ドラマ版「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか」音楽、映像、全てが美しい

友人に勧められて「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」という49分のドラマを観賞しました。未だに余韻に浸ってるし、なんなら3回目を観ようかなと思ってます。

日本で生まれ育った男児なら誰もが唸るエモさが詰まっていて、当時の技術からは考えられない映像の美しさに驚きました。

特に最後のプールのシーンは感動を通り越して人によってはトラウマレベルです。岩井俊二監督が有名になったキッカケの作品だそうです。

2017年にアニメ映画化され「米津玄師×DAOKO」のコラボソングが記憶に新しいですが、こちらの映画は酷評されていて、僕も冒頭30分でリタイアしてしまいました…。元々49分のドラマにSF要素足して2時間に尺伸ばしたんだから、そりゃ変な感じになると。

曲は好きだったけどな〜。

しかし、この映画に93年に制作された元ネタがあったこと。あの岩井俊二さんが監督してたこと。世代ではなかったけど再放送でハマった「if もしも」の中で放送されてたなど色々衝撃でした。「世にも奇妙な物語」の姉妹番組ね。

鑑賞して衝撃だったが、当時14歳の奥菜恵が際立ちすぎている。

当時これを物心ついた歳で見ていたら確実に恋に落ちて追っかけをしていたと思うし、なんならマジでお近づきになるために俳優を目指していたかもしれないし、後に結婚し離婚したサイバーエージェントの藤田社長を八つ裂きにしてたかもしれない。

今の人生に全く悔いはないが、超絶楽しかった小学6年生のころに戻ってみたくなりました。