




イラスト by ほしうめスルメ(@auba3040)
動画でも解説してるのでみてね!
時間は未来から過去に向かって流れている
突然過ぎますが、「時間は未来から過去に流れてる」という話をみなさんは信じますか?
僕も最初に聞いた時「頭だいじょうぶ?」って感じだったんですけど、自分の経験と過去のエビデンスを照らし合わせたら本当にそうだと結論付けれたんですよね。
ほとんどの人は「過去の経験の積み重ねで今がある」と考えてると思います。

「あの大学に行ったから今のキャリアがある」「あの時海外行ったからこういう考え方がある」という風に。時間軸で言うと、0…1…2…3…のように、過去から時間を足し算してくことで未来に進んで行くという考え方です。
時刻はどんどん足されて、今日は2018年の5月12日です(今年も3分の1が終わりましたね)。
しかしこれに対して、「時間は未来から過去に流れてる」という考え方が存在します。
江戸時代まで時計は針ではなく文字盤の方が動いていた。つまり未来→過去という時間の流れ
この考え方を知るキッカケになったのは僕の友人の中村ひろきさんのツイート▼
高城剛さんのPodcast最新回聴きました?メッチャおもしろいですよ?自称宇宙人を名乗る匿名の私立高校教師が出てきて、
「時間は未来から過去に流れている。江戸時代まではその考え方がフツーだった。だって『先月』って、前月のことなのに『先』って言うでしょ?」
— 中村ひろき@北欧男子 (@you_chiryoin) 2017年10月17日
日本の時計って江戸時代までは針じゃなく文字盤が動いてたって知ってます?
つまり、江戸時代までは「時間は未来から過去に向かって流れてる」は常識だったんすよ….
明治維新以降は教育システムだけじゃなく時間の流れすらも洗脳されちまったってこと。今日の授業はここまで〜〜!! https://t.co/6vlCMwNUxI
— 中村ひろき@北欧男子 (@you_chiryoin) 2018年4月25日
「時間が未来から過去に流れる」は、グーグルマップを想像するとわかりやすい。
目的地(=未来)にピンを立ててナビ設定すると、勝手に最短ルートが浮かび上がる。
途中でルートを誤っても、再検索を繰り返し、吸い込まれるように目的地へたどり着く。
大切なのはまず目的地にピンを立てること。
— 中村ひろき@北欧男子 (@you_chiryoin) May 11, 2018
「世界一周へ行きたい!」と宣言して、フライトを予約する人がなぜ世界一周へ行けるか。それは目的地にピンを立てているからである。
「世界一周へ行きたい!」と宣言して、セミナーや講演会へ行く人がなぜ世界一周へ行けないか。それは目的地にピンを立てていないからである。
— 中村ひろき@北欧男子 (@you_chiryoin) May 11, 2018
現代の時計は時刻が固定されており、針が前に進んでいきます。これは、過去から未来に進んで行く(時間が足されて行く)考え方。

しかし日本では江戸時代まで針が固定されており、逆に時刻が刻まれた文字盤が動くという「未来から過去に時間が過ぎて行く」という考え方だったのです。

出典:江戸の日時計
つまり我々日本人には「時間は未来から過去に流れていく」という考え方が本来あったということです。
最近ホントに「時間は未来から過去に向かって流れてる」が腑に落ちてきた。
今という結果をもたらす原因は、過去ではなく未来にある。
庭に蒔いた種が花を咲かせるかどうかを決める原因は過去にはない。未来の天候次第だもんね?
「有言実行」「事後報告」できる奴が結果出すのはそうゆうこと。
— 中村ひろき@北欧男子 (@you_chiryoin) 2018年4月25日
時間を電車に例える。ぼくがホームで電車を待つとする。電車が通過するまでの流れは、
未だ来ず
↓
ホームを通過中
↓
過ぎ去る漢字の通りにいくと、やっぱり時間は未来から過去に向かって流れている?
— 中村ひろき@北欧男子 (@you_chiryoin) 2017年10月18日
「過去の原因」の積み重ねが今の自分ではなく、「未来に原因」があっての今の自分
ハイパーメディアクリエイター高城剛さんの「高城未来ラジオ」の44〜45回に出てくる”自称宇宙人の中村さん(本名 山口さん)”が語っている内容が非常に興味深く、
中村:今の地球人のほとんどは、過去に原因があって今の自分がいると思っているんです。 よく「あの時、ああしたから」って、言うじゃないですか。 そうじゃないんですよ。 だって、時間は未来から過去に流れているんですから、原因は未来にあるわけです。 未来があって、今、結果が出ているんですよ。
高城:僕もそう思いますよ。 未来をしっかり理解できれば、いまを変えられるわけですから
※詳しくはこちらの記事を参考にどうぞ→時間は未来から過去に流れているという話
時間というものは川下(過去)から川上(未来)に向かっていくのではなく、川上(未来)から川下(過去)に向かって流れてくると言うのです。
中村:もし上流からいいものが流れてきても、後ろ向いているから取れないじゃないですか。 今、地球人を見ているとほとんどそうですよ。 私は向こうでそういう教育を受けてきたから、人が昔投げたものまで全部キャッチしちゃっていて、申し訳ないくらいです。
フォロワーさんが図解してくれました。三食ペンさん(@3setpencil)の図解。

あきめもさん(@akkimemo)のイラスト。なんとなくイメージはつきましたか?

