徳谷柿次郎・スズキコウタが語る「これからのライターに必要なこと」と「Webメディアの未来」とは

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最近人のイベントに行って勉強するのにハマってます、るってぃ(@rutty07z)です。昨日はこちらのイベントに行ってきました。
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Webメディア「ジモコロ」の編集長を務める柿次郎さんと、「greenz」の副編集長スズキコウタさんの対談イベント。

これからのライターに必要なことや、Webメディア運営の未来について参考になりすぎたので、アウトプットがてらイベントレポート書いたよ!

僕が主に参考になったのは3つ!

これからのメディアに必要なのは「情報を読んだ先をデザインする」こと

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まず、1つめ。

これからのWebメディアに必要なのは、ただ情報を読者に伝えるのではなく、受け取った先でどう行動を起こさせるのか、「先をデザインする」こと。


確かに今のメディアは、ただ情報を発信してるだけな印象。読んだあとで「ふーん。で?」くらいのどうでもいい情報とかありますよね。芸能人の不倫とか。

ではなくて、記事を読んだ読者の行動に直結させる。そして読者がどう行動していいか、きちんとこちらで設計しておくことが大切だと。

これはマーケティングにおいても同じですよね。出口戦略と言いますか。

日本は新聞への信用が高すぎる。もっと自分で1次情報を取りにいく仕組みを

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「面白いなぁ〜」と感じたのがこれ。

世界各国における新聞・雑誌への信頼度(2010-2014年)は日本が世界で1位の45.5%(オーストラリアが−65.4%と、世界で最も低い)。
出典:世界各国の「新聞・雑誌」や「テレビ」への信頼度をグラフ化してみる(2010-2014年)(最新)

つまり、日本人はぶっちぎりで新聞や雑誌の情報を信用しています。

ご存知だと思いますが、それらのメディアの情報は広告や政界との繋がりによって、正しい情報ばかりではありません。

ちなみに世界各国におけるテレビへの信頼度は、日本は世界3位の37.6%。多くの人がマスメディアの情報が正しいと信頼してる証拠です。


では、新聞・雑誌・テレビへの信頼度が低い国で何が起こってるかというと、市民がメディア運営者にお金を寄付し、メディアはそのお金を資金として取材を行い、1次情報を発信してるそうです。

つまり「お金やるから、俺らの代わりに欲しい情報聞いてきてよ」ってことです。これすごくないですか?その寄付額は1人あたり、年間平均18.000円。

オランダの新興メディア「De Correspondent」は、2016年9月末時点で4万7千人の有料会員によって集められた資金を元に運営されています。

出典:報道を完成させるのは、読者であるあなたの”貢献”。オランダの新興メディア「De Correspondent」に聞く、ジャーナリズムの未来(前編)

そして、スズキコウタさんが副編集長を務めるgreenzでも、同じような動きを目指してるそうです。

日本のメディアはどうしても広告ありき

基本的にメディアは企業の広告などによってマネタイズ化されます。

広告が入るということは、読者にとって不必要な情報や、ステマが入ってくる可能性があります。

マネタイズしないとメディア運営できなくなるので、「広告に注力→結果として読者が求めてない情報」という悪循環に陥るケースも。

しかし広告による収入源を排除し、読者から直接支援を頂くことで、読者の本当に知りたい情報を取材する。こんなメディアの形があったのか、と感心しました。

思えばアメリカでやってきたこともそうなんだよな

昨年のクラウドファンディングで僕がやったことも「まさしくこれだったんだな」と実感。


昨年僕はこの記事に衝撃を受けました。

しばらくはAirbnbか彼女の家で

カルフォルニアではやりつつあるYOLO(You Only Live Once)という生き方。しかし、この記事を読んで僕は「本当か?」と疑いました。

検索しても確かな情報はわからない。そもそも出てきた情報は操作されてるかもしれない。


ということでクラウドファンディングを使って個人から出資を募り、取材を行ったわけです。そして1次情報を取りにいった結果、仕上がった記事がこらら。

シリコンバレーと日本の7つの思考の違いと働き方の格差

これはクラウドファンディングを用いた単発のプロジェクトですが、オランダの「De Correspondent」や「greenz」のような、読者から資金を募り、そのお金で取材を行うことを永続的に行ってるメディアが存在するのか、と衝撃を受けました。

2人が語る「これからのライターに必要なこと」とは?

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そして最後が、「ライターに必要なこととは?」というテーマ。柿次郎さん、コウタさん共に参考になるお話が飛び交いしました。

まず、greenzではライターさんのレベルを三段階に分けてるそうです。

スーパーライターに行ける人はごくわずかだそうです。
そして柿次郎さんが語る、これからのライターに必要なことはこちら。

「利他的」とは自己中心的の反対で、他人のために動ける人のこと。

ジモコロなど、地方の職人や地域住民の取材において、「いかに面白い情報を引き出せるか」というインタビュー力が重要だそうです。

深い情報を聞き出すために深い関係を構築する。そのためには「コミュニケーション能力」や他人のために動く「利他力」がライターには必要だと語ります。

誰がインタビューに行っても仕上がる記事ではなく、「私が行ったからこの情報を聞き出せて、最高の記事が仕上がりました」を目指さなければいけないと感じましたね。

自分で考えて企画を出せるライターは強い

また、「こんな記事書いて」と指示された記事を納品するだけではなく、自分で考えて企画を出せるライターが強いと2人は話します。

情報を羅列しただけの記事なんて、AI(人工知能)でもすでに書けますからね。

編集長としてライターの育て方とは?

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それぞれのメディアで編集長と副編集長を務める2人が語る、編集長としてライターを育てるテクニックとは?

まずはスズキコウタさん。

「褒めるのは大切」というのは聞いたことがあったのですが、「30分コミュニケーションを取る機会を設ける」というのは参考になりましたし、大切だなと感じました。自分も取り入れようと思います。

柿次郎さんの意見はこちら。


「ドーパミンを出させる」って面白い表現ですよね。要は、早くライターさんに成功体験させて、興奮させると共に自信をつけさせるってことですね

早く成功体験を味わえる仕組みを編集長が作ることができれば本物ですね。

バズらせるための方程式

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最後に質問で出た「バスらせるための方程式」について、「そんなのわかったらこっちが知りたい」とボヤきながらも、柿次郎さんはこう回答しました。

知られていない宝となる人材を掘り起こす。しかし、濃い情報を聞き出すには、インタビュー力やコミュニケーション能力は必要ということです。

書き次郎さんが文字に起こした瞬間、「当たる…!」と確信したという記事はこちら。

【伝説】クワガタとタケノコで大稼ぎ! 謎の農家「風岡直宏」はなぜフェラーリを買えたのか?

地方にはそんな存在がまだまだ眠ってるんだろうな…!

今後活躍できるライターとWebメディアの未来について深く考えさせられるイベントだった

ジモコロとgreenzのメディアとしての話はもちろん、2人が語る

  • これからのライターに必要なこと
  • Webメディアの未来
  • 編集長としてライターの育て方

など、非常に参考になるイベントでした。

自分もライターとしてこのブログで情報発信してるし、他メディアで記事を書くこともあります。編集長としてライターの育成もしてます。しかし、まだまだ改善の余地ありと感じました。

今日学んだことをさっそく取り入れていきたいと思います!

追記:このイベントの次の日に書いたブログです…。

僕がブログする意味。しかしハゲそうなほど悩んでます(ハゲてるけど)

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