キラキラネームをつける親の特徴とつけられた子どもの辿る末路

The following two tabs change content below.

こんにちは、るってぃ(@rutty07z)です。

面白い本を見つけてしまったんです。

こちらの『宝くじで1億円当たった人の末路』という本。

 

様々な人たちの「末路」を取り上げた本ですが、この中でも「キラキラネームの人の末路」が非常に面白いんです。

僕自身も『塁(るい)』という、キラキラネームの走りのような名前がついてるので、とても興味深く読ませて頂きました。

キラキラネームをつけられた子供が一体どのような末路を辿るのか。

その問題点と、キラキラネームをつける親の特徴などが詳しく記載されてます。

キラキラネームとは?

キラキラネームとは、一般常識から著しく外れているとされる珍しい名前に対する表現である。 類似のインターネットスラングにDQNネームがある。 中傷表現が許されないメディアなどでは「キラキラネーム」が好まれるものの、揶揄・侮辱の文脈で用いられがちである点は共通している。

出典:Wikipedia

光宙(ぴかちゅう)くん月姫(らめ)ちゃんといったキラキラネームが有名ですね。

ちなみに2016〜2017年度最新版のキラキラネーム人気ランキングが以下の通り↓

男の子TOP5

1位 碧空(みらん、あとむなど)
2位 輝星(べが、だいやなど)
3位 陽空(はるく、ひだかなど)
4位 心人(はーと、あいとなど)
5位 皇帝(しいざあ、ふらんつなど)

女の子TOP5

1位 星凛(きらり、あかりなど)
2位 奏夢(りずむなど)
3位 妃(ひな、きらりなど)
4位 美音(りずむ、めろでぃなど)
5位 希星(きてぃ、きららなど)

出典:【2016~2017年版】キラキラネーム!これってあり?なし?

すごい。ってか読めねぇ。

子供にキラキラネームをつけてしまう親の特徴とは

キラキラネームをつける親はアウトローではなく「ごく普通の人」

Hands 918774 960 720

 

子供にキラキラネームをつけてしまう親って「民度が高くない、アウトローな人」という印象を持つかもしれません。いわゆる「DQN」と呼ばれるような人たち。

しかし、それは「全くの誤解である」と説きます。

キラキラネームをつける親は中流階級以上で社会的地位のある真面目な「ごく普通」の人たちが多いそうです。

キラキラネームをつける親は没個性的な教育を受けてきた

キラキラネームをつける親は「自分は個性的ではない」と自覚してるケースが多いという。

  • 周りに迷惑はかけてはいけない
  • 間違ったことは言ってはいけない
  • 良い子でいなきゃいけない

といった、日本でありがちな「没個性的な」抑圧された教育を受け、強い無力感や欠乏感を抱いてるということです。

そういった人が親になると、当然子供は「個性豊か」に育って欲しいと願う訳です。

そんな思いを込めて、キラキラネームがつけられるという。

キラキラネームをつけられた子供の末路とは?

Childrens eyes 1914519 960 720

 

そしてこの『宝くじで1億円当たった人の末路』の中では、名付けの最新事情や、奇抜な名前が子供の人格形成に与える影響などを命名の研究家に直接取材しています。

以下読んでて参考になった内容をアウトプットがてら発信していきます。

①就職活動に不利

人気企業ともなると膨大な量の履歴書が送られて来るわけで、文字から明確な差を見抜くのは難しい。

となると、「名前」が及ぼす書類選考への影響は大きいと言います。

読みにくかったり、ふざけた印象を与えたりする名前の学生からふるいにかけていくのは当然です。

一般常識からかけ離れた名前は社外に悪いイメージを与えるだけでなく、社内にも支障や混乱を生みます。

電話の取り次ぎ、顧客からの問い合わせ、社内資料の作成など、キラキラネームの社員がいることの弊害は永続的です。

②結局個性的ではなく、周りの目を過剰に気にする子が育つ

「個性的に育って欲しい」、「周りに流されるのではなく、自分で選んだ人生を送って欲しい」という思いをこめてキラキラネームをつけられた子どもは、結局個性的な人間にならないことが多いと解説してます。

というのも、キラキラネームを名付ける親は「没個性的」な教育を受けてきた人たちなので、「個性的な名前」は付けられても、「個性的な子ども育てるノウハウ」は知らないわけです。

