お金が言葉以上に人に与える肯定力

ルワンダのアーティストのインタビュー記事をたまたま拝見しました。

小さい頃から絵が好きで、高校生のとき絵が70ドルで売れたことがキッカケでアーティストを目指したそうです。

絵が好きだったから自由時間にスケッチを描いていたら「絵が上手だね!アーティストになれるよ!」と言ってもらった。それで小さな絵を描いたら、70ドルで売れたんだよ。

すごい!調べた情報ですが、今でも首都キガリの平均月収が2万円といわれてるので、70ドルは大金ですね!

そうなんだ。そこではじめて自分の絵に価値があることがわかった。

出典:「アフリカ人だから支援する」からの脱却へ。ルワンダ人アーティスト・オーガスティンさんの想い

言葉で想いを伝えたり存在価値を認めることができますが、アーティストにとって時にお金は言葉以上に肯定してくれるものです。

お金もコミュニケーションツールのひとつ!自分もそんなシチュエーションがこれまでありました。

例えば初めて絵を描いて、ドキドキしながらSNSにアップしてたくさん反応を貰えた時。その2時間後、友人が購入してくれました。

芸術に1ミリも興味がなかった僕が絵を描き始めたワケ

その時の気持ちは、感じたことない不思議な感じでしたよね。

「え、俺絵描いていいの!?」「これでやっちゃっていいの!?」みたいな。

 

コロナによる外出自粛で、周りでは「創造的休暇」として絵や楽器をはじめるなど、表現する人が増えました。それ自体はとても素晴らしいこと。

それで、もし良い作品を見かけたらSNSでいいねやリツイートボタンを押すだけでもいいし、「素敵だね」なんて言葉をかけるだけても製作者としては嬉しいはず。

さらにさらに、もし余裕があれば!あなたが納得する価格で作品を買ってみることをオススメします。

芸術や文化に対するリスペクトを絶やしてはいけな〜〜〜い!

というわけで、僕は政府からの給付金の使い道として、他のアーティストの作品を買おうと思ってます(言い訳)

お金を上手く使うことで周りの人を肯定していきまっしょい!

追記:小学生のNFTアートに何百万円という金額が付いてる世界線…!

8歳の息子の自由研究NFTが1.2イーサリアム(52万円相当)で取引され完売になった話。

暗号通貨の登場で、お金の流れは国境を越え、より滑らかになっていくはず。

これからアーティストやクリエイターエコノミーはどうなっていくのでしょうか。非常に楽しみです。