こんにちは、るってぃです。
先日、TBSラジオ主催のイベントでポエトリーリーディングを初披露してからその魅力に取り憑かれ
「このヤバさを身を持って感じて欲しい…!」
と思い、未経験者限定のポエトリーイベントを胎動LABELさんと開催しました。
これが事件でしかなかったです。


エントリーは20名。全員が未経験者。むしろ「ポエトリーリーディングってなに?」という状態の人がほとんどだと思います。
それでも自分なりに解釈して、言いたいことを詩に落とし込んで、震えながらマイク握ってリーディングするみんなの姿に、主催の僕が一番くらいました。






泣く者、笑う者、叫ぶ者…
内容もリーディングの形式も多種多様で、「みんなこんなこと感じてたんだ」と思わされる素晴らし過ぎるポエトリーでした。ガチで、アクトした20人全員が良かったんです。
これ、当日現場にいた人なら分かるよね?マジで全員ヤバかったよね???
1人1人の想いが爆発してただけでなく、そのポエトリーに共鳴して徐々に会場がひとつになっていく感じ、あれは奇跡だったとしか言いようがないくらい。くじ引きで順番決めたのに、その順番も含めて奇跡でした。




僕的に嬉しかったのは、終わった本人たちが「あぁ、出会ってしまった」みたいな感じで、放心状態の人がいたんですよ(僕が記憶してる限りではげんちゃんがそうだった)


突如現れた謎の男、砂漠さんも「言葉にしたいことはたくさんあって、こんな場を求めてたんですよ!!!」と、終わった後興奮気味に感謝された。


ここでポエトリーした人たちは経験して気づいてしまったんです。
弱さ、ダサさ、カッコ悪さすらも武器になることを。
音に乗せて言葉を紡ぐことの可能性を。
そして、周りの目を気にせず、心から言いたいことを叫ぶことの気持ち良さを。
俺はたぶん、今夜を一生忘れないよ。
— げんちゃん (@mt2tkak) April 29, 2019
ポエ散らかしてエモ散らかしてみんなの魂くらって、最高の夜でした。
ビビって行くのやめようと思ったし震えも止まらなかったけど、見るだけで終わらせずにマイク握って本当によかった最高だ。 https://t.co/ybzJG82Ms1
初ポエトリーリーディングでした。みなさんのものを見て、「上手にやる」「型通りやる」っていう常識をぶっ壊された気がします。やりたいことをやる。お店を出てすぐ、気づいたら走ってた。ポエトリーリーディングはすごい。ありがとうございました。#ポエトリーリーディング https://t.co/RFr428aUD2
— せき (@tdnunivstudent) April 30, 2019
あらゆる感情を昇華する術の1つを知ったから、これから強く生きていくんじゃないかな。誰かに辛いことや悲しいことがあったら、またこうやってみんなで集まってポエトリーを披露し合えばいいじゃんって。
SNSでは決して流れない、心の奥底にある言葉を交換しあったからか、「初めまして」の人たちもみんな意気投合して、まるで昔から知ってたかのような戦友になりました。あんな光景、見たことがなかったです。


昨日は西荻窪ALOHA LOCO CAFEの #ビギナーズオープンマイク にお邪魔してきました。初心者限定といいつつ、とてもそうは思えないテンション。私もそれなりに長くやってますが、やってるからこそ、勉強になった夜。初期衝動とか、未経験だからこそむき出しのパンチとかにはかなわないことがある。
— 村田活彦 | poetry reading tokyo (@katsuhikomurata) April 30, 2019
ちょっと異常なくらい面白かったし、最高に刺激を受けた夜!
— よ〜かん (@youkanbeat) April 30, 2019
この場に詩人が少なかったのが悔やまれる。
2回目もやって欲しい。
あまりにも刺激的過ぎてイベント終了後るってぃさんに直談判してオープンマイクしてしまった。
ありがとう。ごめんなさい。 https://t.co/GFCkRfCSCN
普段シーンにいる方々から見ても、みんなのポエトリーの凄さや場の空気感の違いを感じ取っていただけたみたい…。感化されて、「僕らもやっていいですか?」ってポエトリーやってくれたのは嬉しかったですね。
別に強制するわけじゃないし、この日参加した全員に今後もポエトリーやって欲しい…!というわけじゃないんだけど、20人のうち何人かが、「またやる」と言ってくれたら僕は嬉しいし、この記事や彼らのポエトリーを見て感化されてやる人が増えたらいいなぁと思ってます。
ポエトリーリーディングは最高にして最強のアウトプット(表現)方法です。特に日本人に多そうな、「周りの目を気にしてカッコよくしっかりして生きなきゃ」と思ってるその臆病な鎧をぶち壊してくれますよ。
また一緒にポエトリーしましょう!
参加してくれたみなさん、共催してくれたikomaさん、駆けつけてくれた詩人のみなさま、サポートありがとうございました!!!!
Photo by じょり