結局自分たちが受けてきた教育を子どもに押し付ける。

結果としてキラキラネームの子どもほど「周りの目を過剰に気にする埋没的な人間」に育つという。

③いじめの被害に遭うリスク

当然懸念されるのが、キラキラネームであるがゆえの「いじめ」を受けるリスクです。

2度見してしまうほどのキラキラネームであれば、周りからからかわれてしまう可能性は考えられるでしょう。

④選択肢が削られてしまう

そして上記のいじめのリスクをあらかじめ回避するために、キラキラネームの子どもの入学をお断りする私立学校が増えているそうです。

学校側がいじめ問題を解決するのは労力もかかりますし、予めいじめがおこらないようにリスクヘッジするのは当然と言えます。

もちろんこれは学校だけにとどまる話ではないと思います。
就職活動などもそうです。

つまり、無限の可能性を持つはずの子どもの選択肢が「名前」を理由に削られてしまうのです。

とても悲しいことだと思います。

⑤虐待に遭うケースもある

キラキラネームをつける親の価値観のベースには「個性豊かに育って欲しい」という思いがあるため、想定通りに育たないと普通の人以上に感情が爆発してしまうケースが多いそうです。

なんと厚生労働省の「自動虐待相談件数」は平成初期から増加しており、キラキラネームが増えだした時期とぴったり重なるのです。

スクリーンショット 2017 04 06 15 35 28

出典:平成27年度 児童相談所での児童虐待相談対応件数<速報値>

キラキラネームはマジョリティになっていく

Boy 1822553 960 720

キラキラネームであることで、人から覚えてもらいやすくなったり、「ウチに珍しい名前がいるんですよ」という会話から顧客との新しい接点に繋がるのでは、と考える方も多いと思います。

キラキラネームは、他にそのような名前の人がいなかったから珍しがれただけで、今ではクラスの半分がキラキラネームの時代。個性的な名前が武器になるのは一過性にすぎないとのこと。

僕も「塁(るい)」という名前で珍しがられたりはよくしてましたが、最近は昔ほど名前を突っ込まれることはなくなりました。

個性的な名をつけたつもりが、全く個性的でなくなる時代が訪れそうです。

子育ては親の人生の敗者復活戦ではない

Boy 909552 960 720

 

僕が本書、『宝くじで1億円当たった人の末路』の中で最も記憶に残った言葉です。

「子育ては親の人生の敗者復活戦ではない」

親のエゴを子どもに無理やり押し付けるのはどうなのか、と感じる部分があります。

よく「子どもは親を選べない」と言いますが、まさしくその通りで、親につけられた名前は、間違いなく子どもの人格に何かしらの影響を与えます。

自分の送ってきた人生の中で何か負い目を感じる出来事は誰にでもあると思います。

しかし、それを子どもにも押し付けてしまうのはどこか可哀想な話ではないでしょうか。

子どもを自分の人生の敗者復活戦のように見てる親が僕は実際の目で見た子はありませんが、度々と取り上げられる「キラキラネーム問題」がそれを語っているのでしょう。

自分も「塁(るい)」というキラキラネームの走りっぼい名前なので、大変興味深く読ませていただきました。ちなみに僕も異常に周りの目を気にする人間でしたよ。

合わせて読みたい

周りの目を気にする臆病な人間だった。プロ無職るってぃのプロフィール

 

他にも色んな人達の「末路」が記載されていて面白いので、ぜひ読んでみてください。

お知らせ:教育に特化した月額マガジンを作りました

1280 581

僕は日本と世界の教育の違いやそれそれの特徴といったところに非常に興味があります。

最近はこういった教育系の本や、取材で話を伺うことが多いので、インプットした情報をアウトプットしていくための月額マガジンを作りました。

月額420円で僕なりの教育論や、タメになった情報を発信しています。
特に子どもを持つ親世代に読んで欲しいマガジンです。

詳しくはこちらの記事をお読みください。

合わせて読みたい

月額420 円でプロ無職 の教育論が読めるマガジン『るってぃの教育勅語』

登録特典付き!LINE@でコラムを配信中!無料で相談も乗ってるよ


この記事があなたの「ここから」になったらシェア!

関連記事