先日、僕の友人のガチミニマリストのしぶと対談しました。
その中で、「素人ほどごちゃごちゃ足して、プロほど引くのが上手い」という話がありました。
日頃様々なコンテンツを目にする中で、目に止まったり、メッセージが入ってくるものは圧倒的にシンプルに設計されてると感じます。
ライターさんの編集業務をしてるのですが
①読者が「記事を最後まで丁寧に読んでくれる」と勘違いしてる
②主語や句読点多すぎる
③何でもかんでもリンクつけすぎ
④最終的に何にコンバージョンさせたいか分からない
とにかく読んでてストレス…
「素人ほど足し、プロほど引く」ですよ!
— るってぃ (@rutty07z) 2017年12月6日
今ライターさんの記事を編集してるんですが、ほとんど引き算の作業です。
— るってぃ (@rutty07z) 2017年11月28日
プロほど最終的な引き算や損切りが圧倒的に上手いと感じます。
シンプルに分かりやすく、簡単にした企業(サービス)は儲かっている
時価総額世界一位のAppleもミニマリズムを極めた企業と言えるのではないでしょうか。
スティーブ・ジョブズは日本の禅の思想を取り入れ、製品にシンプルを追求しまくったのは有名な話。
「LINE」がメッセンジャーとして日本のインフラに至るまで成長した理由も、ガラケー時代のメール文化から、短いメッセージを送るチャットにまでシンプルにしたこと。
以前まで不要品を売るときは長い説明文をつけて「ヤフオク」に出品するのがスタンダードでしたが、「メルカリ」が出品作業を短く簡単にし、スタンダードになりました。
つまり「物事をよりシンプルにした企業(サービス)は儲かっている」ということ。
こんまりさんのお片付けの番組がNetflixを通じて世界中に広がったのも、「シンプリスト・ミニリマスト」という生き方が受け入れられている象徴とも言えるのではないでしょうか。
人生がときめく片づけの魔法 改訂版/河出書房新社/近藤麻理恵
余計なものを足さない。むしろ引く
- 良かれと思って、余計な色やデザイン足す
- 行かなくてもいい予定でスケジュール張を埋めている
- 心配だからと、持って行かなくてもいいモノを旅行に持ち歩く
仕事も生活も「足す努力」も大切ですが「引く努力」も同じくらい大切にしたいです。
できる人は辞めることを決めてバッサリ捨ててく、つまり「損切り」が上手すぎる。タイミングとかも含めて。
時間を捻出し、また新しいことを始める。これを何度も繰り返す。
うまくいかない人は「中途半端はダメだ」「お金と時間かけたし取り戻さなきゃ」って思考。つまり「塩漬け」状態
— るってぃ (@rutty07z) 2017年12月12日
生活においては一体自分には何が必要ないのか、周りの目や常識に左右されず見極めましょう。
例えば僕は家や車に興味がないので、東京で家賃0円の2畳半の家で生活しています。
また、暇人最強論を唱えてますので、スケジュールも常に余白を設けてます。
というか、職も規定してない「プロ無職」になってしまいました。極端すぎる。
ここまでは全然オススメしませんが、参考程度に。
最後に…「アナザーエナジー」展で宮本和子さんが「日本人であることは、ミニマリストということ」という言葉がとても印象的でした。