美大生ギャルから習う「オンラインデッサン」はじめました

SNSとか具象の世界に嫌気がさして、絵を描きはじめて1年が経ちました。

抽象画をメインに自分の精神世界を描いてたのですが美術のことを学んでいくうちに

「写実的な絵描ける上で抽象画描けたらピカソみたいで超カッケーなぁ」

「デッサンとは三次元から二次元への次元変換である→くそカッコいい」

「物事の本質を捉える目が鍛えられて表現力も上がる→絵だけでなく応用生あって長い人生考えるととても欲しい」

とデッサンに興味を抱き始めたのが半年前くらい。

てかぶっちゃけ、写実的な絵も描ける人への憧れ、劣等感の方がデカいかも。そういうの抱えたまま生きたくないし(感情の負債だと思ってる)、基礎やルールがあってのはじめての守破離だと思います。

そんなこと言いつつも、いつまで経っても重い腰が上がらないのでお得意のTwitter巻き込み作戦です。

すると友人が美大生のギャルの妹を召喚してくれるということでソッコーお願いすることに。そんなんデッサンやるに決まってる。お金払わせてください。

なんでもコロナで学校休校なるわバイト先休業なるわで時間があるそう。そういう人の経済的支援もできるなら超いいやん!とても健全。

というわけでZOOMでどんな感じでやってくか打ち合わせしてデッサンに必要な道具一式教えてもらって即画材屋さんに行ってきました。

デッサンに必要な道具など

ちなみに買った道具はこちら。鉛筆をH〜4Bくらいまで。ちなみにメーカーのステッドラーは硬めで、ハイユニはやわらかめだそうです。

練り消しなんて買ったの小学生以来。味付きのやつ食べて遊んでた記憶しかない。ちなみに消しゴムは硬いから紙を傷つけてしまうののと、練り消しだと形を変えて細かいところ消せたりポンポン叩いて消したりできるそうです(後ほど初めてデッサンして実感)

鉛筆削るカッター

画用紙。これも目の粗さとか色々あるそうですが、とりあえずこれ。あとモチーフの下に敷くようでもあります(影をつけるため)

画板。俺も知らなかったのですが、てっきりデッサンって机の上に画用紙置いて描くもんかと思ってました…。それだとモチーフと視線に高低差ができてダメなんだと。。ゆくゆくはイーゼルも買って立てかけてデッサンしていきます。

そして画用紙を画板にとめるためのクリップ

あと緊急ではないけど、初めてのデッサンは貴重だし保管した方がいいということで、フィキサチーフとやらを吹きかけて定着させるのが良いとのこと。確かに鉛筆やと擦れたら消えちゃうもんね。。

ざっくりこんな感じです!紙と鉛筆とモチーフあればすぐできると思ってましが、ガチでやるとこんなにいるとは知りませんでした。

まずは鉛筆の削り方とか描く時の姿勢だとか

鉛筆のBとかHBとかの違いもよく分かってない僕ですが、まずデッサン用の鉛筆の削り方から教えてもらいました。よく美術やってる人が持ってるやつだ〜!りんごの皮も剥いたことないので全然上手くいかないのですがこの時点でけっこう楽しかったりします。

ちなみにSNSに晒すとフォロワーさんからアドバイスもらえます。

そして描く時の姿勢やらモチーフへの向き合い方(そんなんあるの?)、エスキース、陰影、質感などざっくり流れ教えてもらって、記念すべき一発目のモチーフは未開封のティッシュ箱!(柄なし)とりあえず今の僕の実力を測るために描いてみることに。

制限時間2時間でデッサンした結果がこちら…難しい…!

はじめてのデッサンの感想

  • そもそも最初鉛筆使うの慣れるの大変だった(線ではなく面で描くとか)
  • 長方形描くの本当に難しい
  • 影とか質感とかそんなこと意識する余裕がない
  • 2時間ガチ集中して本当に脳疲れた。他のこと考える暇もない

ってな感じです。いやだ〜。

自分が描いてるところのタイムラプスも撮ってたんですけど全然モチーフ観察しなくてドン引き。ブルーピリオドでも美術の先生が「描く以上によく見なさい」って言ってたやつだ。実際、描写力ある人は描く以上に見るそうです。

こんな感じで毎日2時間やってきます

そしてLINEで丁寧にフィードバックをもらいまして、2回目のデッサンもしました。

上達のコツは徒然草150段「能をつかんとする人」にも書かれてるけど下手でも人前に晒すこと。だからSNSにアップしながら過程を発信していきます。

無職だし0からのスタートなので失うものなどない…。それにアップしてたら美大出てるフォロワーさんが色々教えてくれるのでほんとインターネットなければ生きれてません。

そんな感じ〜!

ちなみに先生、有村かすみに似ていていつも緊張します。