映画評「映画大好きポンポさん」タイパ至上主義の先にあるもの

タイムラインで話題になっていたので「映画大好きポンポさん」を観てきました。

数年前にpixivで無料公開されたマンガがめちゃくちゃ話題になり、ついにアニメ映画化されたのだそう。今の今までこの作品のことを知らなかったし、原作も読まず前情報0で観た自分の感想を率直に述べていきます!

「映画大好きポンポさん」はYouTuberっぽい映画だと感じた

結論を先に書くと、今の自分には合いませんでした。

誰もが楽しめるとても良い映画だとは思います。モノづくりしてる人は共感の嵐でしょう。特にコンセプトにもなっている「テンポ」が見ものです。

この映画は(物語と連動して)90分ジャストで作られており、観客を飽きさせない演出が張り巡らされています。実際に飽きることなく駆け抜けるようにエンドロールまで進みました。

「2時間以上の集中を観客に求めるのは現代の娯楽としてやさしくないわ」という劇中のセリフは心からそう思います。だからこそ、そんな世の中が怖いのです…!

つい先日、ついに映画を倍速で観るという人にリアルで出会った。映画の「間」が耐えられないそうだ。

正直全く理解ができない。だって映画はあの間こそが映画なのに…。でもその背景には、若者のこういった感情もあるらしい。

「オタク」になりたい若者たち。倍速でも映画やドラマの「本数をこなす」理由

失敗したくない若者たち。映画も倍速試聴する「タイパ至上主義」の裏にあるもの

そういう意味では時代を上手く捉えているのだが(実際面白いし)、違和感があったのは正直なところだ。だからそうした作品やそれをリコメンドする仕組みに抵抗したい気持ちでいっぱいです。

これ何かに似てるなと思ったら、「鬼滅の刃」観た時と一緒な感情かも。

鬼滅の刃を観て感じた好き嫌いを超えたもの

 

ちなみにその後原作も全て読みました!もう一回映画観たいかも…!

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