先日開催した個展で30点の作品がお嫁に行きました。
まず来てくれた方、そして大事なお金を使って購入してくれたみなさん本当に感謝です🙇♂️
初個展「Suchness」終了しました!関わってくれた皆さま全員に心から感謝です🙇♂️この個展をプロ無職5年の総括とし、いま考えていることを空間で表現しました。2年前に突然アートをはじめた理由を、ようやく周りに説明できたと思います。落ち着いたらまた連絡します。本当にありがとうございました!! pic.twitter.com/aEX3hJHNuj
— Rui Yamaguchi/プロ無職るってぃ (@rutty07z) December 16, 2020
作品は「買って終わり」ではありません。長く観賞を楽しむには適した保管方法があり、そしてまた作品は「育てるもの」だと思ってます。
僕もこの1年で他の作家さんの作品を10点ほどコレクションしたのですが、作品の保管方法や額装方法についてシェアしたいと思います。
作品の適切な保管環境について
アクリル絵具、油絵具など使ってる素材によりますが、保管してる環境の温度や湿度によっては乾燥してひび割れしたり、逆にカビが発生したり歪んだりなど経年劣化を早めてしまいます。
特に日本は湿度が高いので梅雨の時期など要注意です。端的にまとめると
- 湿度は50~60%
- 温度は20~25度
- 直射日光が当たらない場所
- 煙や埃、エアコンの風が直接当たる場所は避ける
だそうです。
湿度が高い6〜7月の時期は、額を抜いた全ての作品をひとつの部屋に集めて、1ヶ月エアコンで除湿してる、というコレクターさんの話も聞いたことがあります。
しっかり額装する
キャンバス作品などは額装なしで飾っても充分カッコいいのですが、上記の保管を考える上で額装はかなりオススメです。
額装すると作品は見違えます。飽きたら額変えればいいし。
キャンバスのサイズさえ分かればネットで注文することもできますが、最初のうちは町の画材屋さんに作品を持ち込んでプロに相談することをオススメします。
親身に相談に乗ってくれますし、作品にあわせて額をオーダーすることもできます。
初めて絵を額装して気付いた「作品は買って終わりではなく育てるもの」
ちなみに失敗談として…ポスターくらいは自分で額装できるだろうと思ったら傷も埃もつけずに額装するのって実はけっこう難しいんですよね…。大事な作品の額装はプロに任せた方が絶対いいと思います!
壁にかける方法
壁に作品掛けるとき気になるのが「壁の穴」ってことで、いつもこの辺を使ってます。最近は壁の穴目立たないフック増えててすげ〜。賃貸の人にオススメです。
作品の重さをしっかり把握した上で、耐久量合ったやつを選んでください。
若林製作所 石膏ボード用金具 壁美人 ホワイト p-8shw 金具
どうしも壁に穴が開けれない場合は、軽い作品であればひっつき虫使うのもアリかも。ただ、時間経って落ちる場合もあるので個人的にオススメしてません…。
というわけで
作品買ってくれてめちゃくちゃ嬉しいです!
これを機に、アートの面白さを感じてくれたら嬉しい。
コレクション自慢大会とかもしましょう!