この3年を振り返る 今日も今日とてやり続けることの大切さ

朝からとあるテレビ番組の取材を受けて、これまでの活動を振り返って話す機会がありました。

その時気づいたんですけど、僕この活動を初めて今月で丸3年経ってました。

Airbnbブログ「エアログ」を始めたのが2015年の9月24日。


9月にブログはじめた理由が、当時新卒で入社したアパレルメーカーで働いてて、夏って超超超繁忙期。

9月も中旬が過ぎ、やっと落ちいつてきたときに「来年は同じような夏を絶対過ごしたくない」と強く思いました。つまり、来年の夏までに会社を辞めれるくらいのスキルを身につけなければいけません。

とりあえず思いついたのが「ブログで発信すること」でした。いま思えば稚拙ですが、本当にそれくらいしか思いつきませんでした(高校生の時にブログをやっていたから)

シルバーウィークの連休中に、訳も分からずWordpressでブログを立ち上げたのを覚えてます。そうして始まったのが、エアログです。

とにかくあの頃はがむしゃらで、平日はサラリーマンとして働きながら、土日はおもしろいホストさんの家を泊まり歩き、そして仕事後にその体験をブログで発信するという日々。

当時のAirbnbって毎月「ミートアップ」と呼ばれるオフ会をやってたんですが、自分たちを売り込むために名刺持って顔出しまくってました。もちろんはじめは僕らのことを知ってる人なんて1人もいません。

「どうしたら目立てるのか、どうやったら早く売れるのか」

毎日毎日そんなことを考えてたような気がします。当時は何者でもなく、恥もプライドもなかったのでやりたい放題やってて、それはそれで楽しかったです。

徐々に顔が知られていく

ブログを書きまくりながらミートアップに参加していたら「エアログのるってぃさんですよね?」と声をかけてくれることが少しずつ増えてきました。

そんな感じで発信しまくってたら、一軒家をもらうことになり、自分たちの活動が忙しくなって来て会社を退職。

次の日から、今まで会社で働いてことなんて嘘だったかのように、ブログを書きまくってました。それくらいがむしゃらだったんだと思います。

会社を辞めてからはAirbnbの日本法人からも声をかけられて、色々イベントしてたなぁ。法律変えるために議員さんとかと話したのも良い思い出。


それからパン屋をAirbnbで再生することになって、必死にセットアップしてお客さん呼んで、気づいたらAirbnbの創業者ジョー・ゲビアが来てくれて。

 自分の役割を認識しはじめる

そこからなんですよねぇ。Airbnbを通してたくさんの旅人と交流する中で、みんな面白い生き方・働き方をしてます。

「この違いはどこから生まれるものなんだろう?」と疑問を抱きました。

それが気になったからクラウドファンディングしてアメリカまで取材しに行きました。

翌年にはまたまたクラウドファンディングでヨーロッパに取材に行きました。

振り返って気づきましたが、この辺で「自分の役割」を徐々に認識しはじめたような気がします。

プロ無職として、忙しいみんなの代わりに世界を旅して一次情報を手に入れる人。

現地で仕入れた有益な情報を分かりやすく届ける人。

ミュージシャンよりDJが、料理人より食べ歩きしてる人が儲かっている
自分の役割や生きてる意味なんて最初から分かるわけなくて、行動してたら後付けでついてくるような。

やりたいことが見つかっていく スポンサーが付く

昨年の夏に

「旅に持ち物あるくのダルいな〜」

「ってか、いつかスマホ1台で世界中旅できるんじゃね?」

完全に”降って来た”と思いました。自分のライフスタイルの根幹であり、興味の強い分野である

  • テクノロジー
  • ミニマリズム
  • 情報発信
  • 働きたくない気持ち()

の、全てが結びついた瞬間。こうして生まれたのが「スマホ1台旅」プロジェクトでした。

そして世界を知れば知るほど学びたいことが増えていきます。時間がいくらあっても足りません。語学も歴史も美術も、いろんなことを学びたい。そしてその情報を通じてもっと面白い人に会いたい。

だからスポンサーを募集することにしました。どうしても生きるのにはお金が必要で、「お金を稼ぐことに時間を取られたくない」と思ったからです。ピカソやゴッホなどの有名な芸術家にだって、パトロンが存在していました。

勇気を振り絞ってスポンサー募集して、快くOKしてくださったのが松本さんです。


プロ無職るってぃ、ノマド的節約術松本さんとスポンサー契約を結びました

おかげで、経済的にも精神的にも強くなり、今まで以上に暴れることができるようになりました。

今日も今日とて実現したい未来のために、淡々とやっていきます。僕なんかまだ3年です。

淡々とやり続けることの大切さ

完全に余談なんですが、昨日、大塚愛さんの15周年ライブに行って来ました。

「さくらんぼ」なんて僕が小学6年生の時ですよ…。27歳になって、初めてライブに行って生声を聞くことができました。でもこれって15年続けてくれたおかげなんですよね。

ライブの最後に「みんなずっとずっと応援してくれてありがとう」と深くお辞儀してたけど、お礼をしたいのは本当にこっちだわ…!

「続ける」って本当に尊いことだし、誇れることだなぁと。今よりも勢いが落ちてしまったり、世間から相手にされなくなってきたら、果たして今の活動を正常に続けられるでしょうか?それは僕も分かりません。

でも、僕の発信活動は今月でちょうど3年を迎えます。大塚愛さんはメジャーデビューから15年、音楽を始めたのは30年近いでしょう。それに比べたらクソみたいな数字です。

何か焦ってはいないか?周りと比べて本当に大切なことを見失っていないか?

そんなことを振り返りながら、理想の未来を掴むために、今日も今日とて。淡々とやります。