カラダのよろず屋”仁平尚人”が語る「会社員もフリーランスも心身共にボロボロだ」

 

健全なる体に健全なる精神が宿る——

 

会社員やフリーランスとして社会で活躍しようとするがために、自分の体に気を使うことを忘れていませんか?

「社会で活躍し続けるには健康な体はかかせない。仮に活躍しても体を壊してしまったら本末転倒だ。」

そう語るのは、「からだのよろず屋」という肩書きで活動する仁平尚人(にへいひさひと)。年間3000人に施術を施し、時には医者が諦めた難病でさえも回復に導いた実績のある、若干23歳。

今回は、そんな仁平尚人さん(以下、にへー)が語る「社会で活躍するために必要な体のこと」を紹介します。以下に当てはまる方は、ぜひ一読ください。

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  • ついつい自分の体のことを後回しにしてしまう方
  • これから健康に気をつけようと思っている方
  • そもそも「健康」を意識したことがない方

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からだのよろず屋 仁平尚人

仁平尚人(にへいひさひと)/にへー

1994年生まれ。東京都出身、東京都在住。

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  • 幼稚園の頃いじめられたことから武術に興味を持ち、友達の祖父(師匠)に武術を学び3年後に弟子入り
  • 13歳の頃に武術の試合で相手に下半身不随の重傷を負わせてしまう
  • 師匠の教えのもと治療の勉強を開始。猛勉強の結果、下半身不随にしてしまった相手を完治させ、治療家としてのキャリアをスタート(出張施術)
  • 様々な流派を学ぶうちに「游心流武術健身法」に入門。18歳で「游心流武術健身法」の師範代となり支部として「体道塾」を発足
  • 上記と同時期に、骨・筋・気の3つ(三元)流れを調整してカラダを整える『三元療術』を創始。
  • 高校卒業と同時に整骨院で社員として働きながら3年かけて柔道整復師の専門学校を卒業。柔道整復師免許取得。
  • 20歳で「游心流武術健身法」の師範になり、「体道塾」の拠点を都内に置き、施術(治療)開始。
  • 22歳のときに『日月神示』という文書から着想を得て理論を大幅に変更・再構築し、「HIMIZU(火水)」という方法で施術開始。

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つまり、「カラダのプロフェッショナル」です。

体に関する情報は網羅している。だから『カラダのよろず屋』

 

——まずは、「柔道整復師」や「治療家」などといった肩書きではなく、「カラダのよろず屋」と名乗っている理由を教えてください。

にへー:まず「よろず屋」とは「何でも屋」という意味があります。それを踏まえ「カラダに関することならなんでも対応できるよ」という意味を込めて「カラダのよろず屋」と名乗っています。

 

——なるほど。僕からしたら「なんでも屋」と名乗るのはかなりプレッシャーに感じてしまいます。だって、カラダに関する情報は網羅してなければいけない訳じゃないですか。

にへー:もちろん責任は重大です。ある種この肩書きを名乗ることで自分自身にわざとプレッシャーをかけています。勉強を積み重ねてきた今は「カラダのよろず屋」と自信を持って名乗れますね。

 

「人を殺せるから人を生かせる」という師匠の言葉を聞き、自ら医術を学びはじめた

——武術の試合で相手を下半身不随にしてしまったことが「医術」を始めるキッカケになったそうですが、相手にダメージを与える「武術」と、相手のダメージを治す「医術」は真逆なイメージがあります。なぜ「医術」にたどり着いたのですか?

にへー:実は、武術と医術は対の存在なんかではなくて、むしろ密接関係にあります。

僕に武術を教えてくれた師匠は患者さんを医術を用いて治療していたのですが、師匠がある日「人を殺せるから人を生かせる」という話を患者さんにしていました。僕はその言葉に感銘を受けて、その場で師匠に頭を下げて医術を学び始めたんです。

 

——そして1年の猛勉強の末に自らが下半身不随にした人を完治まで導いたわけですね。

にへー:そうなりますね。そんな感じで治療家としてのキャリアをスタートさせました。

 

格闘家、アイドル、俳優…2017年は年間3000人を施術

 

——ところで、にへーさんはどんな治療法を行っているんでしょうか?「1年の猛勉強で下半身不随を直す」っていうのが正直、僕の想像の範囲を超えてしまってましていまいち実感が湧かないというか……。

にへー:それはよく聞かれますし、疑われますね。僕の治療法は正直特殊なので説明が難しいんですよね。普通の人には見えない「気の通り道」を見たりすることもあります。説明したところで余計混乱させてしまうのであえて自分から話してませんね。

ただ、話せと言われたら話せますよ。かなり長くなりますけど。とりあえず疑っている人は、実際に僕の施術を受けて欲しいですね。「百聞は一見に如かず」です。

 

——いえいえ、疑っていません!ところで、どのくらいのクライアントがいらっしゃるんですか?2017年の実績を教えてください。

にへー:去年は約3000人のクライアント様からお仕事を頂きました。クライアント様も老若男女幅広く職業も様々です。ちなみに予約は現在半年待ちです…。山崎さんが知っている芸能人の方も居ますよ。もちろんプライバシーでお話できませんが。

 

——3000人!?待ってください。1年は365日なので、毎日働くとしても1日約8人ペース……!休んでますか?

にへー:いえ、あまり休んでいませんね。

 

——冒頭で「社会で活躍し続けるには健康な体はかかせない。仮に活躍しても体を壊してしまったら本末転倒だ」って話してたにへーさん自身が休んでいないじゃないですか!心身は健康なんですか?

