【賃貸派 VS 持ち家派】ローンを組んでまでマイホームを買うべきか

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「同じ金額の家賃を払い続けるならローン組んで一軒家買ったほうがいい」

「将来何があるか分からない!ローンなんて組んだらずっと会社で働き続けなきゃ!」

果たしてマイホームを買うべきなのか?それとも賃貸に住むべきなのか?

これは永遠に議論されている話ですが、「賃貸派」と「持ち家」の意見は分かれるばかり。

果たして日本において【賃貸派と持ち家派】、どちらが賢い選択なのか。

コンサルタントで不動産投資家の石川貴康さんは、著書「サラリーマンは自宅を買うな」で「持ち家派」をきっぱり否定。

1.会社員は健康的に働き続けることができるのか?

会社員の方が35年ローンを組んだとして、返済までに今以上の給料をもらい続けることができるの保証はないと石川さんは語ります。

ずっと健康であることなんて、誰にも分かりませんからね。

突然の病気でも会社は最低限の保険や有給を保証してくれるけれど、本当にそれは最低限です。差し迫るローンに加え、家族を養えるお金をまかなえるかは、また別の話です。

「35年」という時間の重さは、正直想像しにくいです。

2.不動産バブルが崩壊した今、持ち家を高値で売却できるのか?

持ち家派の意見として「何かあったら持ち家を売ればいい」という意見がありますが、市況が下がってる現状の日本で、果たして高値で売却できるのでしょうか。

海外では※ノンリコースローン(非遡及融資)が普及しているため、ローン返済の途中で持ち家を手放しても大きなリスクになりません。

※ローンの担保となっている住宅のみが責任財産となり、仮に担保を売却しても債務が残ったとしても債務者はこれを越える責任を負わない。

日本は「リコースローン」なので、何らかの事情で持ち家を手放しても、ローン返済の義務を負います。市況が下がってる中、仮に家を売却したとしても、ローンの残債が残る可能性は充分起こりえます。

「日本と世界の不動産事情は違う」ということを理解している日本人は割と少ないのかもしれません。

3.災害やヤバい近隣住民のリスクに対応しづらくなる

せっかく購入した家の隣に、ヤバい住民が引っ越してきた…これも運としか言いようがありません。

実際にあったこの事件を知った時、中衝撃を受けました。

2015年11月、千葉県館山市である殺人事件が起きました。加害者は76歳の男性で、被害者は隣人の73歳の男性でしたが、公判では、地域住民など1000人以上から加害者の減刑 を求める嘆願書が提出されました。

地元メディアによると、加害者は被害者との隣人トラブルに20年以上、悩まされてきました。

被害者は「生活排水が流れ込んでくる」とクレームをつけて金銭を要求し、毎日のようにカマを手に脅迫。 加害者が施錠し、カーテンを閉めていると、「田舎のくせに鍵をかけやがって」と怒鳴り散らし、いたずら電話も後を絶ちませんでした。

被害者の迷惑行為は 近隣一帯に及んでおり、公判で加害者は「これ以上、周りのみんなに迷惑をかけさせないようにしたい」と、 殺害行為に及んだ動機 を打ち明けています(判決は懲役9年)。

出典:宝くじで1億円当たった人の末路/鈴木 信行

一軒家を購入することで、居住場所が固定されてしまうことのリスクが「近隣住民とのトラブル」でしょう。隣にヤバい人が住んでしまうと、賃貸で他の人に貸すことも難しくなってしまいます。

そしてもう一つ恐ろしいのが「災害」です。記憶に新しいのが東北大震災です。

火災や地震による住宅保険はありますが、放射能によって住居を手放すことになった人のための保険は、現状存在しないそうです。

4.持ち家があるとフットワークを重くし、人生の可能性を狭めてしまう

一軒家を購入し定住することで、多くの人はその場から離れることができなくなってしまいます。

例えば今住んでるところに不満を感じても、すぐに引っ越すことは難しくなるでしょう。

なにか場所を変えなければいけない千載一遇のチャンスが訪れたとしても、一軒家を所有してることによって判断を鈍らせます。逆に賃貸であれば簡単に場所を変えることができます。

一軒家を購入することは、その後の人生の可能性を大いに狭める可能性があることを十分理解しましょう。

会社員がローンを組んで一軒家を購入することのメリットを考えなければいけない

会社員にとって、マイホームを購入することが「人生のゴール」「一人前」というような風潮がありました。しかしそれは一昔前の話かもしれません。

日本という側面だけ見ると、実は今ローンを組んでまで一軒家を購入するメリットはほぼなくなってきてるような気がします。

安定志向の日本人が、なんのリスクも考えず、人生のレバレッジを賭けて購入してしまうものが、「宝くじ」と「不動産」と呼ばれています。

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