Webライターよ、記事を納品する前に見直して欲しいことが山盛りある

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こんにちは!るってぃです。

旅×ITをテーマにしたメディア「TABI TECH」を立ち上げたのが2ヶ月前。さすがに僕1人のリソースでは回らないので、旅好きのライターさんと編集者さんにコンテンツ作成を依頼しています。

まだ運営の初期段階なので

ライターさん記事執筆→編集さん記事チェック→僕が最終チェック→公開

という流れで記事を公開してるのですか、どうしてもコンテンツの質にバラつきが生じたり、そもそもの文章の基礎が抜けている部分が目立ちます。

そこで記事を書き続けて2年半、これまでメディアを3つ立ち上げ、文章を中心に発信力を上げてきたプロ無職るってぃが、Webライターさんと編集者さんに読んでほしいチェック項目を作りました。

ブロガーさんもWebライターさんも、そして編集者さんもぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

プロの記事は読んでて違和感なし!ストレスのない文章を心がけよう

 

売れているライターさんやブロガーさんの文章は「面白い&感動する」以前に、読んでいて全くストレスや違和感がないんですよね。

割とみなさん「読みやすい(見やすい)」という言葉だけで片付けるんですけど、それってつまり読者が最後までスラスラ読めるようにありとあらゆる無駄を取り除いた努力の結果なんですよね。

記事のレベルはざっくり分けると3段階あると思ってて

  1. 素人が書く記事。誤字脱字・表現がおかしい、文章も違和感だらけで読みにくい
  2. 記事の違和感やストレスを取り除き、読者にとって読みやすく書かれている
  3. 笑える、泣ける、タメになる、購買意欲を駆り立てるといった感情を動かしたり価値を提供している記事

これらの3つ。そしてライティング初心者の方はレベル2ができていないのに、いきなりレベル3の「感情を動かす記事」や「価値のある記事」を書こうとするのです。

記事を読んでて「ん、脱字かこれ?文の表現もおかしくない?てか読みにくくない?」と一度でも思われてしまうと感動に繋がるわけがありません。せっかく時間をかけて作った記事も、読んでる途中で離脱されてしまいます。

Webライター/編集者に申す!「素人ほど足し、プロほど引く」のである!

これ全ての業界に通ずると思うんですけど、素人ほど余計なものを「良かれ」と思って付け足し、プロほど無駄を省いてシンプルにするんですよね。

 

ライティングも全く一緒で、素人さんほど余計な文章をダラダラつけがちです。

文章において省くべきもの、気をつけるべきもの、意識してほしいことを以下に詳しく解説するのでチェックしてみてください。

まず「読者は記事なんて読んでいない」という意識を持とう!

 

これ意外にみんな分かってないんですけど、

  • 記事は「タイトル」と「アイキャッチ」で読まれるかどうかがほぼ決まるので、SNSに流したところでクリックすらされてない
  • ようやく記事をクリックされたとしても70%の人はリード文(最初の見出しまでの序文)で離脱
  • ほとんどの人は本文を流し読み(見出しや画像しか読まない)

という前提条件を理解してません。

「読者はちゃんと記事を最後まで読んでくれてる!」と自惚れてるからこそ必要のない文をだらだら書いてしまいます(初期の自分がまさにこれでした)。

まずは「せっかく時間かけて記事かいてもどうせ誰も一字一句ちゃんと読んでない」という事実を受け入れましょう。Webの記事ほど流し読みされやすいのでそんなもんです。

これを理解してこそ、「ではどうすれば最後まできちんと読んでくれるだろう?」と試行錯誤できるわけです。

読みやすい記事を目指すためにもっと省くべき4つのもの

1.主語や句読点、読点

かなりやりがちですが、「僕は」などの主語や読点・句読点が多すぎます。少なすぎると逆に読みにくいですが、多すぎると不快です。

バランスが非常に大切なので他の結果を出しているブロガー/ライターさんの記事を研究しましょう。

2.多様な参照リンク

「良かれ」と思ってなんでもかんでも参照リンクをつければよいという話ではありません。あまりにも多すぎるリンクは読者を逆に混乱させてしまうことになります。

「記事の途中でリンクをクリックする=あなたが一生懸命書いた記事の途中で一時的に離脱される」という意味を理解してますか?

