通っている現代アートの学校は57コマ中48コマ授業が終了し、清澄白河に行く機会が徐々に減ってきました。
学んできた中で自分が本当に表現したいことが見えてきたような(ないような)悶々としながら咀嚼する日々が続いてます
学校行きだして最も感じるのが「一生勉強できる環境に身を置いときたいな」ということ。
学校では美術だけじゃなくリベラルアーツ的に色んなことを学んでいて、政治や宗教や近代とは何かとか、歩くことについてまで。
今まで触れたことない内容に「よくそんなことも知らずに今まで偉そうに発信してたな〜!!」と毎日が赤面です。
つまり、よく言われてることですが勉強し続けるとは自分が謙虚でい続けるための手段でもあると。あと単純に学ぶの楽しい。


空いてる時間は相変わらず展示観に行ってます。
最近はギャラリーより美術館によく行っていて、今月はDIC川村記念美術館の「ミニマル/コンセプチュアル」や豊田市美術館 「ホー・ツーニェン 百鬼夜行」など。
ちょっと待って。豊田市美術館のホー・ツーニェン「百鬼夜行」観てるんですが内容・構成共に良すぎる…作家の出身地であるシンガポールは日本の占領にあった場所。そんな彼が3年に及ぶリサーチから「アニメーションを用いて日本の複雑な歴史を「妖怪」や「虎」という視点から描く。日本知らなすぎワイ pic.twitter.com/SnsKmp2aXr
— Rui Yamaguchi/プロ無職るってぃ (@rutty07z) November 16, 2021
個展むちゃくちゃ良かったので受講しよ
“本レクチャーでは荒木夏実(東京藝術大学准教授)がモデレーションを務め、文化と帝国主義、日本とほかのアジア諸国との関係性をはじめ、アートを通して歴史や政治を探ることの可能性について、作家とのディスカッションが行われる。” https://t.co/uUdOLsV0kM
— Rui Yamaguchi/プロ無職るってぃ (@rutty07z) December 2, 2021
美術鑑賞は筋トレみたいなもんで、見れば見るほど見えてきます(同時に分からなくもなったりする笑)。
展示方法に作家やキュレーターの意図を考察したり、「ここの表現は、あの作品の引用だな」と知識が付くほど解像度が増します。ホー・ツーニェン展はマジでそれを感じた。感性だけで作品見るのは自由だけど勿体無い。
美術批評の書き方のコツと展示方法から散りばめられた意図を探る
書評「感性は感動しない」感動した現代アートって本当にあったかな?
まだ3年目ですが、ゆっくりゆっくり美術の言語を獲得していきたいと思います。
コミュニケーション大好き野郎なので世界中で話せるようになりてぇ!