フリーランスとして独立することが不安な人は「心の拠り所」を作っておこう

毎月決まった額の給料が振り込まれることは、大きな心の支えになります。

しかし、その会社を辞めてしまったり、フリーランスとして独立することになれば、毎月変動する給料に対して不安を抱くかもしれません。それに加え、フリーランスにはボーナスも社会保障もありません。

「今の会社を辞めて独立したいけど、上手くやってけるか不安…」

そんな不安を抱えてる方にオススメしたいのが、「失敗したらあそこに帰ればいいや」と思える心の拠り所を作っておくことです。

独立前に「安定した副収入」や「貯金」を作っておくのも大切ですが、実はこの「心の拠り所の存在」こそ、不安を抱えるあなたに精神的なゆとりをもたらします。結果として、思い切った行動や挑戦ができるようになるのです。

「失敗してもニューヨークでダンスで稼げばいいや」

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この記事を読んで色々思い出したんですよね。

海外の人はアートに対してお金を払う文化が根付いてます。

特にアメリカはチップ制度もあるのでその傾向が顕著です。22歳まで海外に出たことがなかった僕にとって、路上でパフォーマンスして普通に生活してる人がいるのは衝撃でした。

観光シーズンのニューヨークとなると、1回のパフォーマンスで多い時で数万円、それを1日に場所を変えて何度も行うわけです。

Dance

だから、「日本で失敗してもニューヨークのあのストリートに戻って踊ればいいや」という考えが根底にあります。

その心の拠り所に、どれほど自分が救われていることか。

日本という世界しか知らなった自分にとって、ニューヨークで得たこの「心の拠り所」は、かけがいのないものです。

Dance2
登校前に混ぜてもらって一緒にパフォーマンスしてたりしてました

詳しくは僕のプロフィールをお読みください。

副収入や貯金よりも、大切なもの

「世界が尊敬する日本人100人」にも選出された日本を代表するデザイナー佐藤オオキさんも、実は同じような考えを持ってます。

会社を辞めて独立する前に必要なものは

などが挙げられます。もちろんこれはあるに越したことはないし、大賛成です。

けれど、フリーランスをやっていて思うのは、実は本当に大切なのは「失敗してもあそこに帰ればいいや」と思える心の拠り所を持っておくことではないか、ということです。

それも1つではなく、複数。あればあるだけいいです。

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東京で失敗しても「おかえり」って暖かく迎えてくれる実家でもいいし、「いつでもうちの会社で働いていいから!」と声をかけてくれる知人でもいい。

本当の自立とは「周りに頼れる(依存できる)仲間がたくさんいる状態」を指すと思います。

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帰れる場所を見つけることで挑戦できる

一度きりの人生、失敗しても本当にどうにかなります。死ぬこと以外かすり傷です。というか日本で死ぬことなんて逆に難しいことだと思ってます。

日本で生きるのなんてイージーすぎるだろ。死ぬ方が難しいわ

将来に対して漠然と不安を抱えている方。そのせいで中々行動に移せない方、もっと世界に出てください。そして外の世界を知ってください。

「失敗してもあそこに帰ればいいや」と思える場所が1つでも見つかれば、行動は大きく変わってくるはずです。

無能サラリーマンからフリーランスに独立するためにやった全てのこと晒す