昨日久しぶりにスターウォーズが観たくなって、スピンオフ作品ながらシリーズ最高傑作と名高い「ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー」を鑑賞しました。
あのライトセーバーをぶん回す正義の見方ジェダイが1人も出てこない、特別な能力を持たない名もなき戦士たちの悲しい物語。1977年の一番最初のスターウォーズの冒頭に出てきた「たった一文」から作られた映画。にも関わらず、めちゃくちゃに面白いのです!!!
2016年の公開当時、劇場予告やCMでローグワンを観た僕は舐めまくっていました。制作元がディズニーに移行して、前年2015年からはじまった新シリーズの7が期待はずれだったからです(それでも本場ハリウッドの劇場での興奮は凄まじかったが)




「ディズニーに渡ったスターウォーズは、もう僕らの知ってるスターウォーズじゃない…」
自分を含めた世界中のファンがそう思っていた。だからナンバリング作品ではなく、スピンオフに位置づけされるこのローグワンなんて余計見向きもしませんでした。
ローグワン公開1ヶ月前、取材でサンフランシスコにいました。
熱狂的なスターウォーズファンであることを発信していたら、一度Airbnbで家に泊まりにきた日本人の方が連絡をくれて、なんと、友人がスカイウォーカーランチ(制作スタジオ)で働いてるから招待するよ、と。生きててよかった!ブログやっててよかった!!心からそう思った瞬間でした。


普通では入ることができない玄関の、その先へ…


ファン垂涎の光景です。






案内してくれた社員さん。「どのエピソードが好き?」とかそういう話できてもう最高。右の外国人は「新三部作(EP1〜3)はクソだ」とかボロクソ言ってて面白かった。


スタジオを案内してもらってる時、廊下の奥に真っ暗な部屋を見つけました。
「あの部屋はなに?」と聞いたら、「ああ、あそこは新作のローグワンを作っているところだよ」と。そこはさすがに入ることはできなかったが、前作7のこともあって「おもしろい?」と聞いたら、「ふふふ、楽しみにしてて」と自信に満ちた顔で答えてくれました。


帰国2週間後、ローグワン公開日に六本木TOHOシネマで一番最初の回に1人で行きました。


感想は上述の通り。ぶったまげた。ぶったまげるほどおもしろかった。
あまりの衝撃に、エンドロール中に1人客席を離れした。1秒でも早くこの気持ちを綴りたかったから。劇場の外にはマスコミの人がいたが(CM用に鑑賞した人に感想聞くアレ)全部無視して肩で風を斬りながら駆け抜けた。


僕の人生において最も興奮した映画体験のひとつです。
この作品こそハリウッドで、世界中のスターウォーズファンと一緒に観たかった。日本でも拍手喝采が起こったほどでした。
僕にとってスターウォーズは14歳で出会い、人生で初めて没頭したものです。それから共に成長してたくさんの感動をもらいました。久しぶりにローグワンを観たら色んなことを思い出したのでこのブログを書いた次第です。
ちなみに翌2017年もコスプレしてハリウッドに行ったがエピソード8はビックリするほどつまらなかったwww
感動させたりガッカリさせたり、ディズニーに移行したスターウォーズは中々掴めない。これが逆に童心をくすぐられたりします。またローグワンのような作品が生まれることに期待…!!!

