前回「言葉に急速に興味を失いつつある理由」なんて記事を書きましたが、いまベルリンで家に滞在させてもらってるWasabiさんと喋ってて出た結論は、「トークとDJができたらどこに行っても困らない」ということ。
「言葉は全ての入り口になる。だからトークができればどこでも上手くいく」
トークとは、コミュニケーション能力。つまり、言葉のマジシャン、人との距離の取り方のプロ。
武井壮さんも30歳までに芸能界入りをすることを決めた時、トークを学ぶために全ての番組の司会をリストアップしたら、「3分の1が芸人さん」という事実に気づきます。
それから西麻布のバーで芸人さんと遊ぶようになり、その度にボイスレコーダーで会話を録音し、ひたすら聞いて間の取り方や先輩をいじっても怒られない絶妙な間合いを勉強したそうです。
そして満を持して芸能界入り、瞬く間に売れっ子になったと。
武井さんは「言葉は全ての入り口になる。だからトークができればどこでも上手くいく」と語ってます。
このインタビュー記事も面白かったなぁ。
7年間、毎日3時間の自分磨き。武井壮が編み出した「選ばれる人になる方法」
散々日本語や言葉がどうのみたいな話をしましたが、究極的に言葉やコミュニケーションを極めたいという超矛盾した気持ちも存在しています。
DJに求められる能力も全てにおいて重要
そしてDJ、つまりキュレーション能力ですね。
どのシーンでどの曲をかけたら場を盛り上げられるか沈められるか、空間と空気を読む力、エンタメ能力。世界中に無限にある曲の中からディグるセンス。
いま儲けてるのはミュージシャンよりDJでオランダ、ドイツのDJは年収億稼ぐプレイヤーもいます。料理人より、アンジャッシュ渡部さんのような食べ歩きしてる人の方が儲かっているという事実。
ミュージシャンよりDJが、料理人より食べ歩きしてる人が儲かっている
トークとDJ力、この2つを極めればどの業界に行っても困らないのでしょう。
人間の本質たるとこはコミュニケーションだから当然っちゃ当然なのだけど。
だからという訳じゃないけど、Wasabiさんもラップやるって言ってた。笑
俺もDJ興味あるな〜だって楽しいもんね。