「スナップマート代表のえとみほさんが、代表取締役を退任することを先日発表しました。
おお、マジか!えとみほさん、お疲れ様でした。
「いつか自分がここにいなくなる前提での会社経営」「完全に自分自身をリストラさせることに成功」など、勉強なることもたくさん。コミュニティ運営もそうじゃないかなぁ。
そして、そろそろえとみほさんに会う!と思う!https://t.co/npOrbeGjJW
— るってぃ/プロ無職 (@rutty07z) March 29, 2018
「とても面白いな」と思ったのが、「自分自身をリストラさせるためにいつか自分はここからいなくなることを前提に会社を経営する」ということ。
そんなわけで、ある時期から「いつかは自分はここからいなくなる」という前提で会社経営をするようになったのですが、これが思いがけず良い方向にハマりまして。少なくとも日々のルーティンな業務からは、完全に私自身をリストラすることに成功したわけです。
「リストラ」と聞くとネガティブな印象がありますが、ここまでポジティブで戦略的なリストラがあったとは。笑
でもこれって大切な考え方だと思うんですね。
トップ中心の組織運営の危うさ
リーダーが組織のトップに立ってボトムダウン式に運営していくのって当たり前のやり方なんですが、トップがいなくても組織が自律的に回り始めるかって非常に重要だと思います。
社長がいなくても、プロジェクトは動き続けるみたいな。だからトップの人は自分がいつか組織からいなくなることを大前提に動く必要があると。
例えばインフルエンサーから会社経営者やプロジェクトリーダーになる例ってよくあると思うんですけど、この記事とか言ってることは正にそれです。
“ゆうこす”頼りのビジネスモデルには限界がある。菅本裕子氏、経営者としての“心構え”
最近「DAO(分散型自律組織)」がバズワードですが、そういう時代になってきてるんでしょうね。
会社員にも使える考え方
で、これ別にリーダーだけの話ではなく、例えば会社員されてる方でも使えると思ってます。笑
自分がいつか会社から離れて独立することを前提に働くマインドって、自立心育むし、本当に組織から離れることになっても、自分自身をリストラできるような人は独立してもやっていけると感じます。
僕は新卒で入社した会社をノリと勢いで10ヶ月で辞めたので、自分を辞めさせるための綿密な準備とは無縁でした。忠告と言いますか、応援される形で会社を円満に退社できるのが理想だと思います…!
独立を考えてる会社員の方は「リストラさせる」という意識で準備を進めるの大事。