旅の宿泊費をカウチサーフィンで0円にする方法を完全解説

こんにちは、たかや(@tabigrapher)です。様々なシーンで役立つ情報や旅をすることの魅力について発信をしています。

その中でももっとも力を入れているのが「0旅」です。0旅とは普段ものすごくお金がかかってしまう旅を、ITや個人の信用を使って費用を抑え、究極0円で旅することを目指します。

しかし、安く抑えた結果旅の質も落ちてしまったらせっかくの旅も台無しになってしまいます。この記事では質も保ちながら費用を抑えた旅の実現ノウハウを発信していきます。

以前「ANAマイルを使って航空券を無料にする方法」と体験談を記事として取り上げました。

旅で一番お金がかかる航空券は「マイル」という方法で無料にすることができます。しかし航空券は往復チケットのみで済みますが、確実に滞在日数に乗じて掛かる費用が宿泊代です。

場合によっては宿泊代が一番お金が掛かってしまうこともあります。今回は旅の費用で一番厄介な「宿泊費」を0円にする方法をお伝えしていきます。

宿泊費を0円にするサービス「カウチサーフィン」

宿泊代を0円にする方法、それが「カウチサーフィン」です。

カウチサーフィン (The CouchSurfing Project) とは、インターネット上の無料国際ホスピタリティー・コミュニティーであり、現在世界で最も大きなホスピタリティー・エクスチェンジ・ネットワークである。英語の「カウチ」(couch, 日本語で言うソファー)とサーフィンを併せた名称である。CSともいう。海外旅行などをする人が、他人の家に宿泊させてもらう(カウチをサーフさせてもらう)という形式の相互的な思いやりや信頼による制度である。コミュニティーの軸にしたウエブサイトにて、プロフィール、身分確認制度、メンバー同士の評価等により、世界各地のメンバー間で連絡を取り相談の上で宿泊が決まる。

引用元:Wikipedia

簡単に言うと「無料の民泊サイト」です。民泊と言えば「Airbnb」がプラットフォームとして有名ですが、Airbnbが誕生したのは2008年で、カウチサーフィンは2004年。実は民泊という宿泊スタイルは昔から存在しています。

ボク自身も2016年の1年間はカウチサーフィンを使い30~40人の外国人ゲストを受入れました。その翌年に「仕事にしたい」と思いAirbnbに移行しました。

ボクが運営しているブログでカウチサーフィンのメリット・登録方法・使い方・体験談は書いているのでどうぞ▼

まだカウチサーフィン使ってないの?0円で旅・英語ができる旅好き必須のプラットフォーム!現地ホストとゲストのマッチングサイト│couchsurfing

今回はあなたの宿泊費を0円にするためにすべきことに特化して説明していきます。

カウチサーフィンで宿泊費を0円にするために必要な3つのステップ

1.カウチサーフィンは御売りが先のサービス。まずはレビューを集める

カウチサーフィンは言ってしまえばボランティア活動です。ゲストは無料で泊まることができますが、ホスト側はお金をもらえる訳ではないのでメリットはそこまでありません。完全に好きでやっている人が多いので、ゲストの受入れもホスト次第になっています。

まずカウチサーフィンはホストが立場的には圧倒的に強いということをまずは覚えておきましょう。

そのうえでホストに選ばれる上でもっとも重要なことは、『ゲストが信頼できる人物である』と証明すること。カウチサーフィンではパスポート提出などの本人承認の手続きがありません。アカウント登録をすれば誰でも使えるプラットフォームなのです。

そしてカウチサーフィンはNPO団体なので利益を取っていません。つまり被害などに対する保証のお金は一切出ません。完全に個人間でのやりとりになってしまいます。

自己責任色が強いサービスですので、個人の評価が非常に重要になってきます。これしか信頼する部分がないからです。

そして先程も書いたようにカウチサーフィンはホストが決定権を持ったサービスです。ゲストの数も多い中、あなたが受け入れられるために最低限必要なことは『他人からも評価される人物だということを証明すること』です。