にへー:もちろん、僕は健康です。

 

「日本人は他人に流されるまま走り続けている 、自分の足がボロボロな事にも気づかずに」

 

——ほぼ毎日働いていて、予約も半年先まで埋まっているのにどうして健康を保てるんですか?僕が同じ状況なら毎日満身創痍で過ごしていると思います。

にへー:1つはこの仕事が大好きだからです。好きなことをしている時に満身創痍になるかと言われたら…なりませんよね?そしてもう1つ。それは紛れもなく自分の心の声を聞けているからですね。スピリチュアルな話ではないです。

 

——たしかに、好きなことをしている時ってある種疲れ知らずですよね。「自分の心の声を聞く」とはどういった意味でしょうか。

にへー:自分の本音を尊重することです。具体的な例をあげると、疲れたと心で感じた時には素直に体を休めるということです。今の日本人は無理して走り続けている人が本当に多いと感じます。

しかも、ブラック企業のように「仕事しろ!」と強要されて仕方なく走っている方に限らず、「仕事がんばれ!」といった応援のメッセージを受たからという理由で無理して走ってる方もたくさんいます。

「本当はツライ…。でも、応援してくれている人がいるから頑張らなきゃ!」と無理して走り続けた結果、健康をそこないます。

 

——なるほど。確かに「厳しい声」に対しては逃げることも考えますが、「温かい声援」には答えなければいけない気になってしまいます。僕自身もそうかもしれません。

にへー:共存意識があって人の意見に流されやすい日本人だからこそ見受けられる症状です。まずは自分の心の声に耳を傾けることから始めましょう。健康を損なったらあっさり死にますけど、仕事を休んでも死なないので大丈夫ですよ。

 

それでも走りがちなのが日本人。そんな人はとりあえず「噛め!」

——とは言っても、簡単に行動に移せないのも日本人の特徴でもあると感じています。その点に関してどうお考えですか?

にへー:その通りだと思いますね。そして、健康の大切さを広めるのが僕の使命でもあるので日々発信活動はしています。知識がない方にこそ読んでもらいたいので、専門用語をなるべく使わず丁寧に説明することを心がけてます。

 

 

 

——少し話は戻りますが、簡単に行動に移せない日本人だからこそ簡単にできる健康方法なんてあったりしますか…?

にへー:ズバリ「ごはんをしっかり噛むことです」これならお金も必要ありませんし、すぐ始められます。

 

——ほうほう…!噛むことでどんなメリットがあるのか詳しく教えてください!

にへー:例えば、同じ食事を「しっかり噛む人」と「噛まない人」では、糖尿病になるリスクに大きな差が出ます。まず、噛まないことで、糖尿病になるサイクルをざっくりと説明しましょう。

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噛まない人の糖尿病になるサイクル

  1. 食事をよく噛まないで飲み込む
  2. 形として残るので消化に負担がかかる
  3. よく噛む人に比べてインスリンの分泌量が多くなる
  4. このよくないサイクルが蓄積されて血糖値が上がってゆく
  5. 結果、糖尿病になる。

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上記のようなサイクルです。

つまり、しっかり噛めば、噛まない人に比べて健康になる可能性が高いわけです。また、しっかり噛めば、以下のような効果もありますよ。(詳細は省きます)

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  • 栄養の吸収効率が良くなる
  • 猫背が改善される
  • 肩が凝りづらくなる
  • 鼻通りが良くなる
  • 便秘改善
  • 痩せやすくなる

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——噛むだけでこんなに効果が……!これは試します!

にへー:とりあえず30回噛めれば上出来です。ただ、全く噛まなかった人がはじめから30回は難しいので初めは10回。そこから15..20…30と小さい積み重ねをしましょう。

 

——揚げ足を取るようですが、最初の10回を忘れてしまう人も多いと思います。それに対しては…

にへー:食事のたびににへーを思い出してください。

 

——それでも忘れ…

にへー:にへーの写真を部屋に飾ってください。

 

目標は「周りの人に、より良く生きてもらうこと」。自分が有名になりたい願望はない

 

——ズバリ、にへーさんの今後の目標を教えてください。

にへー:僕の目標は「周りの人に(カラダや健康のことを知ってもらって)より良く生きてもらうこと」ですね。

 

——そのためにまず自分の名前を、施術やブログを通して広めるといった戦略でしょうか?

にへー:いえ、そんな気は全くありませんね。あくまで目的は「周りの人に、より良く生きてもらうこと」。そこに「自身が有名になる」という願望はありません。

そして、より良く生きてもらう方法を広めるためには発信力が欠かせないので、オンラインサロン「ヤるサロン」に入って発信力を鍛えている途中です。

 

せっかく知識があるのに、それが伝わらなかったら宝の持ち腐れですからね。これからは発信にもより一層力を入れていきますよ。

 

——たしかに、にへーさんの夢を叶えるためには発信力欠かせませんね。では、最後に読者の方に一言お願いします。

にへー:一言だけ。「よく噛んでください。」

——不意打ちでした…!ありがとうございました。

 

社会人の僕たちが優先するべきは「仕事」ではなく「健康」だった

今回の取材を通して感じたことは、「健康は当たり前ではない」ということ。

確かに若い頃は、多少の無茶をしてもあまり日常生活に支障はきたしません。それゆえに自分が病気にかかることなんて想像できません。しかし、その「多少の無茶」が習慣化して大人になった僕たちはどうするでしょうか。

本当は「辛い、苦しい、疲れた……」と感じている。それなのに、「今までもやってこれたから大丈夫!」と自分の本心に嘘をつき走り続けるでしょう。

体はいくら鍛えようが、いずれ衰えてゆくもの。自分自身に嘘をついた体はある日突然壊れてしまいます。

今日当たり前に「仕事」をできているのも「健康」だから。今一度自分の心に耳を傾けて、自分の本心を聞きましょう。……それと、よく噛みましょう。

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