参加してもらってるので。
ゴールはみんなが経済的に独立し、さらにそこから面白いプロジェクトが発生することです。
主催者が目立つ「ワンマン運営」や、「搾取」なんてありえない話なわけです。
コミュニティ参加者がスキルを身につけ、コミュニティのメンバー同士でまた新たなコミュニティーやプロジェクトを立ち上げる。最高じゃないですか。
イベントを通して得た重大ヒント
個人的に自分のサロンで応用したいと思ったのはここ。
これめっちゃいい!
自分でもサロンやってるけど、セミナー開催してサロンメンバーに先生役に仕立てたりかな。小学生でも分かる教え方を研究。#CMCHUB pic.twitter.com/fZrveDE5w1
— るってぃ@アウトプット用 (@airlog2015) 2017年5月23日
一般ユーザー向けにスクールやワークショップを主催して、集客。
教えるのはサロンメンバー。強制的にアウトプットさせます。
お金が絡むので、責任も生じる。けど得られる経験値は大きい。
良いヒントを得た気がします。
あと「ハッシュタグ」ですね。SNSでうまく活用できれば
- 参加者を増やせる
- 参加者同士が簡単に繋がれる(コミュニティ形成)
- お祭り感を演出できる
といったメリットを得られそうです。もっと研究します。
非常に有意義な時間、ありがとうございました!