今日も今日とて絵を描いてます。まだまだ知らないことだらけなので、日々自宅のアトリエで実験です。

「ACCESS」

いま日本にいるので、自宅アトリエを公開中なのですが、ちょくちょく友人たちが見にきてくれてそのまま絵を買ってくれます…。本当にありがたいことです。

ちなみに絵の金額は「言い値」です。お客さんに自由に決めてもらってます。5000円で売ったこともあれば、15万円の値がついたこともあります。振り幅がありますが、「なんで言い値にしてるの?」とよく聞かれるので、言語化してみたいと思います。

絵を言い値で売る理由

1.お客さんが値段を考えてる姿や理由、そのものが見てて楽しいから(ストーリーになるから)

言い値だと、絵の値段をお客さん側が考えるわけですが、考えてる姿やその金額に決めた理由を聞くのも楽しいんですよね。「絵を売るやり取り」も含めてストーリーであり、アートです。

「金額は◯◯円です」「はい、じゃあこれ」で終わるの、なんか味気ないような気がして。僕はそこにワンクッション挟み、ネタにする。そのネタを自分の発信媒体で発信する。そういったサイクルで成り立っています。商社のように【モノ】を、銀行や投資家のように【お金】を仕入れるのではなく、僕みたいに発信してる人にとっては【体験やストーリーを仕入れること】が基本ですから。

つまり、発信媒体を持った上でアートやって言い値で販売やると最強です。全てがネタです。少なくとも今はこのスタイルがしっくりきます。

2.金額をつけることによる【印象】と【限界】を決めないため

個人的な話ですが、個展とかギャラリー行くと絵の下に金額が書かれてるわけですが、あれがどうも苦手で…。いや、作品を売るために個展開いてるので分かりますよ!ただその金額を見た瞬間、「それ相応の絵」という意識が入っちゃって、公平に絵を見れなくなるんですよね…。

「あ〜10万円の絵ね」とか、全然何も思わなかったのに100万円とか付いてる見た瞬間、そういう絵に見えてくるとか。それって結局、資本主義が生み出した錯覚資産じゃないですか。もっと平等に「自分は目の前にあるこの作品が好きかどうか」で見たいんですよ。

子供心で。だから【印象】を先に決めないために金額をつけません。そして、自分にとって10万円の絵かもしれないけど、他の人にとったら100万円の絵かもしれないので【限界】も先に決めません。

ただ、この販売スタイルでいけるのは自分が他にも色々やっているからなのかなぁと思ったりします…。画家さんは絵を売らないと作品作りも、生活もできないわけですし、自分で金額つけることもめっちゃ大切です。自分は「人と繋がるため」に販売してる部分が大きいので、目的が若干異なりますね。いや〜難しい。

と考えると、やっぱり何事もひとつに依存するよりはパラレルキャリア的にやった方がいいかもしれませんね…執着から離れられるし。もちろん職人的にひとつに集中する人もカッコいいですが、自分は性格的にそれが向いてないのでやっぱりこのスタイルがちょうどいいと思います。

バランス取りながらやってきます。

3.「絵は民主的であるべき」という考えに共感するから

岡本太郎の「絵はお金持ちの中で留めるのではなく、民主的であるべき」という考えにも強く共感します。だからあの人は太陽の塔とか、全国のパブリックな場所に誰でも無料で見られるアート作品を作っていたわけですね。

日本のアート市場は海外に比べてめちゃくちゃ小さく、「アート作品を買う」ということが普及してません。僕も今年に入って初めて買ったし。それで、僕が5万円とか10万円とかで売りに出すと、生活に余裕のある人しか買えないわけですよ。年収とか社会的地位とか関係なく、できるだけたくさんの人の手に渡って欲しいという気持ちを込めて、言い値にさせていただいてます。

それでいて、「はじめて絵を買った」という人が僕の作品が「はじめて」なのが嬉しいです。やっぱりそういう意味でハードルを下げるのも楽しいですね。

4.実はこちらが繋がりたい人を選んでる

言い値というと、お客さんに値段を選ばれているような気がしますが、実は僕の方がお客さんを選んでいるような気がします。

どれだけ大金を積まれようが嫌な人には自分の作品を渡したくありません。逆に金額が低かろうが、これから長く繋がっていきたい人、大切な人にはお渡ししていきたいです。「それ民主的じゃねーじゃん」と思うかもしれませんが、まあ段階的に…ということで、今はこのスタイルで徐々に。ね?笑

それと「言い値」と言えど、やっぱりそれなりの魅力を持ってる人はそれなりのお金をキチンと払ってくれます。これは仕事でもそうで、能力の高い人ほど高い報酬を払ってくれるものです。たとえいまお金がない学生さんだったとしても、話してたら能力の高さや未来の可能性も感じます。

なぜその値段を付けたのか?

なせこの絵を買いたいと思ったのか?

絵のどこに惹かれたのか?

僕と会ったことない人であれば、どのように自己紹介して上記の理由をプレゼンするか?

めちゃくちゃ上から目線で申し訳ないんですけど、絵を通してこういった部分やその人が持つ品格や美学を見て勉強させてもらってます。それがすごく楽しいんです。

今まで情報発信を通じて言葉やその根底にある価値観で繋がっていた訳ですが、さらに自分が創り出した「作品」を通じて、この縁を広げていきたいと思います。

なんしか、絵楽しい

マジで楽しいです。自宅アトリエも徐々に改装し、制作スペースを広げてます。ハマった時の自分はとことん強いので、自分の気持ちに率直にステキな作品作っていこうと思います。もちろん絵画の技術、歴史、市場といった勉強も疎かにせず。

みなさんの絵に対する解釈・意見が非常におもしろく、むしろ「こんな勉強させてもらってお金までいただけるのか…」と日々感動してます。そのお金でまた絵が描け、また誰かに価値を与えることができ、そしてまたまた自分が成長できる。こんなに楽しいことはありません。

今後、売り方が変わっていくかもしれませんが、作品見学・購入希望の方はお気軽にDMしてください。僕のLINE@から連絡いただけると一番確実です。

僕は必ずや世界に行くので、ゆるーく応援してくれると幸いです。

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この記事をかいた人

るってぃ

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