証明の代わりになるのが「レビューの数」や「コメント」です。そのために必要なのが、まずは自分がホストとなりゲストを受け入れることです。まずはホストとしてゲストを受け入れレビューを貯め、カウチサーフィン内での信頼を獲得していきましょう。

2.早い時期に個人に合わせたメッセージを大量に送る


ある程度レビューが貯まれば、カウチサーフィンをゲストとして使えるスタートラインに立てます。しかし、ここからが1番大変です。それが「泊めてくれるホストを見つけること」です。

カウチサーフィンの利用者数は130万人程と言われていますが、ほとんどがゲスト側での利用になります。つまり少ないホストを大量のゲストが取り合うと状態で、需給バランスは悪いと言えます。

毎回泊めたゲストに「何人の人にメッセージを送った?」と尋ねると「平均20人くらい」と返ってきます。そしてそのうちの1~2割程度から返事が返って来て、その半数が断られてしまうというケースがほとんどです。

また、ボクがホストとして受け取ってきたメッセージのなかで断ってしまうのが、「テンプレートと直近すぎる」ということです。

テンプレートメッセージはすぐにバレるし、印象も最悪

名前が違うことも過去何度もありましたし、内容が凡庸的なメッセージもかなり受けました。こういう内容だと受入れは不可になります。カウチサーフィンはボランティア活動で経済メリットはほぼありません。カウチサーフィンのホストはその人との交流を楽しみたい人が利用しています。そこを理解していないゲストが多いのが現状です。

「だれでもいいから無料で泊めてくれ」という気持ちの人は、ほぼ受け入れられません。あなたの家であなたとの交流を楽しみたいというメッセージを送ってあげましょう。

遅くとも1カ月前には宿泊申請をしましょう

宿泊したい日程が直近過ぎる申請はほとんど通りません。理由はゲストの数が圧倒的に多く、「良いホスト・良い立地」はすぐに埋まってしまいます。

日本でカウチサーフィンはそこまで有名ではありませんが、海外、特に欧米では盛り上がってるサービスです。旅の日程が決まったら早めにカウチサーフィンホストを探しましょう。

3.ホストへのお返しに何ができるかを伝える

カウチサーフィンのホスト側の収益は0円です。ゲストは宿泊費を0円にできますが、その浮いた宿泊費分でホストに対して何かお返しをしましょう。

カウチサーフィンホストは交流を楽しむためにゲストを迎え入れます。つまりまったく違う国の人や文化に興味を持ってる訳です。受け入れることで得られるものを提示してあげましょう。

ボクの場合は書道が得意だったので書道体験でしたが、もっとも簡単なのが料理でしょう。

お好み焼きやラーメンやカレーなど、簡単に持ち運べる調味料やインスタ食品を持っていき現地のスーパーで食材を揃えて日本食を振舞ってあげましょう。

日本はどの国から来ても遠い国なので、なかなか来れない人も多いです。そんな「日本の文化を体験できるお返しをする」と事前に伝えてあげましょう。

カウチサーフィンで宿泊費を0円にし、旅を最大限楽しむ

宿泊費が高くなるがゆえに、現地でできる体験ができない、食べ物を節約する、などが重なると何のための旅か分からなくなってしまいます。

旅先でしかできない体験をするために、お金が必要であればどこかの部分の旅費を削減する必要があります。

現時点では、旅における最大の固定費の「航空券」はマイルで、「宿泊費」はカウチサーフィンで0円に近いところまで削減できます。浮いたお金で充実した旅を実現させましょう。

また、カウチサーフィン以外のお得な宿泊方法はこちらの記事にまとめております▼

【完全まとめ】通算70ヶ国を旅した私が教える、海外旅行でオススメの宿泊方法・宿泊予約サイト

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