参照リンクや関連性の高い内部リンクを貼り付けることはSEO的にも重要ですが、何も考えずあれこれ貼り付けることはNGです。

3.無駄な色使いや装飾

執筆初心者ほどやりがちなのが太線などの強調や、、そしてマーカーといった色使い。カルフルがすぎると結局どこが大事な(読んでほしい)文章か分からなくなって情報が伝わりません。

色使いのない画一的な文も読まれにくいですが、しっかり色には意味合いを持たせ「ここぞ!」という時に使用しましょう。

例えば僕はこのブログでは

  • まあまあ強調したいこと→太線
  • 絶対に読んで欲しい文章→黄色マーカー
  • 危険や注意点を伝える文章→赤色

基本的に文字の装飾はこれくらいで、特に読ませたい文章はさらにピクセルを変えたり、フォントを変えますが、多用はしません。

また、エモい記事(感動を狙うエモーショナルな記事)はあえて装飾や色変えは一切しません。言葉だけで心に訴えるためです。

4.無駄な改行

経験上、「改行が少なすぎる人」より「改行が多すぎる人」の方が多いです。特にスマホからの流入が7~8割と言われる時代、改行が多いことは読者へのスクロールの負担を増やすことにも繋がります。

ここもバランスが重要ですが、不自然に合いた記事と記事の間の余白は、読者が感じる「違和感」の元になります。記事が完成したら必ずスマホから記事をチェックしましょう。

逆にWebライター/編集者がもっと足すべきもの・視点

 

「素人ほど足し、プロほど引く」と最初に述べましたが、逆に素人の人に足りなさすぎると思うものを説明していきます。

これらを本文に足すことでさらに読みやすくてストレスのない文章に仕上がります!

①見出し(h2タグ、h3タグ)で記事を読ませる

最初に述べたように読者のほとんどは

  • タイトル(とアイキャッチ画像)
  • 見出しの文章
  • リード文
  • 本文中の画像

を流し読みしており、記事の本文はろくに読んでおりません。ですので、見出し(h2タグ)を読んだだけで記事の内容の7割が分かるような記事作りを心がけましょう。

見出しから次の見出しにパスしていくイメージです。見出しにいれる文字で読者を惹きつけることができれば、その下の本文を読んでもらうことができます。

また見出し(h2タグ、h3タグ…)にキーワードを入れることはSEO的にも効果は高いので、狙ってるキーワードは自然に挿入していきましょう。

SEOを狙う場合は見出しに積極的にキーワードを入れよう

SEO対策の基本中の基本「見出しの中にキーワードを入れる」

例えば「LCC」というワードの上位表示を狙って記事を書くならタイトルはもちろん、各見出しにも自然にキーワードを入れることが効果的です。

「LCC パッキング」というワードならそのどちらも入れましょう(不自然な文体になってはいけませんが)。

見出しや構成を先に作って記事を書くのもアリ!

特に駆け出しのライターさんは上から文章かいてると構成がグチャグチャになってしまうケースが多々あるので、「先に見出しを作ってから書く」方法も効果的です。

自分は先に作らずに上からバーっと書いて、後から微調整入れて行くタイプなので、ここは自分に合うやり方を見つけた方がいいと思います。

②入れるべきところに適切な画像を挿入する

ライターさんの記事を編集していて感じるのは「入れるべきところに入れるべき画像がない」ということです。

しつこいほど言いますが読者は基本流し読みなので、いかに視覚的にイメージを伝えていくかが重要です。イメージしやすいように必ず画像を入れましょう。

フリー素材の多用は注意

ライター初心者さんがやりがちなのが、挿入する画像がフリー素材だけで固まってしまうケース。

フリー素材はお金がかからない上に簡単にダウンロードできるので確かに便利ですが、それだけに寄ってしまうとオリジナル性の弱い記事が完成してしまいます。

逆に目を引く個性的な写真を用意することで、その1枚で最後まで記事を読んでもらえるかもしれません。

フリー素材を使うにしても加工してオリジナル画像に変える一手間を加えましょう。その積み重ねが個性的な記事を生み出すことになります。例えば下記の画像はフリー素材に加工を加えたもの▼