さらに分かりやすく伝えられよう、具体的な例や僕の経験を交えて「時間は未来から過去に流れてる説」を解説したいと思います。
すでに結果が出てるように行動する。つまり未来から過去に時間が流れる考え
そういえば友人のひろきさんは、昨年こんなツイートしてたんですよ。
少し気が早いですが、2017年ではなく、2018年を振り返ってみました。
すでに実現してるかのごとく自分を洗脳ターイム!!! pic.twitter.com/YL3pI5iLmM
— 中村ひろき@北欧男子 (@you_chiryoin) 2017年12月29日
2018に入る前に、2018年のことを振り返るという。意味不明すぎるでしょ。それに感化されて、僕もやってます。
2018年の振り返りをしました!最高に成長できた1年でした!

つまり、先に未来の振り返りをしてあたかもその未来が実現してるかのように自分を洗脳し、行動する、というわけです。
僕がフリーランス独立直後から大切にしてる考え方に
- 夢や目標は最初に大きく宣言 or なりたい職業や肩書きは先に名乗る
- 宣言したり名乗ることで将来のなりたい姿が決定したら、実現するために必要な行動(Todo)を逆算する
- 実際に未来でそうなってるように常に振る舞う・行動する
これ全部未来から過去に時間が流れてる考え方じゃね〜〜〜!(全部無意識にやってた)
※ちなみにストレングスファインダーの1位は未来志向です。
僕は「商売はハッタリ」が大切だと思っていて、もし目指してる職業や将来名乗りたい肩書きがあるのなら「先に名乗っちゃえばええやん。ほんで自分をそう思わせて(洗脳して)、結果を追いつかせればええねん」と考えてます。
参照記事:「なりたい職業はまず名乗れ」ハッタリで商売を成功させた友人Aの話
「〜を目指してます」ほど無駄なものはない。
自ら「私はそれができない無能人間です」と露呈してるようなもの。
デザイナーになりたければあなたは今日からデザイナーだ。
なりたいものはまず名乗る。胸張って自信持つ。そして自分を洗脳し、その役を演じ切る。すると勝手に周りと結果が付いてくる
— るってぃ/プロ無職 (@rutty07z) 2017年12月29日
つまり「未来ベースで物事を決め、自分の実力をその未来に合わせよう」という考え方。完全に僕の中では時間は未来から過去に流れていたのです。
※ここらへんの話は「名は体を表す」ということわざの話にも通ずるのですが、まあそれは別の機会に記事にします。
僕が「ブロガー」ではなく「プロ無職」を名乗る理由も、武道館の下見に行く理由も、クラウドファンディングが成功してないのにすでに企画を進行させる理由も、全ては未来から逆算した結果です。
最近ほんとに「無職と言いながらめっちゃ働いてるじゃん」とよく言われますが、見てるとこほんと表面やな〜と。
未来の姿を先に名乗ることで、「あたかも将来そうなるように」自分を洗脳し、逆算して行動するんですよ。
つまり、「時間は未来から過去に向かって流れてる」という考えに基づくもの
— るってぃ/プロ無職 (@rutty07z) 2018年5月11日
将来労働したくないから先にプロ無職を名乗る。世界でも戦うために先に「世界に行く」と宣言する。武道館のステージに立つから定期的に武道館の下見に行く。クラウドファンディングも成功を前提に先に企画を進めとく。
全て未来から今の時間を過ごしてる。つまり先を予測できれば今すべき行動が分かる
— るってぃ/プロ無職 (@rutty07z) 2018年5月11日
夢や目標は「すでに達成してる前提」で行動すれば実現する。
簡単な例で言うと、150万円目標のクラファンも達成するか分からないのにすでに企画を進行させてみんなに給料払っていた。
目指してる肩書きを最初から名乗る理由も同じで、まさに自分がそうであるかのように振る舞えば本当にそうなる
— るってぃ/プロ無職 (@rutty07z) 2018年4月27日
おかげさまでクラウドファンディングは目標の150%の220万円達成。
僕はこの「時間は未来から過去に流れてる」を全く理解せず、全て無意識に行動していたのですが、昨年の10月の時点で言い当てられてるw
行きもしないヨーロッパの講演会開催を先に決めたるってぃ @rutty07z の中では、すでに時間は未来から過去に向かって流れている?
江戸時代以前の時計は、針ではなく文字盤が動いてたから、まさに未来から過去へ時を刻んでたらしいんだよなぁ。
この話めちゃおもろくないっすか。
— 中村ひろき@北欧男子 (@you_chiryoin) 2017年10月18日
ちなみにドラゴン桜でもこの「未来→過去」の時間軸の考え方が出てます。
【目標が実現しているかのように、行動しろ!】
現状に合わせて今の行動を決めていると、よい成果は得られない。目標がすでに実現しているかのように行動することで、目標を真に達成することができる!#ドラゴン桜流東大合格法
👇https://t.co/3HTRzOS4j8 pic.twitter.com/U5J7q1zng6— ドラゴン桜2(三田紀房) (@mita_norifusa) 2017年11月1日
他にも、未来の結果によって辛かった過去も良いものに変えられる…これも「時間は未来から過去に流れている」ですよね。
「過去は変えられない」という固定概念をわかりやすくぶっ壊してくれる例えがオセロ。
過去の一手が、未来の一手によって180度ひっくり返って真逆の色になる。
ぼくのキツかった過去も、最近の素敵な出来事でどんどん解釈が変わってくのを感じます…!!まさに時間は未来から過去に流れている…!!
— 中村ひろき@北欧男子 (@you_chiryoin) 2018年5月1日
今考えてみると、結果出してる人って常に「未来→過去」の時間軸で物事考えてますよね。掲げた目標から逆算して今するべき行動割り出せたり、うまくイメージを落としこんで自分に暗示かけたり。常に未来に思考が向いてるんですよね。
いま話題のSHOWROOM前田さんの「英語を勉強するために塾の英語の先生になった」という話が好き。
・本来お金を払って勉強するものをお金を頂いて勉強できる
・お金もらって教える立場なので必然的に自分を追い込めるここまでストイックになれるのがすごい…。目指すものはまず名乗る(てかなる)
— るってぃ/プロ無職 (@rutty07z) 2018年5月11日
てかこれも、「時間は未来から過去に流れる」の考えじゃね?
— るってぃ/プロ無職 (@rutty07z) 2018年5月11日
振り返れば、大学のときダンスで日本一になったときも、5年間ずっと憧れの決勝のステージに立つ妄想をしていました。

