インフルエンサーになるにはモノマネされるほどの個性が必要

こんにちは、るってぃ(@rutty07z)です。

SNSの発達によって、最近耳にするようになった「インフルエンサー」という言葉。そして素人でもインターネットの力によってインフルエンサーになれるようになりました。

インフルエンサー(Influencer)とは?

影響、感化、効果を意味する「Influence」を語源とし、世間に大きな影響力をもつ人や事物を表す。 特に、インターネットの消費者発信型メディア(CGM)において、他の消費者の購買意思決定に影響を与えるキーパーソンを指す。具体的には、好感度の高いタレントやファッションモデル、スポーツ選手や、特定分野に詳しい専門家や知識人、インターネット上で強い影響力を持つ個人ブロガーなどが挙げられるが、 マーケティング会社のブルーカレント・ジャパンでは、「コミュニケーション力」「信頼獲得力」「情報伝播力」をすべて備えた消費者と定義している。

出典:「インフルエンサー」とは?~今さら人に聞けないマーケティング用語をおさらい!

世間に大きな影響力を及ぼすインフルエンサーですが、「本物のインフルエンサー」とはどのような人を指すのか?

スナップマート株式会社のえとみほさんが「インフルエンサー」について参考になる考察記事を書いてました

本物のインフルエンサーと偽物のインフルエンサーを見分ける方法

非常に参考になったので、アウトプットがてら記事にしてみた。

本物のインフルエンサーとは?

記事を要約させて頂くと

  • インフルエンサー=当人の言動が周りの人の心理や物の見方に影響を与え、行動に移させるまでのパワーを持った人
  • 本物のインフルエンサーは強烈な「◯◯さんっぽさ」「らしさ」を持っている。平易な言葉で言うと「キャラが濃い」

さらにえとみほさんは、その人の「キャラの濃さ」は直近の投稿を100件見て、「モノマネしやすいかどうか」で判別してるそうです。

※モノマネがしやすい=際立ったキャラの濃さがある

  • モノマネができるほど特徴点がくっきりしている
  • (それゆえに)一定数のアンチがいる
  • ブレない

そしてそのインフルエンサーのキャラや特徴にあった広告をフォロワーに対して打ち出さなければ、「行動を及ぼす」までの影響を与えることはできません。

となると、インフルエンサーを活用したマーケティングを成功させるのはそう難しくないということがわかる。要はキャスティングがすべてなのだ。

いかに、自社の商品をいかにも褒めそう、いかにも本当に使ってそうな人に依頼するか、そこが最も重要なのである。

たとえばさっきの例でというと、イケハヤさんが高知県のPRを引き受けて「高知に住もう! #PR」という投稿をしてもなんの違和感もないし、PRだと分かっても確実に効果があるだろう。

発信者がインフルエンサーなるにはモノマネされるほどの個性が必要になる

そう思うとテレビに毎日出てる芸能人は「瞬時にみんなモノマネできてしまう」ほどの個性と特徴を持ってます。

「明石家さんまのモノマネをしろ!」とその辺の人に言えば、みんな歯出して引き笑いするだたろうし、りゅうちぇるやマツコデラックスも面白い。世間的にヒットするものは必ず「モノマネしやすく」設計されてたりします。

全盛期のモーニング娘ダンスは「あえて」素人でも踊りやすいよう作られているのは有名な話で、SNS時代は、いかに多くの人にモノマネや二次創作されるかが重要だと感じます。

しかし、僕自身も含め、その「モノマネされる領域に」行ってる人はなかなかいないのでは?と考えさせられます。特にブロガー界隈。

イケハヤさんの「まだ東京で消耗してるの?」はキャッチーで強烈だけど、他のブロガーでこれほどの個性を発揮してる人をパッと思い浮かべません。

「発信者」から「インフルエンサー」という次のステージに行くにはこの「モノマネされるほどの個性・特徴」が必要になるのではないかと思います。

『インフルエンサーは「B’z」を目指せ』という発言の意図

とりわけ参考になるのが「B’z」だろう。私はそんなにB’zに詳しくはないのだが、B’zの歌はデビューからこれまで終始一貫して作風が変わっていないように思う。金太郎飴のように「どこを切ってもB’z」なのだ。

私は、これこそが「プロ」だと思う。

おそらくほとんどのアーティストは、ちょっと売れたら有頂天になって「今度は今までと違った路線でいきたい」とか「売れ線でなく好きな音楽をやりたい」とか、わがままを言い出すのではないかと思う。そこをマネジメント側がコントロールできなくて、せっかく売れたのに消えてしまったアーティストをたくさん見てきた。

ところがB’zはそうならなかった。精密機械のように、毎回ファンが望む、代わり映えのしない”新作”を30年近く提供し続けている。決してdisっているのではない。これは超人的なことなのだ。

だから、インフルエンサーが長くそのパワーを維持して稼ぎたいというなら、間違いなく私は「B’zを目指す」ことをオススメする。よくよく考えてみればロングセラーというのは「サザエさん」にせよ「笑点」にせよ、どれも代わり映えがしない金太郎飴ばかりだ。

ただ、自分がインフルエンサーになったとしてそれができるか?と言われたら、難しいだろうと思う。私には「自分自身に対する”飽き”」をコントロールできる精神力がないから。凡人にはB’zへの道は険しいのだ。

「成長には変化が必要」ですが、個人的には「もちろん変化は必要、けど変えてはいけないとこは絶対に変えない」とも感じます。

そして「どこを絶対変えないか、どの部分は時代に合わせて変えていくのか」、このバランスが非常に難しい…。

  • モノマネされるほどの個性をつけ、それは変化させない
  • 変化させる部分は時代に合わせて変化させていく

これらを上手くできた発信者はインフルエンサーになり、長く売れ続けるのでは、と感じます。