③リード文(序文)に全力を注ぐ

読者がせっかく記事に入ってきても、最初のリード文の時点で7割のユーザーが離脱すると言われてます。

リードを軽く読んだだけで「この記事は自分にとって読む価値があるか?有益かどうか?おもしろいか?」を判断するからです。

まずここを突破しないことには記事の100%読了に繋がりません。リード文に全力の力を注ぎましょう。以下抑えとくべきポイントです。

  1. ターゲットとなる読者を列挙→「これはあなたに対して書いてますよ」と自分ごと化させる
  2. 読者が解決すべき問題を列挙→問題の解決方法に興味を持たせる
  3. 記事の全体像を先に解説→先に答えをすべて見せることで次に進ませる
  4. どんな実績を持つ誰が書いてるのか説明→権威性を持たせることで読者を信用させる
  5. 記事を今読むべき理由を説明→離脱を防ぐ
  6. 解決策を実行する簡便さを説明→どれだけ簡単にできるかイメージさせる

あなたはちゃんとできてますか?しっかりチェックしましょう。

④インタビュー記事はタイトルにこだわる

 

「記事はタイトルで9割決まる」と思ってるのですが、インタビュー記事ほどタイトルが重要です。

よくインタビュー記事のタイトルは「○○さんに取材してみた」になりがちですが、一般人への取材ならまず記事のクリックすら至らない可能性があります。「誰だよそれ」って感じですからね。通用するのは有名人や有名企業のネームバリューだけです。

オススメはタイトルの最初に本文中の刺さる一言を付け足すこと。

例えば

(変更前)キャッシュレス社会北欧スウェーデンでバスキングする旅人。ギタリスト山下恭平さんにインタビュー

という記事。

上記のタイトルだと「スウェーデンに反応する人orギタリスト山下恭平さんを知ってる人or興味ある人」しかクリックしません。僕が出したタイトル案はこちら。

(変更後)「日本でくすぶってるアーティストこそ旅に出よ!」キャッシュレス社会スウェーデンでバスキングするギタリストの話

最初に「日本でくすぶってるアーティストこそ旅に出よ!」という本文中の一言を付け足すことで、実際にアーティストさんも読者として幅を取ることができます。できるだけ多くの人に刺さる、多少盛ってるくらい大げさな言葉の方がちょうど良いです。

また体感的にインタビュー記事はSEOに弱いのでタイトルは長くても問題ないと考えます(もしSEOを狙うなら例外)。

また、「写真にこだわる」などインタビュー記事に必要なテクニックはこちらの記事に書いてるので、あわせてお読みください。

関連記事ブログ初心者はインタビュー記事を書いてPV増加を狙おう

⑤ボックス+箇条書きを活用する

ワードプレスであれば簡単に本文を装飾することができます。僕が特に活用して欲しいと思ってるのは、「ボックス」と「箇条書き」です。例えば以下のようなスタイル。

情報がまとまり、一気に読みやすくなります。

⑥できるだけ情報は統一させる

例えば記事中で「Webライター」という単語を最初に使ったのに、 次の見出しでは「WEBライター」だったり、さらに次の見出しでは「ウェブライター」となっていたり…

読み方は色々あれど、情報は1つに統一した方が読者も違和感を感じずスラスラ読むことができます。2回目以降から省略する場合は「インスタグラム(以下、インスタ)」という風に表記すれば問題ありません。

また長文の記事を書く場合も、見出しの順序や構成も全て統一することを心がけましょう。

⑦最終的に何に繋げたいのか、マーケティング視点を持って記事を書くべし

  • 一体この記事を通して何を読者に伝えたいのか(提供する価値の意識)
  • そして最終的に何に繋げたいのか(アフィリエイトリンク?SEOによるPV増加?感動?)