ではなぜ過去のことである「歴史」を勉強するのか?
じゃあなぜ過去のことである”歴史”を学ぶのか?それは「歴史は繰り返す」という絶対法則のもと、
・過去のデータから先の未来を予想するため
・過去と現在と理論のズレを検証しバージョンアップするため「過去を学ぶとは未来を学ぶこと」と僕は考える
— るってぃ/プロ無職 (@rutty07z) 2018年5月11日
多くの人は先の見えない未来に不安を感じてる。
給料は上がらない。安定した仕事はない。国はやばい。
未来に対して暗いものを抱えてるから、今も暗い。行動が弱い。不平不満を言う。
未来を変えれば今を変えられる。だから学ぶ必要がある。未来を予想して、理想の自分の姿をイメージすれば変われる
— るってぃ/プロ無職 (@rutty07z) 2018年5月11日
簡単に言うと「予測できない未来を予測する精度を上げるため」に歴史を勉強するんですよね。未来が分かれば今やることも分かるからです。
「歴史を学ぶ」とは、理論をバージョンアップさせビジネスを最大化させる
「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ」の解釈
名言としてたまに紹介されることのある「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ」という言葉の意味も、未来→過去の時間軸で考えると腑に落ちます。
「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ」
時間は「未来から過去に流れてる」と考えてると、この言葉の本質が見えてくる。夢は川の上流からいま自分がいる下流に向かって必ず流れてくる。それをキャッチするかしないか。
コツコツ努力して未来の夢を掴む、という認識ではないと思う。
— るってぃ/プロ無職 (@rutty07z) 2018年5月13日
おそらく、立てた夢はいつか必ず叶う。上流から流れてくるから。
しかし残念なことに人間の寿命はたったの100年しかない。だから夢が自分の元に降りてくる前に多くの人が死んでしまう。
だから夢を立てた瞬間、やるべき行動を洗い出して、流れてくる夢のスピードを速めなければいけない。
— るってぃ/プロ無職 (@rutty07z) 2018年5月13日
夢は立てたらいつか必ず降ってくる。だけど自分の元に降りる前に寿命が尽きる。ほとんどの人は自分の人生は有限だということを分かったようで分かっていません。
日本はとても平和な国で、国や企業がある程度生き方を決めてくれるので考える力を殺してくれます。
自分の人生を自分で決めなくても生きれてしまうから、理想の未来を描きにくい。てか他人が勝手に決めてくれるから、描く機会がない。
未来が決まらないと、今やるべきことが決まらない https://t.co/66I1uR5R98
— るってぃ/プロ無職 (@rutty07z) 2018年5月14日
未来をしっかり描く力をつけないといけないし、未来にピンを立てたら、行動して降りてくるスピードを早めなければいけません。
過去の振り返りはいらない。常に理想の未来をイメージしながら行動しろ

結論、クソ宗教っぽくなったwww
でもこの考え方はあると思うし、結果を出してる人ほど意識してるかわからないけど「未来→過去」の時間軸で物事を考えてるんですよね。
常に過去を振り返ってる人いるじゃないですか。あれあんま意味ないと思うんですよ。昔話は楽しいけど、そればかりしていても何も起こりません。結果を出す人は常に未来を見据えていて、そこから逆算して今やるべきことを洗い出し、それを実行してます。何をするにしても必ず「未来」が先行するのです。
「時間は過去からではなく未来から流れてる」
ひとつの考え方としてみなさんも覚えておいてください!
漫画/あすか(@auba3040)