選んだのではなく、選ばれた人たち

先日読んだ本の中で、糸井重里さんが面白いことを言ってました。

矢野顕子さんのドキュメンタリー映画のタイトル依頼を受けて、糸井さんは「ピアノが愛した女」というタイトルを付けたそうです。

矢野顕子がピアノを選んだのではなく、ピアノが矢野顕子を選んだと。

矢野さんはなんでそこまでやるんだ。苦しいなら辞めればいいのに、ギリギリのとこまでやる

そういう人は捕まってしまったんだと思います。

紅白歌合戦で米津玄師さんとコラボした世界的に有名なダンサー、菅原小春さんもドキュメンタリー番組で「毎日辞めたいと思ってる」と語っていたのが衝撃でした。

それでもやり続けるのがプロフェッショナルを感じますなぁ…。

なんか書いてて思ったんですけど、自分は「自由」というものに良くも悪くも囚われてる気がします。

だからプロ無職とか名乗ってるような。

よく「るってぃさんのようなライフスタイルがしたい」みたいに言われますが、全力で止めます!!!笑

自由とは刺すような孤独と責任との戦いですから…(by エーリッヒ・フロム)

著:エーリッヒ・フロム, 翻訳:日高 六郎