発注側もお給料を支払ってライターさんに書いてもらってるわけですから、リターンがないとメディアが回りません。リターンのない記事は簡単に言えば仕事として成り立ってないわけです。

常にこの記事から何に繋げたいのか、マーケティング的視点を持って記事を書くことが大切です。

また、僕が仕事を依頼したいと思う人はこんな人です。

  1. クイックレスポンスを心がけてる人
  2. 120%の成果を出すつもりで答えてくれる人
  3. 発注側の意図を読み取れる人
  4. 言われた通りに仕事するだけでなく意見をくれる人

関連記事:この4つを抑えろ!仕事を依頼したくなるフリーランスの特徴とは?

特にライターさんは③を意識してみてください。

月商100万円ライター兼編集者の佐々木ゴウさんに「初心者が気をつけるべきポイント」を聞いて見た

フリーのWebライターとしてゴリゴリ稼いでる友人のゴウさんに、「初心者ライターさんが気をつけるべきポイント」を聞いてみました。

るってぃ
どうも〜!講師としてライティング指導したり、編集者として記事の校正も行ってるゴウさんから見て、初心者に足りないものとかってなんですか?
ゴウさん
ざっくりみると、初心者にわりかし足りないのはその文章の目的やターゲット、メッセージを考えるところかなー
るってぃ
みんなあんまり考えずとりあえず文字書いてるって感じなんですよね。
ゴウさん
あとは、論理の飛躍。
るってぃ
ロジックを1から10まで説明できてないということですか?
ゴウさん
論理の飛躍というのは「ターゲットによって必要な論理を飛ばしてる」ってことかな。どんな記事でも1~10まで説明っての必要はないはずで、詳しい人に向けて説明するときはむしろさくっとまとめたほうが伝わりやすいだろうし、完全初心者ならそれこそ0から説明しなきゃだし。とはいえ、ブログって基本的にあまり詳しくない人向けに書くことが多いから、論理は結構詳しく書くかな。飛ばしがないように。
るってぃ
日記とブログの大きな違いはそこですね、「詳しくない人に向けて書けるか」。 SEO狙うならなおさらですね。要はやはり、「誰に向けてこの記事を書いているのか」ターゲットをしっかり把握すること大事ですな。
ゴウさん
あとは、

  • 根拠のない主張
  • 具体例の無い、ノウハウ系
  • 語尾のリズム(~ます、がばかり続く)
るってぃ
うわ〜分かるわ〜。「〜です。〜です。〜です。」って続く文書く人たまにいるもんなぁ…
ゴウさん
田舎フリーランスの生徒には

  1. 記事の目的、ターゲット、メッセージが分かり
  2. リード文がしっかりしてて
  3. 見出し構成で中身が分かり
  4. 論理の飛躍、根拠不足、具体例不足

がなければ、とりあえず◎としてる!

るってぃ
簡潔で分かりやすい!ライティング初心者の方はこの4つが不足してないかチェックしてみてください!

ちなみにいまゴウさんはこういったライティングノウハウを、ほぼ毎日発信してるのでツイッターをチェック!

最低文字数を書いて納品!ではダメ。「自分で考えて試行錯誤できる」ライターを目指そう

クライアントに依頼された文字数を書いたら終わり!ではなく、報酬を頂く以上、

  • 読者に与えられる価値は何か?
  • 読みやすい記事になっているか?
  • 最終的に何に繋げたいか明確になっているか?

を考えながら記事を書きましょう。

これらを意識することでクライアントから信頼され、自ずとライターとして食べていけるようになります。今日から実践してみてください!

僕が書いたブログ記事の書き方やライティングテクニックをまとめた記事一覧はこちらです。

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1 個のコメント

  • なんでもかんでも語尾に「させていただきます」をつける人にイライラします。
    「させていただく症候群」は教養のなさを自ら吊るす行為です。

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