偉そうな顔したこいつぶん殴ってやりたいんですが、インタビュー記事などで度々「お金よりも体験を稼ぐことに価値がある!」みたいな話をよくしてる奴がいるんですよ。
それ完全に僕なんです。はい、プロ無職です。
若いほどレアな体験を稼いだ方が良い理由
ちきりんさんの「小学生の落とし玉」のという記事が好きなんです。要約すると
- 子供のころにもらった落とし玉はすぐに使うべし!
- 小学生にとっての5000円と高校生になってからの5000円では、記憶の残り方が違う(30歳になったら5万円払わないとできない体験が高校生なら1万円の落とし玉でできる)
- 人を育てる(=稼ぐ力の源となるのは)、若い頃の未知なる世界との遭遇から得られる驚愕と衝撃
同じ金額で買える同じ体験だとしても、若い頃のほうがインパクトとして記憶に残るという話。そして感受性豊かで、常識がまだ形作られていない若い頃にそのような経験をしておくことは、後の思考やライフスタイル形成に影響を及ぼすと。
自分はこれまでの人生において後悔してることとか少ない方なんですが、唯一後悔してるのは「10代のうちに海外に行かなかったこと」なんですね。
周りの目を気にして日本の常識や価値観しか知らなかったけれど、22歳で初海外にしてニューヨークへ留学したことが今の自分に繋がる大きなキッカケになりました。逆に言うと、10代で経験していたらそれ以上の衝撃があったかもしれません。
だから、海外に行ったことのない若者にパスポートを配る企画とかしてました。この企画を通して初めて海外に行ってきた17歳の高校生に、行く前と行った後の変化を聞いたら面白かったです。
海外行ったことない人にパスポートをプレゼントする #パスポートおじさん 企画を通じてアメリカとオーストラリアに行った16歳に会ってきた!
日本の食の素晴らしさに気づき、日本が良いってなったらしい。笑
外に出たからこそ住んでる場所の魅力や、日本が好きって自分の側面を知れるんだよなぁ pic.twitter.com/bjhVgcgZNk
— るってぃ/プロ無職 (@rutty07z) October 8, 2018
17歳が見る海外と27歳の見る海外じゃ見え方が全然違う。この歳になると、世界遺産とか見ても考えなくてもいいこと考えてしまうから、ピュアに物事見れなくなってしまうんだよね。だから若いうちから色んな場所旅して、自分の強み・弱みを理解しながら活かせる適所を見つけられると人生加速する
— るってぃ/プロ無職 (@rutty07z) October 8, 2018
年齢が若いほど、低いコストで大きなことを体験できる(自分にも他人にもインパクトを与えることができる)という話でございます。
面白い話は「世界中持ち歩けて・盗まれないし・消費しない」
若いうちに面白い体験を稼いでおけば
- 1つの体験から何度でもコンテンツ化できる
- 体験はコンテンツに換金しても無下に消費されない
- 同じ体験でも若ければ若いほどレアリティが付く
- しかも、体験は人から盗まれないし税金もかからない
体験を早く稼げばその体験に複利が利きます。誰でも「今この瞬間」が一番若いわけですし、やりたいと思ったことは今すぐ動いた方がいいんじゃないかなぁと。
ひと昔前だと「大学生で起業」ってだけでチヤホヤされてたと思うんですが、最近は中学生でも起業は当たり前、小学3年生の描いたNFTアートが4000万円とか出てきてるとんでもない時代です…。
伝え方の技術も磨く必要あるんですが、稼いだ面白い体験はブログに書いてたくさんの人に届けたり、飲み会で友人や上司に話して強い印象を与えることができるなど、コミュニケーションで大いに役立ちます。世界中に持ち歩けるのも良い。
まとめ
面白い人に会うために、面白い場所に行くために、面白いことを経験するためにお金を使う。お金を稼ぐことも超大切ですが、難しいのは「お金の使い方」なのかなぁ〜。
そもそも面白い体験を稼ぐためにはそれ相応の実力が必要になるという…。大金を積めば他の人があまりしてないような体験ができますし、「これはたぶん面白いぞ」と判断する嗅覚や視点、そしてそれに繋がる人の繋がりなど。だから「面白い体験を稼ぐこと=成長」な気がします。
お金は稼ぐだけでなく、稼いだ後の「レア体験への投資→コンテンツ化」しっかり意識していきたいと思います。