イカれてる会社リツアンSTCと3日飲み続けて気づいたら顧問になった

株式会社リツアンSTCという静岡の掛川に本社があるエンジニアの派遣会社がありまして、

取締役の平野さんとは元々知り合いだったのですが、急遽会社の飲み会に誘われました。

23時くらいに渋谷に着くと飲みの場に「めっちゃダメな人」として噂は聞いてた野中社長がいました。

泥酔してる僕ら(初対面)

詳しくはねとらぼさんの記事で紹介されてるので読んでください。

「派遣会社なんてないほうがいい」 派遣業界の闇に一石を投じる派遣会社「リツアンSTC」社長が語る本音

 

噂には聞いてたけどこの社長ほんとヤバくて「るってぃ最高」「顧問やって。毎月お金出すからもうなんでもやって」と

会って10分で会社顧問に任命。

そのあとも色んな人を顧問に任命してましたが、そんな簡単に会社の顧問ってなれるんでしたっけ?

※マジでなった。

YouTubeチャンネルを運営していきたいらしいのですが、もはやリツアンの名前出さなくていいし、そこで発生した収益持ってていいし、給料も払うしかかる経費も出す、という「会社としてどうなん」的なことずっと言ってました。

人たらし社長のもとに優秀な人がたくさん集まる

飲みの席にいたエンジニアさんにも「早くウチ辞めろ」とか「そもそも派遣会社はなくなったほうがいい」とか言っちゃってるんです。

会社で稼いだお金はみんなが十分食えるだけまず与えて、余ったお金で楽しいことしようという考えです。僕もビックリしたんですけど、社員にとんでもなく高い給料払ってて、事務の人で年収1000万ですよ????

社員に両手を引っ張られて二軒目に向かうベロベロの社長

常に酔っ払ってて、酔うと何言ってるか分からないし、経営者としてメチャクチャにも思えますが、社長のもとには素敵な人がたくさん集まって来るんですよ。

社員やエンジニアさんは優秀だし(みんな友達みたいですごく雰囲気がいい)、リツアンには東大生や藝大生も関わってます。

会社経営してる現役東大生、東大OB、藝大生、AIやらなんかそのへんの領域でヤバい人たちが集まってた夜

東大生や藝大生のための作業場作ったり。普通の企業だとそれはブランディングとか学生を採用する目的ありきなのに、リツアンは自分たちがそういうのやってる事すら出してないし(とゆうか学生たちからメディアでたくないと拒否されてる。どっちが偉いんだよ!)、なんかもうやってることヤバすぎてまとめることができません。

エンジニアの派遣会社という領域を超えて、幅広い業種の人たちが同じ空間にいることが不思議で仕方ありませんでした。

こっちとしてもそんな愉快な会社と楽しいことやりたくなりますし(現にこのブログ書いてる)

週末に野中社長が主催の「教育フェス」というイベントに誘われたので、掛川まで行ってきました。

なのにみんなイベント会場行かずに飲んでました。なんでだよ主催者だろ。

そこで印象的だったのが、社長と仲良いと言う地元の野球チームの人たちも一緒に飲んでて、そのうちの1人の方と話したのですが

「この田舎で生まれ育ったからいまだに東京行くのに片道5時間かかると思ってる(実際は新幹線で1時間40分くらい)。それくらいここにいる人たちは選択肢がないというか視野が狭い」

「でも、社長が面白い人を連れてきて、掛川の名を広めてくれるのは本当に嬉しい」

実際僕もリツアンがキッカケで掛川に初めて来たし。でもこんなイカれた会社、プロ無職の自分でも3日一緒に飲んだだけで価値観揺さぶられましたよ。

「こんなダメでいいの!?」「遊ぶように働いてていいの!?」って。

「まだまだウチのエンジニアさんもサラリーマンっぽいというか、頭が硬いので壊していって欲しい」と言ってましたが、こういう会社は存在するだけでいまの日本にとって大きな価値があると思います。視野が広がるのはとても大切なことですから。

ちょっと褒めすぎたかな?

だいたい最後らへんこうなってる社長、と社長よりフォロワー数が多いことを自慢する平野さん

この3日間マジで楽しかったです。この会社と一緒に楽しいことをしよう。

 

追記:動画撮ったよ!でも社長カメラ回したらシャイになる!!