お金の価値、相対的に下がってませんか?

先日、仮想通貨取引所「Coincheck」から580億円相当の仮想通貨が不正流出され、その流出分をCoincheckが自己資本で全額補償することを発表するなど、とんでもない金額がたった数日で動く事態になっています。

どんだけ儲かってたんだよ…!!!

お金の規模が大きすぎて、この一連の事件の流れを見てもいまいちピンとこなかったんですよね。

580億ですよ!? 1968年に起こった「3億円事件」でさえ、3億で未だ特番やってるんですよ。

(唐突な与沢翼さん)

仮想通貨をキッカケに「億り人(資産が1億超えた人)」と呼ばれる人が僕の周りでもリアルに出てきて、でもその額と感覚が比例せず、いまいちピンと来てません。

ここで出たひとつの問いが「お金の価値が相対的に落ちているのではないか」ということ。

「お金2.0」の中にもこのようなことが書いてありました。

世界一の投資家、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイも、10兆円の投資先に困っているらしい。なんだよその額。

インターネットの普及と、仮想通貨といったテクノロジーの連鎖的発達によって、お金を稼ぐこと、そして資金を調達する方法は年々容易になってきています。

容易になってきてるというか、格差が激しくなっているというか…。

つまりそれは、ある人にとってはお金の価値は低下しており、体験や時間の価値が高まってきてるということ。

昨日、「マイブーム」や「ゆるキャラ」といった言葉を生み出してきた”みうらじゅん”のスライドショーに行ってきたんですが、もうね、頭おかしかったです。

狂気を感じるほどの「好きな仕事で生きていく」

世の中的にはみうらじゅんのような、世間に対してボケを発信する人が圧倒的に足りてないのではと感じます。

こういった一見お金にならなそうなことを、常軌を逸するまでやり続ける人は人間として魅力的だし、芸術的やなぁって。

「お金って一体なんだっけ?なんのために俺たち働いてるんだっけ?」

経済の目まぐるしいスピードの変化を見ていると、そんなことを考えさせられます。

しつこく言ってきましたが、

  • 人間が何のために働き、何のために生きるのか
  • お金とは何か?
  • これからどういう人に価値が集中するのか

これらを真剣に考えたいですね。

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