名刺にあるデータ、例えばその人の名前や職業や肩書き程度では、その人が信用できて仕事を依頼できる人かどうかを判断しにくいですよね…。
持論として「Facebookの交換にすら至らなかった人とは特に何もない」と思ってます。
SNSを交換すれば投稿してる内容からその人の思考を見ることができるし、繋がってる人や、より深いところまで拝見することができます。そして興味があればそのままメッセージを送れます。
わざわざ名刺に書いてあるメールアドレスを打ち込んでメールを送ったことはないし、これまでのフリーランス生活を振り返っても、名刺交換から繋がった仕事は一度もありません。
つまり、これだけインターネットで人と情報が無繋がった時代に「肩書き」や「学歴」で信用できる人かどうか判断するのは得策ではないのではないかという話です。
履歴書や学歴はなんの意味もない
社会ブロガーのちきりんさんがとても良い記事を書いてました。
マジでこれ。学歴よりSNSの方が大事な時代。
LINE@やDMから知らない方からお仕事の依頼などたくさん来ますがSNSでの投稿や人脈関係は拝見させて頂いてます。
判断できる材料がないとお断りするケースが正直多いです…
https://t.co/Wjv7bDVZpO
— るってぃ@プロ無職 (@rutty07z) December 19, 2017
「自分をどんな人か?」を正確に伝える方法はブログです。ちきりんさんは自分の深い知識をブログを通じて発信長年発信してきました。
全部とは言わなくてもブログを読んだことある人やSNSをフォローしてる人は、なんとなくちきりんさんの人柄や考え方がイメージできます。
またgoogleといった大企業がAI技術を使った人事分野での開発・研究を進めています。
遠からず人工知能(AI)が、膨大な量のその人の発信(ブログやツイートだけでなくインスタにアップロードされた写真や“いいね”した記録、そしてクラウドに上げた多くの情報=ビッグデータ)から、 「あなたがどんな人か」を、人事担当者に代わって判断してくれるようになります。
すると、「簡単で正確」な「あなたがどんな人かという情報」が手に入るようになるんです。 人事分野では今、AIの活用実験が急ピッチで始まっています(グーグルが本気で研究と実験を始めています。詳しく知りたい方は下記の本参照)。
今後、採用や評価プロセスの多くは、AIに置き換えられていくでしょう。 そうなった時「あなたがどんな人か」を判断するベストな基準は、大学名や以前に勤めていた会社の名前ではなくなります。 なぜならもはやそんな「簡単だけど不正確」な情報を使う必要はないから。 あなたが今まで何について「どのように考え、どう判断してきた人か」という思考の記録を丸ごと判断することも「簡単」にできるようになるから。
つまり自分の思考や考えを発信してない人は圧倒的に不利になる時代なのかもしれません。
SNSやブログで自分を発信してない人は信用しにくい?
ありがたいことにブログやSNSを通じて仕事の依頼やご相談をいただくとき、「受けるか受けないか」の判断基準は、その人の発信内容を元に行ってます。
プロフィールをネットから拝見し、その人がどんな思考や価値観を持ち合わせてるか、共感できる部分はあるか、本当に信用できる人かどうか。
2年間ブログでオピニオンを発信してるし、自己紹介記事や動画も用意してます。「僕のブログやSNSを通じて僕の価値観や人物像を100%理解してください!」という心構え。
正直、何も発信していなかった人からの依頼はお断りさせていただくケースが多いです。
学歴や肩書きなんかに捉われず、自分の思考を発信すべし
インターネットがなかった時代に人を評価する物差しが学歴や肩書きでした。
しかし、その尺度だけだと本当にその人が何を学び、何を考えてるかなんて分かりません。
ネットが発達したいま、誰もが自分の考えを発信できるようになりました。
以前から「ブログは大きな名刺」と表現してます。書いた記事の数は400を超えてきました。
これから訪れる新しい経済の中で生きてことを選択するなら、発信活動は必要不可欠でしょう。